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北海道新幹線とバス転換

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
北海道新幹線の札幌延伸の時期が、予定している2031年春ごろから延期される方向となっているのは、昨年秋に報道されています。

当初の計画では、札幌の招致する見通しだった2030年冬季オリンピックに合わせて、2030年延伸開業を想定していました。

ただ、様々な事情により札幌市が30年冬季オリンピック招致を見送ったことで、2031年春に延期していたのですが、さらに、遅れる可能性が高まっているとの事でした。

そもそも新函館北斗から札幌への一部区間の工事で最長で4年遅れる見通しもあることも一因にあるようです。
 
さて、その北海道新幹線延伸に伴って、並行在来線のバス転換を前提に沿線の自治体とバス会社との協議が進んでいないとの事です。

なぜ、協議が進まないのかと言うとバス会社の深刻な人手不足が大きな要因となっています。

北海道では、バス路線の廃止・減便が進んでいます。
人口減少による、バス利用者の減少が要因ではあるのですが、人手不足も要因と言える様です。

現在でも人手不足であり、さらに現在の運転手の平均年齢も50歳代となると、8年以上先に開業を予定している北海道新幹線延伸の頃には、現在の運転手は定年を迎えたりしており、鉄道代替としての使命を果たすことに不安がある様です。

バスの運転手になるには、「大型自動車第二種免許」の資格が必要となります。

この「大型自動車第二種免許」を取得するには、21歳以上で、普通自動車免許取得から3年経過などの条件があります。
若い方にとっては、少し高いハードルなのかも知れません。 

そして、この人手不足、特に若い方の手当てが出来ないのは、バス運転手だけでなく、先日もお伝えした「鉄道免許、18歳からに引き下げへ」と同様に、日本の厳しい未来を感じさせます。

本日の1曲は、岡村孝子さんの『夢をあきらめないで』です。
この曲は、タイトルとおり、人生の応援歌という感じですが、そもそもご本人は、応援歌ではなく、失恋ソングとして書いたそうです。
そうは言っても、岡村孝子さんの伸びやかな歌声が心に刺さりますね。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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