見出し画像

【ミシンの練習】ロックミシン「外角のきれいな縫い方」

こんにちは~
ソーイングスクエア管理人です。

本日は【ミシンの練習】シリーズです。

ロックミシン「外角のきれいな縫い方」

こちらをお届けしま~す。

ロックミシンをお使いの皆様、角を縫う時はどのようにされていますか?

例えば、1枚仕立ての巾着袋を縫う場合や、キルティング1枚仕立ての手さげバッグなど、ぐるりと生地を1周ロックミシンでかがることってありますよね?

そのような時、1辺ずつロックミシンをかけて、毎回端の糸の処理をするのってかなり手間ですよね。

ロックミシンでも家庭用ミシンで角を縫う時と同じように端まできたら
布を90度回して続けて次の辺を縫うということができます。

今回はその角を縫う際にきれいに縫うために必要なポイントを丁寧にご紹介しますね~
自己流で適当にしているという方も、是非最後までご覧ください。
ちょっとしたポイントを押えるだけで仕上がりにかなりの差がでますよ~✨

今日はこちらのbabylock(ベビーロック)のSakura(サクラ)BLS-5Lを使用していきます。


まずは皆さんがやりがちな失敗例から。
失敗その①
角を最後まで縫ってしまって空環が出ている状態で90度生地を回して縫うと・・・※わかりやすいように派手に失敗しています。

このように空環がはみ出てしまい仕上がりがよくないです。

失敗その②
これもよくやりがち。
端ギリギリまで縫ってそのまま無理やり90度回して続きを縫った場合です。
角の部分が寄ってしまってあまりきれいではないですよね。

どちらも、私もよくやりがちな例です😅
もちろん、上記の場合もしっかり端をかがることはできていますし、表からは見えない部分ですので、細かい仕上がりを気にしない場合は、全然オッケーだと思いますよ~

ではここからは、もっときれいな仕上がりにするためのポイントをやっていきますよ~

①角が近づいてきたら一旦止まります。
角の5mm位手前まで、慎重にはずみ車(プーリー)を手で回していきます。

②上ルーパーが一番左にいったところでストップ。(角からだいたい5mm位のところで)

③押さえを上げてから、針糸を手で引っ張って少し緩めます。
針糸を緩めることで布を回しやすくします。
※押えを上げないと糸はゆるみません

④布を90度回します。
針の位置が生地端から1mm位のところに合わせるときれいに端からかがることができます。

⑤この時にアンテナの手前で先ほど緩めた糸を引いてたるみをなくしてあげます。
押えを降ろして次の辺を縫います。

⑥完成!!
端がきれいにかがれていますよね。

裏もこの通り~

ちょっとしたポイントを押えるだけで、仕上がりはかなり違いますよね!

☆ポイント☆
・角の5mm手前で止まる
・針糸を緩めてから90度布を回す
・緩めた糸を引いてたるみをなくす
・生地の端1mm位から続きを縫う

以上を気を付けて縫って頂くと、とてもきれいに角を縫うことができますので、是非みなさんに一度試してみて頂きたいです!

きれいに仕上がると、気分も上がりますよ~♪


ソーイングスクエアではハンドメイドに関するさまざまな情報を発信していきます。
皆様のハンドメイドの参考に少しでもして頂けるとうれしいです。
それではまた次回もお楽しみに~♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?