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布を切る道具も進化してる

今回のテーマは『布を切る道具も進化してる』です


昔は布を切るにはハサミ一辺倒でしたが(それしかなかったので)、今はロータリーカッターという便利な道具があります。刃を変えることでピンキングハサミのようにも切れたり・・・。

布を切る道具は何があるの?

洋裁で使われるのは主に以下の二つ

1⃣ロータリーカッター

便利な道具ですが、刃物なので正しい使い方をマスターして、緊張感をもって使ってほしい道具です。ケガのない使い方を覚えたいですね

カッターの持ち方、布を切る向き、刃の角度など、注意点がいくつかあります。その点をお伝えしている動画なので、是非見てください 。
オンライン講座受講生様用ですが、今回特別に公開しちゃいます。

カッターの他に
カッターマット、ぶんちん(ファブリックウエイト)が必要です

硬い定規、針など硬いものに当てると、刃がすぐ切れなくなります。消耗品なので、切れなくなったら刃の交換は必須です。

2⃣裁ちハサミ

学生時代やアパレル時代はハサミを使っていましたが、ロータリーカッターに鞍替えした今! 正しい使いたかたを人様に語れません・・・。なので

ブティック社さんの動画が分かりやすかったで、ご覧ください~。


裁ちばさみは、縫い代カットしたり、切り込みを入れるのに必要なので、持っていてほしい道具です

とはいっても、裁ちハサミは必需品だったりします

購入するなら、鋼の1万円以上するものでしたら、安心ではないでしょうか。(ざっくりした表現でごめんなさい)お高い買い物ではありますが、正しく使えば一生ものです。良い道具を使うと、技術以上に作品に差が出ます・・・。

ハサミのとぎやさんも各地に有るはずなので、維持管理には困らないと思います。研ぎに出せば、切れ味、刃のかみ合わせの不具合もきっちり直してもらえます。1000~2000円くらいでやってもらえると思います。

裁ちハサミ厳禁なことは
①布以外を切ること。紐、ゴム、型紙、などは絶対に切らない
②落とすこと。故意でなくても床に落とすのは避けたいです

 日々のお手入れ、錆びに注意したり、気使うところはいろいろありますね。

たまにしか使わなくて引き出しにしまいっぱなしの人は、錆防止の紙を利用するのも良いかと思います


文化服装購買 さび止め袋44円 写真お借りしました クリックでショップに飛びます




ロータリーカッターを勧めるわけ


ロータリーカッターのメリット
①待ち針でとめなくても布が切れるので、布がずれなくて正確に切れる
作業が早い
③初期費用が安く済む
熟練の技はいらない(初心者でもすぐ慣れる)

ロータリーカッターのデメリット
①カッターマットを置く広い場所が必要
②ケガに注意

デメリットはあまりないかな・・・床において使う人もいます

ハサミで布を切るのは、慣れ、経験が必要です。
慣れない人が頑張って切っても、切れ目ががたがたになります。
縫い進めていく時に、がたがたの布端はメチャクチャ縫いつらいです・・・。正確さにも欠けます。モチベーションも下がっちゃいますしね

洋裁の経験の長い人があえてハサミを使い続けることに異論はありませんが、これから始める人は無理してハサミで布を切らなくてよいと思います

ロータリーカッター使ってください!!


ロータリーカッター詳細

1⃣サイズ

刃のサイズ 45mm / 28mm 2種類あります。

45mmを普段使い用として使い
28㎜は小回りが利くので、カーブ用、子供服、ペット服など小さいパーツをきるのに使うとよいです。

私は45㎜ですべてのカーブも切っちゃいます。

2⃣メーカーもいろいろ

●クロバー


ホリウチで購入可能 写真もお借りしました クリックでショップに飛びます

●金亀(KAI)

ロック解除などせず、使い始めれば刃が出て布が切れるのでストレスがありません。私はこちらを使っています。

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●オルファ


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小さいサイズもあります


 小回りが利く 28mm

28㎜は小回りが利くので、カーブ用、子供服、ペット服など小さいパーツをきるのに使うとよいです。


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洋裁道具の記事にもハサミとロータリーカッターについて書いています

ピンキング用の刃もある


最初見つけたときは、目からうろこ・・・。
ピンキングハサミってお高いけど、これなら躊躇なく買えちゃいました


最後に

ロータリーカッターの使い方
裁断のプロの方の動画がメチャクチャ参考になりました。チャンネル登録しちゃいました。


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