住宅営業マンって、自分が売っている家に住んでいる人って、想像を絶する程に少ない。大手ハウスメーカーのやり手営業マンは、マンションに住んでることが多いですね。

自分では住みたくない家を売る営業マン

もちろん、営業なので、自分が買いたいと思わないものを売るのも仕事！とも言えますが、家なんでね、施主は35年ローンを組むんでね。なんか、気持ち悪いは悪い。

そもそも、営業マンの心が疲弊していくと思うんですよね。仕事だからと割り切るものの、やっぱり人間ですからね。

仕事のために「自分では買いたくないものを売る」っていうのは、なんだかこれから時代遅れになっていくんじゃないかなと思いますね。

「自分だったらこんな家に住みたくない～。割高だし、性能微妙だし、俺たちの給料どかんと乗っているし、福利厚生良いし…」とか思いながら、お客さんに提案するのって、やっぱ嫌じゃないですか。

する方もされる方も。

こんな質問したら怒られるかな

住宅会社の営業に、こんな質問をぶつけてみたらどうですか。

『ちなみに家はどこで建てましたか？社員の中で自社で家を建てた人はどれくらいいますか？』

この時の反応を見てみるとおもしろいです。待ってましたー！って感じだといいですよね。もごもごしてたら、ダメかもね。と思います。

新築戸建を建てた社員のうち、半分以上は自社で建てていてほしいところ。正直に答えてくれるかはわかりませんが。

さらに本音がでるのは

社員よりもっと本音がでるのは、職人。

『職人さんで御社で家を建てた方おられますか？』

職人は複数の住宅会社の内情を知っているので、職人がその住宅会社で家を建てていたら、本物。職人って正直なんでね。

余談ですが、自社で家を建ててないのに、「自社で建てました！」と嘘をつく"スーパー営業マン"もいるらしいので、参考程度にはしてください。なんとも闇だな～とは思いますね。こわいね、住宅業界って。

せやまが考える家づくりの最適解は？

各建材のプロが、自分だったらこれを使う！を集めて家をつくるってこと。

「屋根屋さんが、自分の家に使う屋根材は？」
「窓メーカーの技術屋が、自分の家に使う窓は？」
「構造屋が、自分の家に持たせる強度は？」
「職人が、自分の家を建てたい住宅会社は？」

…この積み重ねに最適解があると確信しています。もちろんコスパも含めての選択でないといけません。

私も家のプロですが、各建材の知識は、各建材の技術者にはかないません。なので、複数の同業建材メーカーの技術者と打ち合わせして、技術情報を聞き、おすすめを聞き、理由を聞き、根拠となるデータを聞き、を繰り返し、総合的に判断して、ちょうどいい塩梅の建材をセレクトしています。

お決まりの質問は、

「で、自分の家だったら、何を使いますか？コスパも踏まえて、ですよ。」

です。

家以外もそうじゃない？

日本人って本音と建て前で生きてるけど、自分事になると本音が出ると思うんですよね。

「保険屋さんが自分でどの保険に入ってるか？」
「塾講師が自分の子供をどこに通わせているか？」
「シェフがここぞのデートで使うお店は？」

ここに最適解があるはずです。間違いない！

まとめ

自分が本当に良いと思ったものだけをすすめられる世界になるといいな～

まずは住宅業界からやっていこ～闇深いから…ということでした。

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【マニアック性能評価】ハウスメーカーの性能を詳しく評価
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【住宅会社紹介】基本性能が高い工務店をエリア別に紹介
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