二世帯2

二世帯住宅を建てるなら大切にしてほしい2つの考え方

二世帯にすべきかどうか…と悩んでいる方も多いはず。そんな方向けに、二世帯住宅を検討する上での基本的な考え方を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

【結論】二世帯住宅を建てるなら大切にしてほしい2つの考え方

二世帯住宅を建てるなら大切にしてほしい2つの考え方は、以下の通り。

①夫の両親との二世帯は極力避ける
②必要以上に家をでかくしない

①夫の両親との二世帯は極力避ける

これは鉄則中の鉄則。夫の両親との二世帯住宅は極力避けましょう。

家庭が円満になる秘訣は、妻のストレスが少ないこと、妻が笑顔でいること。その妻が最もストレスを感じやすい嫁姑問題を抱えながら、毎日生きていくというのは、なかなかハードです。

「仲が良いから大丈夫だよね?」と安易に考える夫へ

もし夫の両親との二世帯を検討しているなら、奥さんに慎重に慎重に意見を聞いてあげてください。「仲が良いから大丈夫だよね?」と安易に考え、話を強引に前に進めてしまうと、後々大爆発の恐れがあります。

よほど仲が良く、妻が「全く問題ない!むしろありがたい」くらい言ってくれるならいいかもですが、仲が良くても、嫁姑は気を遣うものです。

気を休めるはずの家で、全然気が休まらない…なんてことにならないように気をつけましょう。

妻の両親との二世帯ならいいの?

ありですね。妻の両親との二世帯であれば、夫が我慢すればいいだけなんで。繰り返しますが、家庭円満の秘訣は、妻のストレスが少ないことです。

実際に、妻の両親との二世帯は、すごく円満に過ごしている家族が多いですね。もちろん、夫と妻の両親の仲が良いことは必要ですが、妻と夫の両親パターンより気を遣わなくていいでしょう。

②必要以上に家をでかくしない

二世帯住宅って、ついつい大きくしたくなりがち。住む大人が多いですし、予算に余裕があることが多いですからね。

ただ、いずれ人は死にます。特に両親が早く亡くなるでしょうから、広すぎる家は管理が大変なだけです。

家にはなるべくお金をかけずに、家族の思い出づくりにお金をかけた方が、限られた人生の時間を有意義に過ごせると思います。

将来を考えて今できること

一部を賃貸で貸せる間取りにするのは、ありですね。予算の関係もありますが、玄関ドアを2つ作り、完全分離型にしておくことを推奨します。

あと、音の対策はしておきましょう。生活リズムが違う親世帯と子世帯がストレスなく暮らすためには必要ですし、将来賃貸で貸す場合にも効いてきますね。

将来、子どもが結婚して家族で住んでくれたらいい

その考えはやめましょう。そうならなかったときにショックでしょうし、期待される子どもは大迷惑。それは子供が自分で決めることです。

まとめ

夫の両親との二世帯を避け、家を大きくし過ぎないことを意識しましょう、という話でした。こんな話をすると、

「うちは俺の両親との二世帯だけど、うまく行っているよ!」という意見をもらうことがあります。すべてに当てはまる話ではないので、当然うまく行くこともあるでしょう。

でもね、うまくいってるのって、誰かの努力の賜物だということは認識した方が良いとは思います。妻の頑張りです。ほぼ間違いなく。

妻の頑張りによって成り立っているということを、夫は忘れてはいけません。妻が両親とうまくやってくれている部分が大きいので、それを当たり前と思わず、感謝の言葉を伝えましょう。

逆に、妻の両親との二世帯の場合でも同様。夫の頑張りによる部分が大きいでしょうから、奥さんは旦那さんに感謝の言葉を伝えてあげましょう。

ま、二世帯に限らず、見ず知らずだった大人が一つ屋根の下で暮らすわけですから、互いに頑張ってうまくやっているわけです。なので、日頃からパートナーに感謝の言葉を伝えられるといいですね。

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