「薬物使用者へのバッシングが薬物使用の抑止になる」という考えに一言【テキストせやろがい】


お〜い!某局でやってる某お昼のワイドショー番組某イキング〜!



自分ら「メディアやがバッシングすることで薬物使用の抑止になるから叩くことも必要」ってトークが展開してたな!

そういった罰を与えて抑止しようという狙いは分かる!

実際、これまで世界は薬物使用に対して厳罰をくだすことで抑止しようとしてきた

けど、罰で押さえ込もうとしても薬物使用が減るどころか逆に世界中で増え続けたんや!

薬物使用で罰を受けた方のなかで、薬物を再使用してしまうタイミングとしてダントツで多いのが

出所直後、そして保護観察や執行猶予の期間直後や!

こういったことからも、罰の力は薬物使用の抑止力として非常に限定的!というのが世界的な共通認識なってるんや!

なんか俺もその気持ち正直分かるねん!

「お前痩せなあかんからお菓子食ったらしばく!」って言われたら「見つからんようコッソリ食お」て思てまうし

「3日間ご飯抜き!」って言われたら4日目に死ぬほど飯食うと思うねん!

つまり、そもそもダイエットしよう!という意思を自ら持てへんと、絶対痩せられへん!

薬物に関してもそうで

「治療しよう!」という前向きな気持ちを持てるようにすることが大切や!

といったことが理由で、少量の薬物使用や所持は逮捕ではなく病院行かして治療!という

薬物の非犯罪化が世界的な潮流になってるんや!

薬物は犯罪だからほかのアルコールやギャンブルの依存と同列に語るのは違和感がある、という声もあるんやが
むしろ同列に語った方が良いのでは?になってきてる

ほんで、薬物を販売する!といった行為に対して発揮されるのが

罰の力や!そこは厳罰を下して取り締まる!で抑止しよとなってる!

薬物使用した人は治療、販売した人は厳罰で抑止、という2つのアプローチで薬物使用を減らそうとしてるわけや!

ここでメディアの報じ方の話に戻ろ!
メディアが叩くことで、治療に取り組んでる人が、回復したら社会復帰できる!という希望を失って治療へのモチベーションを削いでしまう!

メディアのバッシングは薬物使用を減らすアプローチの一つを阻害してるんや!

人は希望に向かってしか頑張れへん!

「痩せへんとしばくぞ!」って言われるより、「痩せたらディズニーランド連れてったる!」の方が

おっしゃやったろ!ってならん?

だから、依存症は回復すること、社会復帰できること!をメディアは伝えるべきやと思う!

ほんで、回復の道を示したら「回復できるならクスリやってみよかな」って思う人が増えるだろ!という意見もある!

そこで活躍するのが、薬物依存からカムバックした人の存在やと思う!

薬物使用で体がどう壊れてしまうのか、死ぬまで続く依存症治療がいかに過酷で壮絶なものか

この体験談こそが一番の抑止になると俺は思う!

だから、薬物依存の方の社会復帰を妨げるようなCD回収とか作品お蔵入りとかは

そういう意味でも悪手やと思う!

最後になるけど、薬物使用を減らす方法について、世界はアップデートしていってる、だからメディアは


〜後書き〜

ピエール瀧さんがコカイン使用の疑いで逮捕された際に、こんな動画を作成した。

この動画に対して、某お昼のワイドショー番組と同じく

「薬物使用者をメディアがバッシングするのは、薬物使用の抑止になるから必要」といったコメントを多数頂戴した。

しかし、残念ながら上記の通り「厳罰」や「見せしめ」では薬物使用は減らなかった。

罰が薬物使用を減らせない理由として2点挙げられる。

①「犯罪だからダメだ」と罰しても、刑期を終えたら再使用をする。

②治療しないとやめられないが、捕まることを恐れて治療施設に行かず薬物使用を続ける。

薬物使用が犯罪だから、薬物使用が減らないというなんとも歯がゆい状況があった。

なら、もう薬物使用そのものは犯罪じゃなくして、治療させた方が薬物使用減るんじゃね!?

ということで、薬物の非犯罪化が世界的な潮流になっている。

(ここで強く言っておきたいのが決して薬物使用を擁護したり、推進したりしようとしているのでは無い。「薬物使用を非犯罪化した方が、薬物で不幸になる人が減るんだったらそのほうがいいよね」ということ)

ということで、「薬物使用者へのバッシングは抑止になる」という言説に対するせやろがいを作らせてもらった。

今回、実はいつもみたいに動画にしようと思って撮影にも行ったのだ。

では何故今回このような形の「テキストせやろがいになったのか?」

その理由は、撮影した映像を見ればお分かりいただける。

風強過ぎて何言ってんのかわっかんねぇ

ほとんどの素材がこんな感じ…

雨降ってる中、びしょびしょになりながら撮影したのに…

ほとんどの素材が使えにゃい…

もう一度撮影に行く心のスタミナが無くて、今回は初のテキストせやろがいになったわけでございます。

もしこのnoteに対して嬉しい反応が多買った場合は僕の心のスタミナが回復して再度撮影するかもしれません。

あと、どうでもいいんですけどなんか面白い感じのNGシーンも撮れたのでよろしければご査収ください。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

こちらのサポートは、次のせやろがい動画の撮影費用となります。飲み代とかに使ったりしません。多分。いやぜったい!