2024SFC修行をはじめました #0

皆さんは「SFC修行」となるものをご存知でしょうか?
SFCとは全日空(ANA)の上級会員制度のことで、「飛行機に乗った人」だけに付与される「プレミアムポイント」(いわゆるフライトポイント)を年間で5万ポイント以上ためた人だけが発行できる「スーパーフライヤーズカード」(通称SFCカード)を所持している人に与えられるステータスです。
このSFC会員は、1年間に5万ポイント以上ためてSFCカードを発行すれば、カードを解約しない限り(またはANAが規約を変更しない限り)生涯に渡ってANAの上級会員になることができます。
また、このSFC会員とは別にANAには、上からダイヤモンド会員、プラチナ会員、ブロンズ会員の3つのステータスがあり、こちらも一定のプレミアムポイントをためた人に付与されるステータスですが、この3つのステータスはSFC会員とは異なり年間会員になるので、飛行機に乗らなくなると次の年は上記3つのステータスを剥奪されます。ただし、SFCカードを発行していればSFC会員はそのまま保持されます。

この3つのステータスのうち、ダイヤモンドに関しては、プラチナ会員以上に手厚いサービスを受けることができるので、毎年ダイヤモンドを維持するための「ダイヤモンド修行」あるいは「ダイヤモンド防衛戦」をされる猛者もいれれるほど…。
話をSFC会員に戻し、このSFC会員を上記3つのステータスに当てはめるとほぼ「プラチナ会員」に相当するサービスを受けることができます。
例として空港サービスであれば、ANAラウンジの利用権や優先チェックインに専用保安検査、搭乗時には一般客(非ステータス保持者)よりも優先搭乗ができるなどのサービスを受けることができます。
他にも、予約時には先行予約や満席時の空席待ちの優先予約などのサービスを受けることができます。
ただし、空席待ち関しては、優先順位がプラチナ会員>SFC会員になるなど、一部のサービスでSFC会員が受けることができないサービスやプラチナ会員が優位になるなどの差別化が図られています。



1.はじめたきっかけ

 エアライン修行はテレビ番組で芸能人がしていたこともあり、存在自体は知っていましたが、飛行機の運賃が高額という勝手なイメージがありました。

 そもそも旅行は大好きなので、シーズンごとに各地に行って楽しんだりしていましたが、基本の移動は新幹線などの鉄道メインで、飛行機を使っての旅行はあまりしていませんでした。
旅行自体が目的を持った旅行をすることが多く、例えば2020年の旅行は、コロナ禍真っ只中で、コロナ以前は観光客が多くて風情を楽しむことができなかった場所をメインに、京都や飛騨高山などの静かな場所に、21年は、コロナが増えたり減ったりする中で、普段なかなか行かないような地方や地方の温泉を中心に、22年はコロナ禍からの回復の中で、観光以外でも旅行の意義を見出すという理由からホカンスなど高級ホテルなどでステイを楽しみながら各地に足を運ぶなどの目的を作りながら旅行を楽しんでいました。
 23年は旅行の目的を定めず、「自分が行ってみたい場所に行ってみる」という目的()の中で行った北海道旅行では初めて飛行機旅行をしました。旅程を組んだり、ホテル選びをするなかで、飛行機選びをしたときに感じたことが、
「あれ?航空運賃って思ったよりも安い!?」「なんなら関西から東京まで新幹線で行くのと、関西から北海道に行く飛行機ってほぼ金額おなじ!?」
という感想でした。
 つまり、私が「航空運賃が高い」と感じていたのは、フレックス運賃(通常普通運賃)といわれる予約変更ができたり当日予約できる運賃も高いが柔軟性も高い運賃ばかり見ていたせいでした。
航空会社では普通運賃のほかに、早割というそのままの通り早く予約すれば安い運賃があり、その代わりに予約変更ができなかったり、キャンセル料が高いという運賃設定があります。
 この「早割運賃」を知った私は、飛行機に対する親密感というか距離が近くなり、これから飛行機旅行を増やしたらいいのでは?と思いました。 
 そして私が2024年の旅行をする目的を「エアライン修行」を含めた飛行機に乗って旅行や観光をするに決めました。
ちなみに、なぜ「ANA」なのか。それは、よく使う空港や旅行先がANA便(含むコードシェア便)が多いこと、いちばんは2023年でJALの「JGC修行」が実質的に終了したことにあります。

2.私が課した条件

さて、上に書いたように2024年の旅行の目的が

「エアライン修行」を含めた飛行機に乗って旅行や観光をする

ということにあるので以下の条件をつけました。
1)安易なOKAタッチなど単純なフライトの制限
 SFC修行やJGC修行では「OKAタッチ」や「OKA-SINタッチ」といわれる効率よくポイントを稼ぐためにOKA(那覇空港のコード)と羽田空港を単純往復するという方法や那覇空港から羽田空港経由でSIN(シンガポール)へフライトするルートなどがあります。
上記の方法は修行僧には定番で、羽田~那覇便は本数も獲得ポイントも多く、さらには1フライトあたりのポイント単価も低く、5万ポイントすべてをOKAタッチで済ませるという人もいるぐらいです。
ただし今回は、「旅行や観光」をメインにSFC修行をするというのが目的なので、OKAタッチや石垣タッチといった、飛行機に乗ってそのまま折り返すというタッチ修行を基本的には禁止…とは言いませんが、SFC修行をするにはOKAタッチの厳しさも経験すべきだろうということで、OKAタッチや石垣タッチをメインとした修行は禁止としました。
2)まだ行ったことのない都道府県にも行ってみる
 過去の旅行でもまだ行ったことのない都道府県がいっぱいあります。
飛行機旅行の醍醐味といえば遠距離旅行だと勝手に思っているので、今年は飛行機旅行で行ける県にいっぱい行こうと思っています。
3)出張などで搭乗した便もSFC修行に換算してOK
 年に数多くない飛行機を使った出張がありますが、それはSFC修行の1フライトに換算してOKにしました。これは会社にも確認済みで、飛行機に搭乗して得たマイルを個人のものにしても問題ないという回答をいただいたので、このようなルールにしました。
4)楽しむ
 これに尽きます。修行といわれるからには単純フライトで「なんで無駄金はたいてこんなことするんだ」と自己嫌悪になるという過去の修行僧の言葉がありました。
今回は、旅行をメインのSFC修行にするので旅行を楽しみながら「ゆる~く」SFCを取得します。

3.旅程

 運賃が高くなるお盆や繁忙期を避けて、なるべく運賃が低い平日休みの日を使って、1年まるまるつかって達成します。

4.さいごに

写真少なめです!

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