トレーニングマシーンのAK12マーチ、BLITZ製車高調ZZ-Rのフロントスプリングと前後サグを変更してから３ヶ月。

　現状のクルマの動特性はバネ上固有振動数が 前＜後 なので、ステアリングの過敏さを押さえて直進性を確保、ブレーキやスロットルでピッチング挙動が現れて操る楽しさと扱い易さを重視した仕様。吊るしの車高調みたいに前勝ちでピクピクのステアリングぢゃあツーリング帰りで疲れてきた時にフラフラして余計に疲れますからねぇ。
　跳ね返りとして、ステアリングを入れた際にフロントのロールが早くて深くつんのめる。相対的に低下しているフロントのロール剛性不足を補うために、ダンパー減衰力は 前＞後 としていますが、ホイールレートからみるとフロントが減衰力過多な状態なので、路面の不整段差で突っ張り感やボディの引き落され感が出ています。

　このバランスを補正するために、フロントスタビライザーの交換を検討していました。スタビライザーは連結された左右のサスペンションアームが逆方向にストロークする際に捻りバネとして作用するので、ホイールレートを上げるのと同様の効果が得られます。従って、フロントスタビを太くする（レートを上げる）とロール時のバネ上固有振動数が上がり、現状のリヤ勝ちのアンダー特性から前後差が縮まってニュートラルステア方向になる事で、より舵が効いて曲がりが得られます。
　コーナー出口に向かってステアリングを戻す事でロールが減り、スタビライザーで付加されていたホイールレートが消えて元のアンダーステアバランスになってリヤタイヤを使った加速旋回を楽しむ。　って寸法です。

　さて、使えそうな純正部品を探すと、、、

・AK-12用：54611 4V01A（Φ18.0）
・YK-12用&12SR前期：54611 4V11A（Φ20.0）
・C11用 & 12SR 後期：54611 EW01A（Φ22.0）

この中から中間のΦ20.0仕様をヤフオク！で見つけて、ポチッとな。しました。

　早速交換と行きたい所ですが、先達の足跡を見るとサス交換みたくチョイチョイとは行かないようです。
　単独作業だと工賃が高そうですが、ゼロ発進のクラッチミートでジャダーが出てるので、ロワトルクロッド交換と合わせてディーラーにお願いしてしまいました。

　車を引き取ってそのまま雨の中を徘徊ちゅう ♪　トルクロッドのゴムブッシュはしっかり亀裂していたので、交換後は発進時のジャダーが消えて超快適 ♬
　まだタラーとしか走っていませんが、スタビライザー交換の効果は絶大です。グラッって初期ロールが減ってもんげー走り易くなったし、コーナー中ほどではグイグイ曲がります 🎶　これは楽しいぃ

　早くドライで走らせたーい

ではまた・・・