2020年を予測する

2年後を予想しよう。いま、まさに人生の岐路に立っている。

東京五輪は、日本の経済的な頂点となるだろう。あとは落ちる一方だ。格差はますます広がり、クラスタによる分断は激しくなる。空き家はますます増える。東京60キロ圏内といわれた「首都圏」は40キロ圏内に縮小する。


●分岐点ー未来は3つ


3つの選択肢がある。リスクを負うか、負わないか。そのリスクは、目まぐるしく変わる時代に合致した、許容範囲のライン上にあるか。切実に「いま」考えるべき理由は、38歳という年齢にある。

2年後の「理想」は、子どもが生まれ、家族がもう一人増える。一般的な夫婦2人の4人家族。その時、母親と同居するほうがいいのか、決めあぐねている。一緒に住むストレスと、別々に住むことによるストレスと金銭的損失を天秤にかけた場合、前者のほうがはるかにマシではないかと結論が出た。しかし、今の家ではかなり狭く、転居するとなると、どの場所・どの形態も一長一短あるため、今の時点では決断できない。


(1)新築マンション:今の価格水準は全体的に割高。間取りが画一的
(2)中古マンション:立地がいいと割高、立地や内装が悪いと割安だが、将来性に劣る
(3)賃貸:立地や内装がいいと割高。安すぎる物件は、子どもの自尊心を損ねる
(4)中古戸建:立地がいいとまだ高い。インスペクションで性能面がクリアできれば住めるが、次の買い手が見つからず、負の資産になる


●泥舟から逃げ出さずに不利益を被らない方法を考える


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