2017年12月に始まった本格キャッシュレス化、若者向けに進展、分断始まる

2017年12月30日に公開したブログ記事<キャッシュレス社会始まる>をほぼそのまま引用します

支払いから現金をなくすキャッシュレス化、せめて現金の使用割合を減らす「レスキャッシュレス」に賛成します。現金派の方は、まずはコンビニエンスストアなどの全国チェーン店での現金での支払いをやめてみよう。
物理的なポイントカードとスマートフォンアプリ、どちらが使いやすいかはケースバイケースですが、ポイント獲得の最大化よりも、レジでの精算スピードを重視するなら、決済と同時にポイントが貯まるポイントカード機能付きクレジットカード1枚または、ポイントチャージ機能のある公式スマートフォンアプリが最もスマート。ポイント残高も管理もしやすいでしょう。
1ポイントにつき1円相当でも、積み重ねれば万単位になり、決して無視できない金額になります。同時にポイントだからこそ、多くの人は無駄遣いや期限切れによるロストを許容し、おそらく膨大な数のポイントが使われないまま有効期限切れになっているはずです。

本格的なキャッシュレス社会の到来は、情報収集力と時間の有無などによる格差の広がりの始まりを意味します。富裕層以外は、1円1ポイントたりとも、1分たりとも無駄にしてはならない。ここ1年ほど、忙しさを理由に「ポイント貯め」に積極的ではなかったと反省しています。

キャッシュレス化は、「現金をためこむ高齢者」を世間(テレビを見ている層)から批判されずに冷遇する経済活性策。若者で乗らない人には「ぜひ面倒がらずに乗って」とアドバイスしたい。マネーの専門家・FPとは、今はスマホとポイントの専門家であるべき。以前からFPのもてはやしに違和感を覚え、時間をかけてFP3級を取得し、2級取得も考えています。

ただ、住宅ローン減税制度と変動金利1%未満の低金利」が続く限り、2〜10年毎に新築・中古マンション、(一部の条件を満たす)戸建てを住み替えたほうがよく、そのゴールに向けたポイント最大化戦略、分散投資などが必要。FP試験の知識のないアフィリエイト記事は、資産配分を考慮していないので注意してください。人生は一度きり。若い頃の努力、知識、スキルは決して飽きても無駄になりません。


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