見出し画像

Wiiで球ころがし 【 コロリンパ 】 (Wii)

21世紀のマシンパワーが夢を叶えた!

前回レビューした「TAMA」は非常に惜しいゲームであった。あれがもしもっとサクサク遊べる操作性だったらきっと面白いのに…。
そんな僕の願いを実現化してくれたのが、TAMA発売から12年後の2006年に登場したハドソンのゲーム「コロリンパ」だ。テクノロジーは着実に進化しているのだ!

本作はTAMAと同様、盤面を傾けてボールを転がしゴールへと導くゲームだ。そこは全く一緒なのだが大きく違うのはその操作。
Wiiの長所を活かし操作は全てジャイロセンサーで行う。つまりWiiリモコンを傾けるだけで画面上では盤面は傾いてくれるのだ。
おかげでプレイ中はなんとボタンを一切使わずWiiリモコンの傾きだけで操作が出来てしまう。慎重にボールを落とさないようにWiiリモコンを傾ける操作はまさに新感覚!他に類を見ない操作は他のTVゲームじゃ味わえないので本当に面白いぞ!

もちろんボールの動きなどは「物理エンジンで御座い!」と言わんばかりにサクサク動くし快適そのもの。若干カメラが見づらい時もあるけどね。
ステージはたっぷり45ステージ。前半は簡単だが、後半になると難しい精密な操作が常に要求されて手汗が止まらない。
失敗してしまってもすぐにやり直す事が出来るのでゲームのテンポは非常に良く、夢中でプレイしてあっという間にクリアしてしまった。

そしてステージには三段階のクリアタイムトロフィーや隠し要素などがあったり、隠しステージも用意されていたりとやり込み要素もあり。しかも徐々に解放される隠しステージではBGMにスターソルジャーやチャレンジャー、ロードランナーといった往年のハドソンゲームの音楽が流れるというニクい事もやってくれている。おかげでやり込みに力が入ってしまうぞ。

そんなこんなで僕が知らないうちにハドソンがTAMAの後継となるゲームを出してくれていました。おかげでホント楽しめました。どうやら続編も出ているようなので見つけたら購入したいと思います。


DATA

コロリンパ
発売:ハドソン
対応ハード:Wii
発売日:2006年12月2日
ジャンル:転がしアクションパズル



映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん