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2年目を迎えてわかった事【 アズールレーン 】(iOS)

「中国が艦これっぽいソシャゲを出したんだって?何?遠征にケッコンまである!そりゃ艦これじゃないか!やるっきゃねぇ!」
噂を聞きつけた、イロモノゲーマーな僕は好奇心を抑えることも出来ず、早速バッテリーヤバ目のiPhone5Sに噂のゲーム「アズールレーン 」をインストールした。

アズールレーンは2017年9月に配信開始した、大戦時の艦船を美少女に擬人化したキャラクターで艦隊を編成して謎の勢力と戦うシミュレーションゲームである。日本、イギリス、アメリカ、ドイツ、中国、フランスなど各国の艦船が登場し、横スクロールシューティングを思わせるアクション性の強い戦闘が目玉だ。

しかし、遠征システムや最終的にケッコン出来る好感度などなどが擬人化ゲームの火付け役「艦これ」とソックリなシステムが多々見られるのが、僕の好奇心に火をつけた。(ちなみに大戦時の兵器の擬人化したゲームは艦これより「萌え萌え二次大戦(略)」の方が先だけど、知名度がないので知られていない…。)

以下の文章は艦これとどうしても比べてしまう事になってしまっているのでご注意を…。

だけど真似ただけのゲームならただのパチモノで済み、僕も恐らく数ヶ月で他のソシャゲに乗り換えていただろう。
しかし僕は今もこのゲームを続けて毎日遊んでいる。しかももうすぐ2年だ。
それにもうすぐアニメ化も控えているではないか。

何故本作はこの戦国時代さながらのソシャゲの世界で生き残っているのだろうか。そして僕は何故2年もこのゲームを毎日プレイしているのだろうか。

アズールレーンの一番良い点を挙げるなら「ダラダラ遊べる」に限る。
そりゃ難易度が高くなればそうもいかなくなるが、基本はダラダラ出来る。
毎日ちょっとポチポチと数分遊んで放置していけば、キャラのレベルは上がり、溜まったアイテムを使えばキャラクターが増えていく。
煩わしい部分は徹底的に放置出来、失敗してもデメリットは少なく、ボイスが追加されていく数段階の好感度システムと、キャラクターは月に4人はコンスタントに増え、300人以上いるキャラクターのおかげで集めていて面白いし、プレイするたびに新鮮なモノを得られるようになっている。
そして何より無課金でも新規キャラクターが手に入れやすい仕様が艦船を集めていく楽しさを更に高めてくれている。(課金要素はゲームに関係ない衣装など)
又、ソシャゲでよくある他のプレイヤーとの競争もそこまで激しくなく、自分のペースでゆったりダラダラプレイ出来るのも良いところ。

「艦これ」は何度も復帰を考えたが、その難易度と新規艦娘の手に入りにくさに挫折してしまった僕にはこの「アズールレーン」が非常に収まりが良かったんですよね。

だけどこんなにシステムが単純化はされてるかもしれないけど、ソックリなら何か安っぽさが出ると思われるかもしれない。けれど、これが全くない。むしろ「艦これ」と同名のキャラクターは意図的に似せない作りになっており(艦これでは堅実キャラな赤城がアズレンでは恐ろしいヤンデレに、長身な長門がアズレンでは幼女など)新しいキャラ付けがまた新鮮である。
おかげでアズレンと艦これで同名キャラ同士の二次創作が結構面白かったりする。
ゲームとしても堅実でやり込み甲斐と戦略を求める作りが遊びに幅をもたせているのも嬉しい。

まぁそんな訳でテレビを見ながら、電車を待ちながら、いろんな所でダラダラダラダラ遊んでいたら2年が経ってしまった。iPhoneは8plusになり、課金総額は1500円程度だが現状キャラクターは大体手に入っている。

新しいキャラを集め、レベルを上げて、次のイベントに備える、流れは他のソシャゲあまり変わらないが気楽にお金もかからずにダラダラドップリ遊べる本作には今後も長い付き合いになりそうです。


映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん