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我が夕飯のお供 【 アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ 】(2009~)

食事時にテレビは欠かせない。何気なく流すだけでも場が和むが、その時間に自分に合う番組はそうあるもんじゃない。興味ない野球、うるさいバラエティ、暗いニュース、そんな中で救いであるのは出川が原付で旅する奴と録画したタモリ倶楽部くらいしかない。
しかしそれでは毎日の営みである食事の時間には足りない。
そんな中Huluで見つけた「アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ」は夕飯の時間に見るには非常にちょうど良い番組であった。

本番組はラスベガスにある「ゴールド&シルバー質店」を営む主人リックと父親のリチャード息子のコーリー、そしてコーリーの幼馴染のチャムリーの4人が売りに来た品々を鑑定して、買い取っていくリアリティショーで、2009年から続いており10シーズン以上続く人気番組だ。

本作はまぁアメリカ版の「開運!なんでも鑑定団」なのだが、出てくる品々は日本とは違いなんともアメリカン。ビンテージカーから古い銃器、第二次世界大戦の制服、スペースシャトルのトイレ、ケネディ大統領の肉声音声の入ったテープ、映画の小道具まで国が違えばお宝も違うのかと言わんばかりに全然違う。その品々から垣間見えるアメリカの文化の歴史がまた面白い。まぁテレ東の鑑定団はあんまり車や戦時下のものは取り扱わないよね。

そして本作はなんでも鑑定団とは違い、質屋の番組なので販売価格と買取価格は違ってくる。客と店員の買取価格の値段交渉の攻防は見所だ。心理戦のような攻防は価値が高ければ高いほど、観てるこちらもハラハラするぞ。

それに質店のメンバーはどれも個性的な連中ばかりで太いオッサンばかりだが、なかなか愛嬌があるので見ていて微笑ましい。

まぁこれがとにかく夕食時に見るには非常にちょうど良い面白さでダラーっと見てしまう。なんでも鑑定団も長年やっているせいで出てくる品々のパターンが見えてきてしまっているので、このアメリカの番組に出てくる品々がどれも新鮮に見えてくるぞ。

そんな訳でHuluやU-NEXT、Amazonプライム、youtubeなどでポーンスターズに遭遇した時は一度見ては如何だろうか。吹き替えも良いぞ。


DATA

アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ
公開年:2009年〜
製作国:アメリカ
配信:ヒストリーチャンネル
話数:15シーズン357話
ジャンル:テレビ番組



映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん