光本勇介氏の「実験思考」という書籍が少し前に話題になりました。

私も電子書籍版を読みましたが、非常に素晴らしいことが書かれていました。なぜかAmazon上での評価は微妙ですが、まあ、好き嫌いが分かれる気はします。「実験」という言葉自体に嫌悪感を抱く人もいるでしょう。

で、同著書を読んで、何も考えずに「自分も先行giveしよう、性善説だ」と思ってただ闇雲にgiveしまくる人がいるとすれば、それは恐らく極めて危険な行動です。

何が危険なのか？

先行giveするためには戦略が必要であり、しっかりと考えるべき点が二つあります。

・そもそも裾野を広げることがプラスに働くビジネスモデルなのか？
・先行giveのために必要となる体力（資金力ほか）を備えているのか？

で、これらをより具体的に考えないことには、先行give型のビジネスモデルは維持できないというのが私の持論です。

とにかく具体化して考えないことには、抽象論である「先行give」の本質を理解することはできないでしょう。

・そもそも裾野を広げることがプラスに働くビジネスモデルなのか？
・先行giveのために必要となる体力（資金力ほか）を備えているのか？

これらについて、以下の部分でより詳細に解説していきます。