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大人にとっての勉強とは

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私はLINE@にて「合理化コラム」を毎日無料で配信していますが、その中でも常に「大人こそ勉強しよう」というメッセージを発信しています。
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勉強というと、義務教育を含めた学校で行うべきものというイメージが強いかもしれません。
学校で実施される定期テスト、高校や大学に入学するためのテスト、それらに向けて授業を通じて勉強するというのが多くの人々にとっての体験でしょう。

大人になって、社会に出て、学校に通わなくなると、勉強しなくなる人の方が圧倒的に多くなります。社会においては仕事をしていれば一定の評価を得られるため、勉強しなくても誰かに怒られることはまずないでしょう。

仕事が忙しい、何かを学ぶ必要性がない、何を学べば良いのかが分からない、といった様々な理由がありそうです。

私は、職業柄、比較的多くの文献等に触れる機会が多く、何かを学んでいる時間も決して少なくないと自負しています。

もっとも、仕事に直接関係する専門的な文献のみならず、全く無関係な分野の文献を読むこともありますし、いわゆる自己啓発本などを読むこともあります。

誰かが開催する勉強会やセミナーに出席することもありますし、自分で勉強会的なグループチャットを運営することもあります。

つまり、仕事に直接必要でない分野についても、積極的に勉強するように意識しているわけです。

そもそも、「なぜ大人が勉強しなければならないのか?」ということについてですが、「勉強しなければならない」という表現自体が不正確なものです。

大人は勉強しなくても、生きていけます。仕事さえしていれば、何とかなります。趣味などなくても、仕事だけしていれば、「それなりの生活」が成り立ちます。

しかし、「それなりの生活」からさらに一歩進むためには、大人も勉強することが必要です。

何を勉強すれば良いのか?という問いを立てる人がいますが、その問いの立て方自体が誤りです。

「何を勉強すれば良いのか?」を知るために、まずは分野を絞らないで勉強しましょう。

勉強方法として最初に取り掛かるべきなのは、やはり「読書」です。読書は場所も時間も選ばずに取り組める素晴らしい勉強方法であり、今では電子書籍やオーディオブックもありますから、スマホさえあればいつでもどこでも気軽に勉強できます。

まずは、読書の習慣を身に付けましょう。

そして、少しでも興味のある本に片っ端から目を通しましょう。ここで大事なのは、あまり時間をかけ過ぎないことです。サクッと目を通して、特に気になる部分があれば精読する、くらいの軽い気持ちで取り組むのがコツです。

自分にとって本当に興味のあることとは一体何なのか?を知るために手当たり次第に読書をすることです。その中で、特に極めたい、もっと知りたいことが出て来れば、そこを深堀すべきです。

「何を読めば良いのか分からない」という状況は、何も不健全なことではありません。無理に分野を絞ってしまって、結果的に勉強が嫌いになることが一番もったいないです。

手当たり次第に読書を続けるうちに、自分がもっと読みたい本の分野が少しずつ見えてきます。見えてきたら、気の向くままにその分野の本をさらに好きなだけ適当に読むべきです。

あくまでも、適当に、気軽に、いい加減に読むことです。大人の勉強には、定期試験も入学試験もありません。また、資格取得のための勉強とは明確に異なります。

大人のための勉強は、自分自身の興味関心や価値観を掘り下げることにその目的があります。やや抽象的な言葉で表現すると、「自分探しをする」目的で行うものです。

自分が何に興味があるのか、逆に何に興味がないのか、それを明らかにする作業こそが「大人にとっての勉強」です。

自分探しをするための勉強、読書、これに究極のキャッチコピーを与えるとすると、こうなります。

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