POST10『やる気の出し方』
こちらのラジオの書き起こしです。通勤通学中に音声で聞きたい方は下記リンク先から
https://note.mu/sg_post/n/n9736c27783a7
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〇やる気は出せるもの?
井上:今回のテーマなんですけど、僕は今日やる気が出なくて困ってるので「やる気」ついて喋っていこうと思います。
坂野:モチベーションってやつですね。
僕は、あんまり困らないですよ。「頑張らないといけない」とか思わずに、「よし、やろう!」って軽い感じで思えちゃうタイプです。
井上:自分のやる気がなくて困ることがないってことですね。それってどうやってやるんですか、やる気が出ない時とかありません?
坂野:えー。事務作業は嫌ですけど、請求書つくらないと生活できないので。だから「誰かにお願いできたら嬉しいな」とか思いながら、死んだ顔でやってます。
井上:そうすると、やる気が出ないことは目に入ってないってことですか?やる気が出ることだけを見て生きてるって感じですよね。
坂野:あ、そういうことですね!
僕は事務作業で「やる気出せ!」とか「テキパキ事務作業しろ!」とか言われたら死にたいなって思いますし。
井上:やる気の出ないことは、やる気ないままやってるんですね。
たしかに、やる気ないところに「やる気出せ!」って言われたら面倒くさい。
〇やる気が出ない時どうする?
井上:うちは『POST』というフリースクールもやってますけど、僕は『いろあわせ』っていう会社の社員でもあるんですよ。会社員やっててすごい苦手な仕事とか やる気の出ない仕事ももちろんあるけど、そこはすごく自由にさせてもらってます。
一昨日も「今日、人と会いたくないな」と思ったから、社長に「休みます」と連絡して、出勤せずに家でできる範囲のことをやるっていう感じで仕事したんですけど、それが許されてるんです。どうしてもお客さんに会わないといけない用事は一日にまとめたりして、なるべく強制力のある仕事は減らすようにしてます。
坂野:へー。僕は塾の生徒に「やる気出して」とか言わないです。やる気なんて出せって言われて出せないじゃないですか。だから「勉強やりたくない」って言われたら、やりたくないんだなって思う。なんでやりたくないのか聞いたりして、それで終わるんですよね(笑)
井上:でも塾だったら勉強させないわけにはいかないですよね。どうするんですか?
坂野:それも期間の問題で、この子の考える力ならこれくらいから準備しないといけないっていうのが大体わかるので、その子のタイムリミットが減り始めたら「嫌なのもよくわかるけど、今テストで点数取れなかったらもっと嫌になるし、とりあえず今回はやってみよう。またテストが終わって嫌になると思うから、続きはその時に考えよう。」みたいなことを言ってます。
井上:一旦やらないとダメなところまではやってもらうけど、また別に嫌な気持ちと向き合う時間もとるってことですね。
坂野:そうです。だってモチベーションって「頑張って出せ」って言われるの嫌ですもん。
〇やる気スイッチ
井上:“やる気スイッチ”が本当にあればいいなって思います。
数字が見えてたら楽じゃないですか。今から一時間分のやる気スイッチっていうのが実際にあって、一か月に使える量とかも決まってるみたいな。
坂野:そうですね~。やる気スイッチに関して僕は、否定的な意見は言えないですよ、、、大手さんにもう既にあるんでね!
やる気スイッチ最高!!押してあげられたらいいなあ!!!
井上:(爆笑)
坂野:いやでも僕は付いてないんですよ、やる気スイッチ。
井上:付いてないんですか。でもさっき「よし!」ってやる気出すって言ってたじゃないですか。
坂野:それは僕が「この子の為になんかしたいな」と思うと自然と湧いてくるというか。
井上:それがじゃあ坂野さんの、やる気スイッチなんじゃないですか?
坂野:あ、じゃあやる気スイッチです!(笑)
誰かのために何かするっていうのは大事なんじゃないかな。みんながみんな、そういうわけでは無いと思いますけど。
井上:たしかに。お金のためにっていう人もいるでしょうしね。
坂野:「お母さんを悲しませたくないから勉強頑張る」って言う子もいますし。
井上:本当のやる気スイッチはどこなのかって話ですね。
僕のやる気スイッチって何かあるかな。気付いたら出てるんですよね。過集中があるので、仕事でもゲームでもやり始めたら勝手にテンションが上がってるから、そこに乗せていくんですよ。「今だったらすごい嫌だった仕事もできるかも」って。やり始めさえすれば、嫌な仕事も大抵すぐ終わるので。
坂野:僕が嫌だなって思ってる事務作業も15分で終わりますからね。その15分がめっちゃ嫌なんですよ。
〇電話が苦手という話
井上:わかります。僕も一本の電話がすごい嫌ですもん。
坂野:あー、電話って嫌ですよね。一回本気で塾から電話を取り除いてやろうかと思ったことありました。なんで自分が毎月電話代を払ってるのかって自己嫌悪に陥るんですよ。
井上:苦手なことをするきっかけを自分で払ってるんですからね(笑)
坂野:そうそう。電話線抜いてやろうかなって思うこと何回もあります。
井上:でも僕、電話は苦手だけど、テレビ電話になると大丈夫になります。人の顔が見えてない状態がストレスというか。顔が見えてると何考えてるか表情が見えるので、全然ストレスにならないんですよ。声だけだとどう思ってるのか、あんまりわからない感じが苦手なんですよね。こっちもどう伝わってるのかわからないし。
坂野:僕は対面でもそういうのは、あんまり得意ではないですけどね。
相手の意図を読み取るのって、すごい疲れません?
井上:僕はそんなことないですよ。その方が口数が少なくて済むので楽だなって思います。でも僕が相手の表情見て察しても、僕の事を向こうも察してくれるわけでは無いので、結局喋らないといけないんですけど。
坂野:なるほどね。・・・なんか何の話してたか分からなくなってきた。
井上:じゃあもう終わりましょう。やる気は、そのうち出ます!
それでは今回はこんな感じで。また次回お会いしましょう~!
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