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POST11『すききらいの話』


こちらのラジオの書き起こしです。通勤通学中に音声で聞きたい方は下記リンク先から

https://note.mu/sg_post/n/nf4d12cdcdb36

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〇好きな食べ物ランキング

井上:今回のテーマは・・・好き嫌いの話です。
坂野さんは嫌いなものありますか?

坂野:あるけど「嫌い」っていう感じはあんまり出さないですね。

井上:本当ですか?めっちゃ出てるイメージありますけど、、

坂野:しーっ!話の流れをつくろうとしてるの!!

井上:(笑)ってことは嫌いなものも、あることはあるんですか?

坂野:ありますね。でも「嫌い」とか言ったらダメなのかなって思ってました。

井上:あー。嫌いって言ったら誰か傷つけるんじゃないかってことですね。
じゃあ好きなものは言うんですか?

坂野:好きなものは言いますね。・・・言ったらあかん事しか思い浮かばへん!(笑)
えっと、ハンバーグ好きですよ!

井上:そういえば、収録前にさっきハンバーグが嫌いな人はいないって話してましたね。
僕は、もう好きな食べ物のランキングを決めていて、その前提の話からすると
不登校してた時とか中学高校の頃あんまり喋らなくて寡黙だったので、みんながコミュニケーションをとろうと質問をくれるんですけど、それが大体「好きな食べ物なに?」だったんですよ。だからその当時から自分の中で順位を決めておいたんです。

坂野:へーすごい!何位まであるんですか?

井上:多分10位くらいまであります。
で、堂々の第1位が「ミートソース」

坂野:かけるもの!?まあ何にかけても美味しいですからね。

井上:次、第2位「麻婆豆腐」

坂野:今回は麻婆とはならないんですね。

井上:嫌いな話でも出てくるんですけど、僕は野菜が嫌いなので麻婆ナスにはならないんです。
そして第3位は「タコライス」

坂野:なんかこのまま聞いてたら全世界の料理を網羅しそう。

井上:ここまでの話を誰かとしてた時に「結局、ひき肉が好きなんやな」って言われて。

坂野:ほんまや!

井上:なので僕の好きな食べ物は「ひき肉」です!

坂野:うわ、ずるい~!めっちゃ綺麗にオチつけるやん。

井上:昔からこの質問されすぎて、エピソードができ上がってしまったという話です。


〇「嫌い」のきっかけと克服

井上:それから嫌いなものなんですけど、さっきも言った通り、野菜が嫌いで本当に食べられないんですよ。口に入れると「飲み込むものじゃない」って体が拒否反応をおこすくらい。小学校の頃から給食に出てくるほうれん草のおひたしとか牛乳で流し込んだりしてましたね。

坂野:ほうれん草オーレ?

井上:なんでもオーレにして食べてましたよ。
でも、この話を僕の経歴を知ってる人が聞いたらびっくりされるんですよ。
実は、大学を辞めてるんですけど、辞めた後に何してたかと言うと、八百屋さんをしてたんです。

坂野:(笑)自分で味見たりできないじゃないですか!

井上:そうなんです。絶対無理って思いながら、二人で起業したもう一人の方が八百屋さんって言ったから、乗っかる感じで八百屋さんを始めることになって。でもある時、窮地が来たんです。
農家の方とお話してて、とりあえず取り引きはしてもらえることになり、有機野菜だったので証明するために農場を見に来てってことで、見学に行ったんですよ。
そしたら、もちろんそこには野菜があって、その農家の方がトマトが美味しいからってトマトを持ってきて渡されるんですけど、嫌いな食べ物の第1位が「トマト」で。

坂野:うわ、やばい!

井上:そうなんです。「やばい!」って思いながら食べざるを得なくて パクっと食べたら、なんと美味しかったんです。

坂野:へー!!

井上:だから僕が野菜が嫌いだったり、食べられなかった理由は「美味しくなかったから」なんだってその時わかったんです。
トマトも、実際にスーパーに並んでる物の話をすれば、あれって青いうちに収穫して、運んでるうちに赤くなって、それが陳列されてるんですけど、そうしないとトマトは赤く熟してから収穫して運ぶのでは間に合わないので、仕方のないことなんですけど、味としては青いんです。
そうじゃなくて、目の前で赤くなってるものを獲って食べたら美味しい。ってことを知って、知らない世界があるなって思いました。

坂野:そうなんですね!
僕は、今はもう食べられますけど、給食に出てきたシイタケが原因で、シイタケ嫌いになったんですよ。

井上:嫌いなものって、給食がきっかけになること多いですよね。

坂野:いや、きっかけ給食説は有力だと思ってます。

井上:それで僕が思うのは嫌いなものって、食わず嫌いとか、最初に接したものがダメだっただけっていうのが、大いにある気がするんですよ。
だから、嫌いって思ってたことでも、それを克服した人に話を聞いてみると、もしかしたら道が開けるんじゃないかなって。

坂野:あー、たしかに。

井上:不登校って学校に行くのがしんどいだけで、外に出る目的が全然違えば、同じ勉強でも博物館とか動物園ならめっちゃ楽しいかもしれないし、行ってみたらいいんじゃないかな。
「外の世界は楽しい」というのを教えるのは大人の仕事だと思いますね。

坂野:そうですね。「外の世界大好き」って言えるように生きていきましょう!

井上:子供たちが「早く大人になりたい」って思えるようにしたいですね!


では今回はこんな感じで、また次回お会いしましょう~!


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