先日イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』にとにかく明るい安村が出演し話題になりました。
とにかく明るい安村がパフォーマンスの中でスパイス・ガールズのワナビー(Wannabe)を使用しその後再生数が急上昇しました。

世間の反応を見てみるとスパイス・ガールズが過去のグループってイメージを持たれてるのかなと思ったので今でも音楽界に留まらず世界中に影響を与える最強ガールグループである事をつらつらと書いていきます。

ガールパワー…だけじゃない‼︎
スパイス・ガールズと言えば『ガールパワー』を掲げ女性達をエンパワーメントしてきました。
しかし多様性の時代スパイス・ガールズはガールパワーだけでは今の世界は救えないと気付きます。
そこで2019年のツアーTシャツに「私達は全ての年齢 全ての人種 全ての性自認 全ての祖国 全ての性的指向 全ての宗教や信条 全ての能力を歓迎します」と力強いメッセージを掲げています。

またそのツアー中に同性カップルのプロポーズを応援するなどツアーTシャツに掲げたメッセージを実行しました。

メンバー2人が勲章受章者
スパイス・ガールズはイギリスのアイドルの中でも珍しい勲章受賞者が2人もいます!
1人目はヴィクトリアでファッションを通した社会貢献やチャリティ活動が認められ2017年にオフィサー(OBE)の勲章を授かりました。
ヴィクトリアのチャリティ活動を具体的に挙げていくと夫デイヴィッドと連名でユニセフへの100万ポンド(約1億7000万円)をはじめ様々な団体への寄付や娘ハーパーの服を寄付しその売り上げをセーブ・ザ・チルドレンの活動費に当てるなどしています。

2人目はメルBで2022年にメンバー(MBE)の勲章を授かりました。
メルBは元夫のDVに苦しみそこから救ってくれたDV被害者救済団体『ウーマンズ・エイド(Woman's Aid)』のアンバサダーとして自分と同じ立場の女性達を助ける活動を続けてきました。
この日メルBが着ていた赤色のドレスはなんとヴィクトリアがデザインしておりヴィクトリア自身もお祝いに駆けつけました。

ヴィクトリアへの誤解を解きたい
2019年の再結成ツアーに出演しなかったため他のメンバーとの不仲説を囁かれたり自分のビジネスを優先させた事への非難を受けたりしたヴィクトリア。
元々ポッシュ(豪華な、上流階級の)というニックネームと笑わない所からお高くとまったイメージを持たれがちなヴィクトリア。
しかし筆者はその誤解を解きたい、ヴィクトリアの本当の姿を見てほしいと願ってます。

そもそもメンバーとは今でも交流しています。
メンバーのソロイベントがあると応援に駆けつけるヴィクトリア。
2018年にメルCがグローバル・ギフト・ガラでソロパフォーマンスをした時側で見守り「アメイジング‼︎」と褒め称えています。

去年はジェリの50才のバースデーパーティーに参加しメルCやエマとも仲良く過ごしました。

しかも夫のデイヴィッドはジェリの夫クリスチャン・ホーナーやエマの夫ジェイド・ジョーンズとも交流を深めており家族ぐるみでのお付き合いがあるようです。
パートナー同士も仲良くしているグループはなかなか珍しいですね。

これまでの写真のヴィクトリア柔和に微笑んでるように見えませんか?
ヴィクトリアが人前であまり笑顔を見せないのも笑顔を作るのが苦手だから。
メンバーと一緒にいて優しく微笑む姿を見れば不仲説や冷酷なイメージも吹き飛ぶでしょう。

最後に満面の笑みのヴィクトリア。