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【アラフォー婚活】『生理的に無理orいける』のボーダーラインはどこにあるのか

『え、生理的に無理なのでは…?』
デートの最中、ヲタク丸出しの「え、」から始まる思考がよぎる…!

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先週の日曜日、ヲタク婚活パーティーでマッチした人と、2回目のご飯をしてきた。

好きな人がいるときのデートって、虚無でーーす!!!』と大の字決め込んでた割には、行きたかったところで買い物をし、行きたかったお店(大衆居酒屋)で美味しいビールをのみ、結局7時間ぐらい楽しんだ。

個人的な課題として、今回のデート(?)の目的は『この人を生理的に無理かOKかを判断する』ことにあったので、今回はその視点でお話することとする。


待ち合わせ場所についたとき、すでに相手は待っていた。5分前には『着きました!ここにいます』と丁寧に周りの風景描写を送ってくださり、すぐに見つけることができた。

待ち合わせ場所にいる姿をみたとき、
『……ときめかないなぁ……』とぼんやり思った。

これが、お相手の恰好がヲタクむき出しだったからなのか、私に好きな人がいるからだったのか、区別がつかなかった。

とりあえず挨拶そこそこに、私が行きたいと言った場所へ向かう。

少し混雑している店内を見回ってると、事あるごとに、しがないの荷物を持とうとしてくる…!(※しがないは軽い潔癖症だし、買い物のときに荷物を持たせるほど落ちぶれてはいない)

しがない「大丈夫です、あ、本当に大丈夫なので!」
お相手「いいからいいから!」

というやりとりを5度ほど繰り返した後、半ば強引に荷物を奪われ、もう気にしないことにした。

メインのカバンはさすがに死守したし、このデートの前に一人で行った買い物での小さな紙袋を奪われただけだし…と、もろもろのことを飲み込んだ。

私のバイブル『スパルタ婚活塾』でいうところの『うわっつらカインドネス』を存分に発揮してくる人はなかなかお目にかかれないぞ~!と思いながら買い物を進めていく。

お会計を済ませて、少し時間が空いたのでスタバでお茶をするも、特にときめくこともなく。(もちろんお会計は別々)スラムダンクの声優が変わって残念だった話をして時間がすぎるのを待った。

そのあと、居酒屋さんにいくも、
しがないOLが目指している資格の話をすると、
『難しいんじゃないですか?』
『そんなに頑張らなくてもいいんじゃないですか?』
と、絵に書いたような優しい男のセリフのオンパレード。

しがないが求めているのは、
『私がいばらの道を突き進んでても【頑張れ!お前ならいける!】と、私の可能性を信じてくれる人』である。

お相手「僕、しがないさんの8個下なんですけど、大丈夫ですか…!!」
しがない「8個というと、私はるろ剣世代だけど、〇〇さんはリボーンなんですね、なるほど、結構離れてますねぇ…!笑」

と、8個の年齢差をジャンプの連載作品に例えてスルーしてみたが、聞いちゃいない。

カウンター席でたまに膝を当ててくるのだが、全くキュンともしない…
『あぁ、生理的に無理かもなぁ…でも友達ならいけるかぁ…』
とぼんやり思い出した矢先、お相手が『2件目行きましょう!!』と提案してきた。

正直、眠たかったし帰りたかったが、まだ『生理的に完全に無理かどうか』判断がつかなかったので、2件目を承諾。

1件目のお店を出て、目についたお店を「おいしそうじゃないですか~!あのお店(立ち飲み)とかどうですか??」と適当に挙げていくと、

「もしよかったらなんですけど、持ち込みでカラオケとかどうですか?」

良いわけなかろうもん!!!!!!!!!!!!!!

この時点で、『生理的に無理』が確定した。
ヲタク、距離感間違えすぎなんよ…!

即座に「え、アイスコーヒーとか飲みたいからカフェがいいです」って言い返し、目の前にあった駅下にあるチェーンの居酒屋で甘い物食べながら梅酒飲んで終了した。

ちなみに、
「付き合ってみますか???」と3回ぐらい言われたけど全部酔ってるフリしてスルーした。

めちゃくちゃボディタッチされたが、コートの上からでも触れられるのがしんどすぎて無理になってしまった…おかしいなぁ…こんなはずじゃなかったのに。


前置きと報告が長くなってしまったが、
女性の『生理的に いけるor無理 の判断』は、トキメキによって決まる
という持論で論文を発表したい。

このデートで1回でもときめくことができていたら、おそらくカラオケには行っただろうと思う。
ときめくことによって、『あ、この人好きになれるかもしれない』というきっかけになるからだ。

世にある婚活におけるお会計問題もそうなのだが、かっこよくお支払いしてくれると、ときめかない??
少なくとも『お支払いスマートだったわ~!』と加点にはなりはするが、マイナス要素にはならない。
(ちなみに、初回からここまで全部当然のことながら割り勘である)

だから、『目の前の女の子と発展したいと思うのであれば、お会計は持ったほうが損はないよ!』と婚活男子に言いたい。

『自分で食べた分は自分で払え』『あ~~はいはい、また女さんwwww』というのもわからなくないけど、お金で生理的判断を買えると思うとどう??

お会計だけの問題ではない。
待ち合わせの立ち姿とか、買い物での立ち振る舞いとか。

だてに婚活2年やってなくて、相手の良いところをきちんとみつける努力をしたが、トキメける要素が皆無だったのだ。

『余裕がない男はキモチワルイものである』
と誰かが言っていたが、それを考慮したとしてもときめけない。全く。


後日談として、その後、お相手より、

「今日はありがとうございました!3回目のご飯行きませんか?これからも同じように接していただけると嬉しいです」

と来ており、一応毎日LINEはしているものの、正直これをどうしていいか私には見当がつかない。(※やらかしたと自覚があって、予防線引いてくるのは唯一のかわいいポイントだと思っている。)

というのも、この『生理的に無理』は、
・今好きな人がいるから好きな人にしかトキメけないのか
・好きな人がいない状態だとしても、この人にはときめけないのか
の判断がつかないからである。

ご飯中に、『3回目で付き合うかどうか決める制度作った人天才だよね!』という話を、話の流れでしたのが間違いだった…


誤解のないように言っておきますが、お相手の方はすごく良い人です。
きっと、婚活市場に出たらすぐに売れる。(やはりマッチ率もいいらしい)

(ちょっと距離感間違えるけど)コミュニケーションが取れる人だし、
(ちょっと距離感間違えるけど)相談できる人だし、
(ちょっと距離感間違えるけど)結婚に前向きだし、
(ちょっと距離感間違えるけど)職も安定しているし、
(ちょっと距離感間違えるけど)きちんと誘える行動力もあるし、
(ちょっと距離感間違えるけど)めちゃくちゃ結婚に向いてる人!

しがないOLは、過去にそういう人を選べなかったことを少し後悔しているので、ここの選択はきちんとしたい!
…と思いつつ、生理的に無理と判断してしまったので、ここから挽回できるのかがわからないのです…!


とりあえず、今はお相手と毎日LINEだけしています。

今週来週とヲタク活動が忙しく、どのみち2週間は会えないので、いろいろ考えて、きちんと結論だそうと思います…はーあ。


▽こちらの記事が前日談となります。お時間あるときにぜひ。


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