私たちは大蔵屋商事で働いている労働組合員です。会社の経営陣と団体交渉を行った結果、以下の成果を得られました。

・固定残業時間（96時間分）を越えた部分の未払残業代の支払い
・社内全体で約950台の自販機撤去による労働時間の削減
・ボールペン、マジックペン、ヘルメット等の消耗品の支給
・土日デイリー出勤をするかしないかを各自が自由に選択できる
・作業靴の支給への前向きな検討

　組合員は今までどおりの給料で労働時間は8:30〜18:00程度（休憩1時間取得のうえ）まで減りました。また、有給休暇も自由に取得できています（毎月1～2日取得）。

　他方で、現在大蔵屋商事が設定している固定残業代制度は、法的にみて無効である可能性が極めて高いです。

　固定残業代11万5千円は残業代としての性質を持たないため、本来は基本給が28万円～になるのです。ですから、一日8時間・一週40時間を超えた部分の時間すべてについて残業代を支払う必要があるのです。

　固定残業代が残業代として無効だとすると、過去2年分で300万円以上の未払い残業代がありますので、その支払いを私たちは求めています。また、今後は同制度を撤廃し、11万5千円を基本給に組み込み、基本給28万円～とすることを求めていきます。もちろん、今までの給料が下がることはない形にしていきます。

　これ以外にも会社にしてほしいこと、要求したいことを組合員⼀丸となって交渉していきたいと思っています。

　会社がこれまでの150時間残業のブラックな働き方に戻ってしまわないようにするためには、労働組合が必要です。ぜひ、組合に合流してください。

　なお、会社には組合に入ったことを知られたくないという方は、会社に非通知のまま組合に所属することも可能です。

　労働環境をよくするため、自分たちの生活、家族を守るために⼀緒に労働組合に入ってみませんか。まずはお気軽にお問い合わせください。

ＴＥＬ：03-6804-7650（労働相談）
ＭＡＩＬ：soudan@bku.jp

＜以下、チラシデータ＞