【個別指導塾A】頸椎捻挫により全治二週間の怪我を負わせるなどのパワハラが蔓延

私は、ある個別指導塾で塾講師をしていました。

現在、私は以下を求め、団体交渉の準備をしています。

①今年6月の先輩講師Bによるパワハラ及び暴行致傷に対する謝罪、慰謝料

授業中に呼び出し生徒に聞こえるような大声で怒鳴りつけ、休憩時間中にはさらに暴言を浴びせた上、人目につかないように非常階段に呼び出し、突き飛ばして頸椎捻挫により全治二週間の怪我を負わせた。

②今年6月以前の先輩講師Bによるパワハラに対する謝罪、慰謝料

呼びかけ時に先生と呼ばず「お前」と呼ぶ。私の授業と無関係の内容で怒鳴りつける。お前には授業を入れない、他の校舎に行けと脅迫する。教材配布につき他の講師には先生を表すTを書いて配布するのに、私にだけ書かない。

③上記2つに関する会社による事実の認定と先輩講師Bの懲戒免職、再発防止策の以上3つを社内外に公表する事

以上のことを会社は認識しながら、当該講師に対して口頭で注意したのみでした。その事実すらこちらから問い合わせを行わなければ知ることができませんでした。

さらにその暴行後も当該講師は同じ職場に残り、当該講師による講習等を受けざるを得ないなど異常な状況を放置されました。

当然会社からも、当該講師からの謝罪等も現在に至るまでありません。加害者を匿うことで企業に何の利益があるのかわかりませんが、こういった事実は公表し厳正に処罰することで第二、第三の被害者を出さないことが必要であると考えます。

④過去2年間の未払い分賃金及び遅延損害金の支払い

時給制で90分を一コマとして給与計算が行われていますが、実際は一コマ当たり前後合計で30分の授業準備時間が発生しているがその分の支払いがなく、22時を過ぎて退社しても割り増し賃金が支払われていなませんでした。
管理体制もタイムカード等で出入室記録をとっておらず、ずさんであると言わざるを得ません。

また、契約書にない業務をやらされておりその賃金が支払われていませんでした。具体的には成績表のコピー、成績台帳への転記、試験日程や試験範囲の転記及びコピー、保護者や他の校舎からの電話の応対、生徒の振替先の設定、振替内容の講師カードへの転記などをしていました。

支払われてはいるものの実態が違法なものとしては、カリキュラム作成があります。作成に二時間かかっているのに千円しか支払われておらず時給換算で500円になっているため東京都の最低賃金を大きく割っています。
この旨カリキュラムを添付したメールにて複数回指摘したにも関わらず改善しませんでした。

また一時間で終わらないことを会社も認識しており、場合によっては何回も書き直しを命じるがその場合の賃金は支払われない旨、研修会などで発言もしていました。

⑤慢性化している社会人講師への社会保険、雇用保険の未加入状態の過去の分を含む是正

週の労働時間が20時間を超えていたにも関わらず2016年7月から現在まで雇用保険に入っておらず、保険料の支払いをしていなかった。
また労働時間が週30時間を2か月以上超えて働いているにも関わらず社会保険にも加入しておらず、私本人が個別に国民年金・国民健康保険を支払っていました。

要求は以上になります。

先輩講師Bは過去にも複数人の退職者を出しており悪びれるどころか武勇伝のように語っています。更なる被害者を出さないためにもここで止める必要があります。

また会社も指摘されなければ支払い等を行わないなどといった隠ぺい体質を改めて、適切に労働状況を把握した上で、法令を遵守し子供たちの手本となれるような会社になってほしいです。



総合サポートユニオンの活動を応援してくれる方は、少額でもサポートをしていただけると大変励みになります。いただいたサポートは全額、ブラック企業を是正するための活動をはじめ、「普通に暮らせる社会」を実現するための取り組みに活用させていただきます。