顔の見えるひとりに届ける気持ちが「刺さる言葉」に変わる
こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える伝え方ナビゲーター 深谷百合子です。
最初にお知らせです。
2月21日に新刊『賢い人のとにかく伝わる説明100式』(かんき出版)が発売されます。
「なかなか提案が通らない」
「何言ってるかわからないと言われてしまう」
「もっとわかりやすい説明ができるようになりたい」
そんなお悩みを解決し、「それいいね!やってみよう」「こういう条件ならできるよ!」と言ってもらえるようになり、仕事の効率も上がる説明のコツを100個まとめました。
ぜひあなたのお手元に置いて下さいね。
本でもビジネスでも、「誰」に向けたものなのかをはっきりさせることって大事ですよね。
よく言われるのが、「顔の見えるたったひとりに向けて」というもの。
架空の人物像をつくりあげるより、私は実在するリアルな人を思い浮かべることをおすすめします。
その人は普段どんな悩みを口にしているのか。
どうなりたいと思っているのか。
具体的な「セリフ」レベルに落とし込んでいくのがポイントです。
たとえば「生きづらさ」という言葉。
「生きづらさを抱えている方へ」という文言もよく見かけます。
でも、その文言を見て「私のことだ!」と思う人は、どれくらいいるでしょうか。
実際に「生きづらさを抱えている方」向けのサービスを提供しようとしているAさんとお話をしたとき、こんな質問をしてみました。
「生きづらさ」っていうと人によって解釈がバラバラになるので、もっと具体的に言うとどんなことですか。
普段その人はどんなセリフを吐いてますか?
するとAさんはこう答えてくれました。
「そうですねぇ。なんか、だるいとか……。やらなきゃいけないのに、やる気が出ない」
「大事なプレゼンで失敗するのではないかと不安でたまらない」
「つい、自分が我慢すればいいと思ってしまう」
「生きづらさ」と言われるより、グッと解像度が上がっていますよね。
「生きづらさ」と言われると「私は関係ない」と感じる人も、「自分が我慢すればいいやと思ってしまう」って言われたら、「私もあるある」と感じる人もいるのではないでしょうか。
色んな「生きづらさ」を抱えている人に届けたいとAさんは話していたのですが、多くの人に届けようとした結果、「的」が広がりすぎて誰にも刺さらなくなっていたのです。
絞り込むって勇気が要ります。
でも、そこまで具体的にする方が結果的に多くの人に届くのです。
たとえば、こんなタイトルの本があります。
『つい「自分が悪いのかな」と思ったとき読む本』
この本も「生きづらさ」を抱えている方向けですが、私も「あるある」と思って手にしました。
アマゾンレビューでも「私のことだ!」というレビューがありましたね。
自分の言葉がなんか刺さってないなと感じている方は、あなたが助けてあげたいと思っている人が実際に口にしていたセリフを書き出してみてくださいね。
それでは、また。
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