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環境が変わるときがその後の人生の「原点」になる

こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える伝え方ナビゲーター 深谷百合子です。

先日、私が30年ほど前にお世話になった上司と同僚にお会いしました。

実は今回出版した本の「原点」ともいうべき「転機」をもたらして下さった上司なのです。

今日はその「原点」についてお話させて頂きます。


拙著『賢い人のとにかく伝わる説明100式』の「はじめに」にも書いていますが、私は32歳のときに工場で技術者として仕事をすることになりました。

それまでは、工場の環境対策を進めていく部署で、上司のつくった手書きの資料をワープロで清書していくのがメインの仕事でした。

しかも当時は1日4時間のアルバイト勤務でした。

すべては自分が望んで選んだ仕事であり、望んで選んだ働き方でした。

ワープロで清書といっても、上司がイメージしたものに近い資料にいかにして仕上げるかを考えていたし、ワープロでは限界がありつつも「こういう感じのグラフがいいんだけど」と言われれば、できるだけ希望に沿うように工夫しました。

ワープロで作っていたのは、工場の省エネを進めていくための提案資料や、社員に向けた環境教育の資料など、環境に関わる資料でした。

資料を作りながら、「へー、そうなんだ」と思うことも多く、段々と資料の内容に興味が湧いてきたのです。

1年が経ち、2年が経つ頃になると、ただ「清書するだけ」の仕事が段々と物足りなくなってきました。

「私も手書きの資料をつくる側になりたい」

そのためにはどうしたらよいかを考えました。

そのひとつが「資格を取ること」でした。

最初に挑戦したのは「公害防止管理者」という国家資格。

意味を理解できない言葉が多かったですが、問題集を繰り返し解いて勉強し、運よく合格しました。

そこからどんどん欲が出て、「もっとできるようになりたい!」と思うようになっていた頃です。

当時の上司が(今回お会いした上司です)、「グループ会社で正社員として働いてみないか」と提案して下さったのです。

そのグループ会社に入社して、いきなり工場の排水リサイクルの仕事を任され、私の技術者としての仕事人生が始まりました。

まったく聞いたことのない言葉がポンポン飛び出す職場。

そのときの経験があって今があります。

環境が変わるときって、ワクワクするというより正直「怖い」です。

でも、人から「やってみたら?」と言われて起きる変化は、時にまったく想像していない世界へ自分を連れて行ってくれます。

この春、色々な転機や変化を迎えた方も多いことと思います。

「怖い」と思うとき、そこには「伸びしろ」があります。

最初は苦しいこともあると思いますが、あとから振り返った時、「あのときがあったから」と思えるときがきます。

そして今、当時の上司の年齢よりも年上になっている私は、そういう「転機」を誰かにもたらせるような存在になれたらいいなと思っています。

それでは、また。


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