見出し画像

イラストの自己分析

こんばんは、白藍です。noteを開設したので、ゆるい感じでいろいろ書いていきます。

この記事では、過去に描いた自分のイラストの反省点や改善策などを書きます。
これは自分が描いたものだからあれやこれや言ってるだけで、世の中の創作物すべてに対してこう思っているわけではないです。

分析するイラスト

添削

ホロライブの宝鐘マリン船長の二次創作イラストです。
これを選んだ理由は一番直近で描いた一枚絵だからということと、描いた当時は「めちゃくちゃよく描けた!!」と思っていたのに時間を空けてから見ると全然そんなことなかったからです。要するに自戒です…。

このイラストはパルミーの添削キャンペーンに応募したイラストで、実際に添削していただいた先生からのコメントを元に制作段階のどの時点で気を付けるべきだったのか反省したいと思います。

添削結果・先生からのコメント

画像9

画像に加え文章でコメントを頂いていたので大まかにまとめると、

良い点
・髪のツヤ感
・影の位置が正しい
・背景が描けている

悪い点
・線画が薄い
・影が薄い
・背景の彩度が高い

です。提出の際に尊敬する絵師様を聞かれ、私はイラストレーターの朱里様の絵が大好きで名前を挙げさせていただいたため画像に名前が入っています。

朱里様のTwitter https://twitter.com/ebiebieshrimp

(話が少し逸れますがこの間朱里様のLive2D原画をモデリングした動画をTwitterにアップしたところご本人様からコメントをいただけて震えました。私の絵を見てもらうと分かる通りガチのファンなので自慢します。めちゃくちゃ嬉しかったです。)

これらを踏まえて制作過程を振り返っていきます。

ラフ

添削

最近「光と影のポーズカタログ」という写真集を買ったのでその中の一枚を参考にして描きました。
自分でポーズを作る3Dのポーズ人形と違い、最初から様々なシチュエーションの写真が載っているためアイデア出しにとても役立つと思います。

添削のコメントで影の位置について正しいと言っていただけたのはこの本のおかげです。

線画・下塗り・影・着彩

添削

添削

添削

今回はグリザイユ塗りに挑戦したためグレーで下塗り、陰影をつけてから色調補正の「色相・彩度・明度」で色を変えています。
あとこの時にようやくマスク機能の使い方を発見しました。いままで線画がはみ出したり重なっているところは下塗りのレイヤー順を変えたり消しゴムで消したりしていたのですが、これを使うだけで超簡単に全部解決できる…なんでもっと早く気付かなかったんだ……。

ここで一つ目の反省点です。グレーで陰影をつけている時、パーツごとに塗分けたレイヤーを行き来しながら影を塗っていたのでレイヤー管理がめちゃくちゃ大変でした。特に下色を色調補正すると、全く同じ色にするためにそれぞれの数値を覚えなくてはいけないという非効率極まりないことをしていました。これこそレイヤーマスク使えよ。

今見ると影がだいぶ薄く感じます。

背景

添削

ラフの時に室内でソファーに座っている背景なども考えましたが、開放感があるほうがいいかなとビーチに決めました。

とても鮮やかな海と空ですね。


鮮やかすぎます。
冒頭に載せていた完成図を思い出すと、この高彩度の背景をそのまま使ってしまっています。あくまでもキャラクターがメインのイラストなのに背景の主張が強すぎてどっちが主役かわかりません。何故気づけなかったの???

添削

キャラクターも表示すると案の定どこを見ていいかわからない絵になりました。
まぁまぁまぁ、でもこの程度なら色調補正レイヤーでどうにでもなります。

色調整

添削

こちらが最終的に色調整をして投稿したものです。
いやどうしてそうなった??彩度の高い背景はそのまま、キャラクターはなぜか白飛びと調整が完全にマイナスに働いています。
実際のTwitterでの反応を見ると大手コンテンツなのに25いいねと少なくこの色味調整でめちゃくちゃ失敗したのがわかります…。
あまりSNSの反応を基準にするのも良くないとは思いますが、他の船長のイラストを投稿したときは200を超えていたのでこれは私のミスが浮き彫りになったなぁと感じています。

自己添削

上記の点を踏まえて自己添削したものがこちらです。

添削20200531.2

添削のコメントの通りに全体的にキャラクターの描き込みを増やし、影は濃く、光レイヤーを抑えめにしました。また、背景の白い雲と肌が被ってもやっとした印象になっていたので雲と砂浜を上下にずらして青色の面積を広げました。
一つ前と見比べると目の留まりやすさが全然違うと思います。

最初からこれができていればなぁ…;;

またイラスト以外でも何か書きたくなったら更新しようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

白藍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?