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今日から仕事で使えるラグビー用語

日本全国みんな・・・というわけではないでしょうが、多くの方々がラグビーにカブれている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

僕はこの、安くもないオフィシャルシャツを買ってしまったので結果的に毎日洗って着ています。さすが公式スポーツ用品、毎日洗ってもちゃんと着れる!生地がよれない!というかこれを着れるのも勝ってる間だけなので、もうどんどん着ていきたい。そして、今の日本にこのユニフォームを見て不愉快な気持ちになる人がいるはずもない。

昨日もこの格好で上野界隈を歩いていたら、「社長、サモア見たいな子つけますよ!」とよくわからない呼び込みに声をかけられたほど。どういう子だよ

そんなわけで今週は毎日ラガーシャツを着てるのですが、こうなると商談も弾みます。

某経済新聞系出版社でも、社内で続々とラグビー用語が使われているようで、今日はそんな仕事に使えるラグビー用語をまとめてみました。でも僕自身もにわかラグビーファンだから用語が間違っていたらゴメンね。テヘペロ

1. ラグビーのフォワードとバックス

まあスクラムは説明する必要はないのかもしれないが、ラクビーのスクラムというのは、ポジションが決まっている。これが大事だ。

スクラムの先頭に立つのは背番号2番のフッカーと呼ばれるポジション。今回の日本代表ではドレッドヘアの堀江選手がフッカーである。

その両脇を支えるのが背番号1番と3番のプロップ(支柱)。この三人で第一列(フロントロー)をつくり、続く第二列(セカンドロー)は背番号4番と5番がロックと呼ばれる役割を果たす。第三列(サードロー)は背番号6番と7番のフランカーと、その真ん中に位置し、スクラム全体をコントロールする役割が「ナンバーエイト」と呼ばれるポジションになる。

日本代表では姫野がナンバーエイトである。

使用例:「今日のプレゼンのフロントローはオレらっすから。プレゼン担当のオレがフッカーやるんで係長はナンバーエイトとして全体をコントロールしていだたければ」

実際に「スクラムを組む」というものを今回のラグビーW杯で初めて目にした日本人も少なくないのではないか。

面白いのは、スクラムは自分たちだけが組んでもダメで、相手チームとも組まなければ反則になってしまう。スクラムを崩してしまうとコラプシングという反則、スクラムを90度回転させてしまうとスクラムホイールという反則である。

使用例:「今日の商談、いまいち噛み合いませんでしたね。先方のコラシングですね」

使用例:「さっきの会議、営業ふざけてませんか?わざと話をはぐらかしてスクラムホイールしてましたよね?」

ちなみに最初から組むつもりできちんと組むスクラム以外にも、似たプレイでモールとラックというものがあるが、モールは立ってボールを持ったままで三人以上が組んだ状態、ラックはボールが地面にあるときに立ったまま組んだ状態を言う。

使用例:「今日、展示会で取引先と偶然会ったんですけど、立ち話で軽くラックかましときました。次のプレゼン、トライとれるとおもいます」

使用例:「この案件、もうグダグダなんで、モール組んでどさくさに紛れて部長の力技でトライに持ち込むしかないですね」

また、スクラムを組むフォワードだけでなく、後ろからボールを運ぶバックスも重要で、特にバックス最前列のスクラムハーフは、スクラムからボールを取り出し、パスを出していくという極めて重要なポジション。日本代表では田中選手が担当している。

スクラムハーフからパスを受け取り、司令塔の役割を果たすのがスタンドオフ。日本代表では田村選手が担当。

スタンドオフとは、その名の通り「(スクラムから)離れた場所にいる」こと。
軍事用語で相手の射程外から長射程の武器で攻撃することをスタンドオフ攻撃と言うが、イメージはそんな感じ。相手の手の届かないスタンドオフから攻撃が始まるのだ。

使用例:「(展示会などで)課長はスタンドオフなんで、ブースにべったりよりも少し離れた位置にいてください。おれがスクラムハーフとして大きめの案件来たらパスだしますから」

さらに重要なのはセンターとウィングと呼ばれる存在。

実はラグビーにおいて、攻撃の要は体格に勝るフォワードではなくむしろ俊足を活かしたバックスなのだ。これもサッカーと根本的に違うところである。

スタンドオフからのパスを受け、機敏な体術と俊足で相手ディフェンスをすり抜け、トライを狙うのがバックスの役割、特に最端となる両翼(WTB;ウィング・サードクォーターバック)はチーム内でも最速のメンバーが配置されることの多いポジション。日本代表ではサモア戦で貴重なボーナスポイントとなる4度めのトライを決めた松島選手や、アイルランド戦でトライを決めた福岡選手が有名だ。

実は日本代表のユニフォームはポジション別に三種類ある。スクラムを組む必要があるフォワードは掴みやすくなっており、バックスはディフェンスに掴まれにくい素材とシルエットになっている。セカンドローとセンターバックス用のユニフォームはその中間という感じだ。

使用例:「(展示会などで)フロントローはコンパニオンで固めてるから、営業部はセンターバックとしてリードを確実にとっていけ。いけそうなら、営業のダブルエース、佐藤と鈴木をウィングとして使ってどんどんパス出していこう

そして最後の最後、ゴール前を固めるのはただ一人のプレイヤー、フルバックである。

フルバックは、一見するとポジション的にはサッカーでいうキーパーのような役割に見えるが、実は求められる能力がぜんぜん違う。

相手チームからの単独のキック(ハイパント)を確実にキャッチしなくてはならないし、キャッチしたら攻撃の起点にならなければならない。自らキックしてボールを前方に押しやるか、自らボールを抱えてダッシュしなければならない。的確な状況判断と広いコートを隅々まで走る体力が必要になる。

また、味方ディフェンスを抜けてきた敵の選手(多くの場合は俊足を活かした)バックスに、たった一人で立ち向かわなければならない。状況によっては日本代表が得意とするダブルタックルをする余裕がないまま、単独で二倍以上の体重差の足を食い止めなければならない。

一番後ろでゲーム全体を見渡す沈着冷静さと、タフネスの両方が求められる。

2015年の日本代表度は五郎丸選手がこの役割を務めた。2019年の日本代表では松島選手である。

使用例:「(展示会などで)部長はフルバックとして、ブース全体に目を光らせていてください

2. ラグビーの技

ラグビーは多彩なプレイも見どころのひとつだ。そして技の名前も独特なのでラグビー風を吹かせやすい。

ハイパントはボールを高く蹴り上げてパスする高度なプレイ。キッカーより後ろにいるプレイヤーがキッカーを追い抜くか、キッカーが自ら追いかけてボールをキープしてそのままトライを狙う。

使用例:「昨日、接待で課長がすごいハイパントかましてきてさ、だれもフォローできないないからそのまま相手ボールになっちゃったよ」

ジャッカルは相手にタックルした瞬間に、立ったまま相手のボールを奪う高等プレイ。日本代表では姫野選手の得意技としても知られている。名前の由来は、野生動物のジャッカルは二本足で立ったまま獲物を襲うことから。ジャッカルが成功するとターンオーバー(反撃)のチャンス。

ぜひビジネスの場面で使っていきたいラグビー用語だ。

使用例:「さっきのコンペすごかったな。A社にもっていかれそうな流れだったのに、急に課長が立ち上がってジャッカルかましてターンオーバーしたもんな」

日本代表といえば、外国選手たちの強烈なタックルを食らいながらも空中で体をひねりなんとか味方にパスをつなぐ、オフロードパスも魅力。これもぜひ使っていきたいビジネス用語といえる。

使用例:「部長の無茶振りタックルに、課長のオフロードパスがバッチリ決まりましたね。あとは俺らがキャリーするんで任せてください」

さらに日本代表の強さを知らしめたのは、二倍の体重差を埋めるために徹底的に磨き上げられたダブルタックルだろう。世界最強と恐れられたアイルランドを追い詰めたダブルタックルは、下半身と上半身を二人で同時に狙うワザ。素早い状況判断と、自分の倍近い体重の相手に立ち向かっていく勇気が必要な技で、まさに日本代表の愛称、ブレイブ・ブロッサムズに相応しい技と言えよう。

使用例:「先方の部長がぜんぜん理解してくれないんで、ここは課長と俺のダブルタックルでいきませんか?おれがまず足元(見積もり)とめるんで、課長はボール(予算)狙ってください」

ドロップゴールは超高等テクニック。試合中、相手ディフェンスの眼前でいきなりゴールを狙うキックである。決まればペナルティゴールと同じく3点を獲得できるため、あわよくば狙いたいが、そうは問屋がおろさない。クソ度胸と自分の腕に対する絶対的な自信の両方が必要なプレイ。

使用例:「課長、今日はオレ、ドロップゴール狙えるときは積極的に行きますから」

トライは、ラグビーの華。かつてはゴールキックへの挑戦権という意味で「トライ」と名付けられていて、トライ自体は得点にならなかったが、トライが見せ場なので、どんどん点数があがり、今のようにトライが5点でゴールキックが2点というバランスになった。ラクビーリーグとラグビーユニオンでも得点は異なる場合がある。

敵の間隙を突き、或いはモールでディフェンスと正面からぶつかり合い、トライする姿は感動を呼ぶ。

使用例:「先輩、オフロードパスからのトライ、お疲れ様でした。ゴールキックは外しましたけど、5点は取れてるんで次行きましょう」

3. ラグビーの反則

紳士のスポーツであるラグビーは反則も独特。
効果的に使って行きたい。

パスの失敗などで一度とったボールを前に落としてしまうとノックオンという反則になる。転じて、「美味しい案件をまわしたのに失注した」場合などに使えるはず。

使用例:「おまえこないだの案件さあ、おれのパントからどーしてノックオンしちゃうのよ」

タックルされて倒されたのに、いつまでもボールを離さないでいるとノットリリースザボールという(そんまんまな)反則になる。

使用例:「いま締結中の契約、こっちの法務がノットリリースザボールなんですよ」

ボールをもっていない選手にタックルするとノーボールタックルという反則になる。

使用例:「うちの情シス、バジェットないのにセキュリティ強化って言ってきてるの?それってノーボールタックルじゃない?」

ラインアウトでまっすぐボールを投げない場合、ノットストレートという反則になる。これはもう反則関係なく、ノットストレートな場合にはいつでも使えそう。

使用例:「部長の話、まわりくどくてわからん。ノットストレートだよ」

他にも反則はいろいろあるんだけど、自分で調べてください。

最後に、反則ではありませんが、ラグビーは試合が終了すればノーサイド、敵も味方もなくなります。これもまた美しいスポーツマンシップを感じさせます。

使用例:「まあいろいろありましたが、本日の打ち上げはノーサイドで











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shi3z

長岡市生まれ。プログラマーとして世界を放浪し、人類の未来に想いを馳せる男。

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