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改憲と去勢された犬と赤信号

北極生まれのゼラチンペンギンだよ。

改憲について、個人的な見解を書くよ。ただの想像だよ。

アメリカの大統領はバイデン氏みたいですね。

正直、トランプ氏が勝つかと思っていたのに、バイデン氏でした。

不正選挙が言われていますけど、あそこまで接戦なら不正選挙の水増しが多少あったとしても、国民の半分程度の有権者の支持はあるわけで、そう思うとどちらも大統領候補として相応しいと思いますね。

ただ、それでも不服があるなら、それは大統領選挙制度の問題であって、バイデン氏に全ての問題とも言えないですよね。

と前置きが長くなりましたが、とりあえず日本人は米国の事よりも日本の事を考えるべきなんですが、なんて言っても米中関係が不安定ですね。まあ、バイデン氏になったから、安定するかもしれませんが・・・

国際情勢は素人なんでよく分からないですが、日本に領土がある以上、他国からの侵略問題というのは起き、中国も尖閣諸島に度々来ているわけです。

防衛力を増すためにも、また、自衛隊の位置をスッキリするためにも改憲は賛成なんです。でも、未だならない改憲。なんなんでしょうかね?

第二次安倍政権は改憲推進派のはずが・・・

それでもなりませんでしたね。公明党が云々という言い訳も聞きますが、それはもともとそういうもんと与党を組んだ宿命であり、分かっていたことですよね。

改憲議論が起こる度に、喧々諤々になります。色々な賛成、反対はあります。正直、ここではその一つ一つの意見に触れることは、そこまで詳しくないのでやりません。大体、この手の話の終わりは、丁寧な議論を引き続きする必要があるという終わり方になります。

もう、戦後75年ですよ。その丁寧な議論は終わるもんでしょうかね。

そもそも、自民党の結党目的は改憲ですよ。

六、 独立体制の整備
平和主義、民主主義及び基本的人権尊重の原則を堅持しつつ、現行憲法の自主的改正をはかり、また占領諸法制を再検討し、国情に即してこれが改廃を行う。
世界の平和と国家の独立及び国民の自由を保護するため、集団安全保障体制の下、国力と国情に相応した自衛軍備を整え、駐留外国軍隊の撤退に備える。(自民党 立党宣言・綱領より)https://www.jimin.jp/aboutus/declaration/

その自民党が長く政権を握ってきました。護憲派の共産党や社民党でもなく、改憲派が長く政権を握っていたのにも関わらず。

そんでもって、

改憲派の第二次安倍政権が始まったわけですが、長期政権、且、野党を圧倒する議員数がいながら、改憲はできたでしょうか?

できなかった。国民投票ですら、できない状況ですね。

これはなんなんでしょうかね?

そんな中で、2020年9月に第二次安倍政権が終わりました。

さて、この75年間と第二次安倍政権の約8年の長さを改めて考え直した際に行き当たったのが、実は日本人は自分達は改憲をする、しないと議論しているが、本当は改憲する能力ないのではないかと。

そう考えれると長年の疑問もスッキリします。

日本人同士で改憲と護憲と議論し合っていますけど、それはお互いに吠え合っているだけで、時にじゃれ合っていることに過ぎないですよ。去勢された犬がお互いに吠え合っているに過ぎないじゃないかと。何もできない、何もならないくせにと。

そう思いませんか?

というわけで、第二次安倍政権の価値は改憲という能力が日本人に如何にないかを思い知らせてくれた訳で、そこに第二次安倍政権の歴史的価値があるといえるのではないでしょうか。

さて、話はここで終わらないわけなんですが、

冒頭に話した尖閣諸島の侵略問題。

じゃあ、日本はこのまま改憲しない訳かというとそうでもないと思いますよ。それはいつかというと、外国が攻めて来た時に間違いなく行うでしょう。

つまりは、黒船が来た時という訳です。

これはどういう意味かわかりますか?

今までの丁寧な議論なんて顧みることなく、全てをすっ飛ばして、パニックの中で感情的に行うという事を言っています。

その結果、明治維新時の戊辰戦争的なものや、もしくはその後に起きる軍国主義的なものに繋がるでしょうね。日本人が日本人を危機的状況においやるんですよ。外国人じゃなくてね。

古いギャクで「赤信号みんなで渡れば怖くない」とありますが、まさしくそれです。その結果、大勢の人間が事故で亡くなるです。でも、しばらくしたらまたみんなで赤信号を渡るそういう人間性なのです。日本人って。



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