フェリーで函館に上陸。実は小３から中３までの６年間、函館に住んでいたのだ。思春期真っ盛りのお年頃。そりゃあ色んな想い出がある。函館は魅力的な街だ。歴史もあるし飯も旨い。ラッキーピエロやハセガワストアのやきとり弁当もある。ずっと立ち寄りたかったのだが今回やっと実現の運びとなった。

　数年前にLINEで中学同級生グループが結成されお招き頂く。前の携帯が再起不能になり、Facebook以外の連絡先が分からなくなってしまっていた僕にとっては大変助かった。だがしかし２５年の歳月はそんなに甘くないらしい。旧友との再会は叶わなかったのだ。僕の当時の素行が悪かったのか、何か悪いことをしたのか、反応がない。マイった。苦笑

　そんな少々落ち込み気味の僕に、音楽の素晴らしさを再確認させてくれ、僕が何者であるかを教えてくれたのは、函館『銀色のグラス』そこにいた全員だ。例えるなら直球ど真ん中。例えるならストレートでぶん殴られた感じ。盛り上げ上手な彼らのおかげで声が潰れるほどシャウトしてしまった。こんなことは滅多にないことだ。

　そもそも、