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3/26 ダンス公演「ENTER HEAVEN Ⅱ」公開直前インタビュー⑥ダンススタイルの軌跡

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
Creative Team SHALADINAスタッフのakaneによる、総監督(演出・振付・主宰)SHALAさんへのインタビュー第六弾は、「ダンススタイルの軌跡」について。

ベリーダンスがベースにありながら、様々なダンスの要素が融合されたユニークなダンススタイルのSHALAさん。今日のスタイルになるまでの経緯や修行の道(!?)についてお伺いしました。

ロンドン留学でバレエとコンテンポラリーを学び、帰国してからはベリーダンサーとなり活躍を続けてらっしゃいますが、どのようにして今のダンススタイルになっていったのでしょうか。

akane:SHALAさんのダンスは即興が多いように思うのですが、最初から自由に踊るスタイルだったのですか。

SHALA:おそらく、帰国後1997年に出会った、モダンダンスの母「イサドラ・ダンカン」のダンス哲学と、舞踏の影響が根底にはあります。

イサドラ・ダンカンのテクニックはメアリー佐野先生から、舞踏はその翌年に初めて受けた大野 一雄先生の稽古から。その二つの哲学が養分となって、人生が深まるとともにじわじわと吸い上げられ、例えるなら花として目に見える部分になったのではないかと思います。

花になるまでの途中、生活を支えることになった即興ダンスを基本とするベリーダンス(2001年〜)もまた養分として合流したのでは。

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それから、” 野生”というテーマもあります。幼い頃から野生動物が大好きでチーターになりたかったくらい。どうしても踊りがワイルドになってしまいます。動物のように美しく走れたら、気高く立つことができたら!そして、白鳥のように優雅に!(実は...白鳥は戦うと非常に強い空の戦士なんですけどね(笑))。

人間の歴史の中で、今も各地の神話に残されているように、例えばネイティブアメリカンのように、部族の祖先がカラスだった、オオカミだったといった動物との霊的な関係をも含めると、スピリチュアルな領域には動物の要素も多々入ってくるんです。要するにシャーマニックということかな。

akane:なるほど。SHALAさんの即興スタイルを紐解くと、「ベリーダンス、イサドラ・ダンカンテクニック、舞踏、そして野生」少なくともこの4つが統合されているんですね。

踊りが変化または進化していくに従って、「伝えたい・表現したいこと」は変わりましたか。

SHALA:それはずっと変わらないです。バリ島や沖縄・インドといった大自然の中での神秘体験もまた礎になっていて、その時から変わらないビジョンと想いがあります。

それは、地球をすべての生命を包み込む慈愛であり、浄化のような何かを表現したいということ。(言葉で表現できてしまったらダンスではないので。)感性が研ぎ澄まされていくに従って、より自分の本質にあった音楽や衣装へと、次第に変化していったように思います。

あとは人生で感じたこと、目にしたすべての美醜、味わったすべての喜怒哀楽。それがまた個性となっているのかもしれません。深く感じなくては深く表現できませんから。

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それぞれのジャンルのダンサーはもちろんたくさんいらっしゃいますが、こうして統合された結果、自然と唯一無二のダンススタイルになったのかもしれませんね。今回は、その哲学の部分にもあらためて興味を持ちました。

今度の舞台では、冥界の王様ハーデースとしてどんな即興ダンスが生まれるのでしょうか。楽しみです!!

写真撮影 : 柴田正継

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予約フォームはこちら ※前売は23日(水)お申込みまで

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日時:2022年3月26日(土)開場18:00 開演18:30

演出・振付:SHALA

出演:ダンス/SHALA, Yasmine, Tierra 音楽/Warter 内藤あきら(ギター&作曲)三柴法臣(ドラムス&パーカッション)

チケット:前売4000円 当日4500円

場所:神楽坂セッションハウス

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