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志楽の湯さん@矢向(川崎市幸区)

しばらくぶりに(と言っても1週間)行ってきました!
今回は、普通の銭湯よりちょっとだけお金がかかるけど、
Googleで調べるとよく出てくる
川崎の温泉、志楽の湯さんに行ってきました。
昭和レトロなちょっと不思議空間に来たような
感覚に陥った温泉でした。

今回もいいところを書いていきます!


1. とにかく広い!

まず、入り口が分かりませんでした。笑
駐車場の奥に、それっぽい建物はあったのですが、
併設のご飯屋さんかなー?
と思ってスルーしてしまいましたが、
左手がご飯屋さん、右手が温泉の入り口でした。
特に看板とかなかったので要注意です。

古民家風

中に入ると全体的に薄暗く、しんとしているものの
受付を見つけて安心。
浴場は右手です、と言われたものの、場所が分からず
館内をうろうろしてしまいました。笑
お休み処やエステ、軽食エリアなどが、なが〜くあって、
結局お風呂場はその反対側(受付のすぐ横)からでした。
館内の案内などがなかったので迷いましたが、
独特の昭和の旅館に来たような雰囲気は
存分に味わえました。
不思議な本がいっぱいあったのが印象的。

脱衣所も広くてロッカーがたくさん!
そしてお風呂場もとにかく広い!!!
今まで行った中で一番広かったです。
洗い場の鏡は、水なのか温泉の成分なのかで
謎のシミみたいなものもありましたが、
千と千尋の神隠しのような不思議な感じが
とても面白いと思いました。
鏡は大きかったし!
シャンプーなどは備え付けがありました。

お風呂もとにかく広い!!
味噌風呂という、樽のお風呂があったのですが、
樽もとにかく大きい。笑
昔味噌を作ってた樽だそうです。
こんなに大きい樽で味噌を作るのか!
と驚き、それがお風呂になってるというのも驚きです。
これまでにもいろんな樽とか壺に入ってきましたが(言い方)、
DNAレベルで落ち着く何かがある気がします。

奥にある温泉のお風呂も、とても広くて、
全く周りを気にせず悠々入ることができました。
女風呂のスチームサウナも広い!
最初、スチームで奥が見えず、
全貌が掴めないくらい広かったです。
広いスチームサウナで1人だったので、
鼻歌を歌ってみました。
広いスチームサウナ内に反響して面白かったです。
水風呂はなく、水のかけ湯だけだったのが
ちょっとだけ残念ではありました。
お風呂の温度は分からなかったけど、
広いお風呂は熱い方だったと思います。
勾玉の形をしたお風呂も大きくて、
ここも居心地よかったです。
そして、露天風呂も広かった…!

2.中庭の露天風呂

今回私が一番気に入ったのが露天風呂です。
洗い場に入る手前の入り口から外に出ると、
中庭に大きな露天風呂が。
屋根付きのスペースもあるのですが、
私は端っこの寝そべれるスペースで
ごろごろしていました。
この露天風呂、何がよかったかというと、
中の段差とかが、自然な感じだったんです。
黒湯でよく見えないのですが、急に深くなったりとか。
自然の中でお風呂に入ってる!
という感じがとてもありました。
端っこのスペースは、それぞれ形が違ってて、
露天風呂でも1人になったのでいろいろ探してみたのですが
ちょうど夕方の空に月が光出した頃で、
大きな木の枝葉の間から満月に近づいて行く
月を見ながらお風呂に入るという体験が
とても良かったです。
月光浴もできたというか。
日がかなりくれて夜が近くなると、
控えめな灯りがまた雰囲気を出していて
とても良かったです。
外にくつろぎスペースはなかったけど、
ちょっと上がって大きめの石にもたれかかる、
みたいな休み方ができたのがよかったです。

3.不思議な雰囲気がとにかく楽しい

最初に書きましたが、私はほんとに千と千尋だと思ったんです。
あれも温泉宿のお話で、建物の感じとか温泉がどうだったかとかは
覚えてないのですが、
自分が不思議な空間に入ってきた、という感覚が
千と千尋を思い出させたんだと思います。
それくらい、なんだか不思議な空間でした。

人が大勢いたら違ったのかも知れないけど、
全体を通して感じたしんとして照明は薄暗くレトロな感じが
不思議空間に連れてきてくれたように思います。
お湯屋さんの意図とは違うのかも知れないけど、
なんかすごい不思議な場所に迷い込んでしまった!
という、昭和に来たような、
今の時間の流れも止まったような、
面白い時間を過ごすことが出来ました。


入浴は平日は1,170円、土日祝は1,400円。
不思議な感覚を味わいたい方には
人が少ないと思われる平日がおススメです。
ドライヤーは無料で、先述の通りアメニティもあります。

お風呂の中も、きっといろんなこだわりを持って
作られたんだろうなぁという装飾がたくさんでした。

この場所は、大昔縄文の森が広がっていた場所だったそうです。
縄文時代の人たちは、かなり長い間協力し合いながら
自然を大事にしながら平和に暮らしていて、
大昔の何かがまだこの場所に残っているのかも知れないなぁ
と思いました。

銭湯ではないけど、いろんな場所に行ってみるのは楽しいですね。


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