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日光を旅する その1今市編

松尾芭蕉を巡る旅の第何段?か!
これまでにも、石川県、滋賀県など、幾つか行ったのだが、今回は日光だ。
もちろん、目指すは日光東照宮!

だが、あまりにも観光地化されてしまった場所よりも、駅からバスで延々と。。。の場所の方が素晴らしかったもので、すっかり初めの趣旨を忘れてしまい、帰宅してから本来の旅の目的を想い出すと言うへまをやらかしてしまっている。
その辺は、自分の満足が勝るものなので良しとしよう。

ということで、1泊2日の第1日目の記録だ。

まず、今回の旅は本当にケチケチ旅行であった。
上の写真は、東武日光フリーパスだ。往復でこの値段はかなり安い。
特急は使わず、各駅停車のみ。タクシーは利用しない。
バスに至っては、フリーパス切符で済ませたのだ。

元々はJR宇都宮駅までは横浜から乗換なしで行けるので、宇都宮駅でJR日光駅に行こうと考えていた。
しかあし!Yahoo!の路線案内で検索すると、あれ?宇都宮駅まで行かないのが多すぎる。小金井止まり?
案内として出て来るのが、埼玉県にある栗橋駅で東武線に乗換、東武日光駅にというものであった。
ううむ。そして、調べていくと、東武鉄道では、なんと、お得なフリーパスがあるではないか。
ちなみに、私が今回宿泊したのは、日光駅からバスで90分の奥日光だ。バス代を普通に支払うなら片道だけで2000円近くするのだ。これは、お得すぎる。
ケチケチばあさん。現る?か!



日光駅の2つ手前の下今市駅で降りた。
ここでの目的は、神社やお寺を参拝することの他に、駅でSLが見られるという事からだ。



そして、向かう先は下今市駅から徒歩ですぐの玄寿院さんだ。


無人の寺院であるが、浄土宗如来寺が管理している。


続いては、二宮尊徳を祀ってあり、お墓もあるという報徳二宮神社だ。
駅からも近い。

こちらの神社にいるビビちゃんと白ちゃんがモデルだ。

詳しくはこちらに。

トイレにも行きたいし、お腹も空いたし。。。
と言いつつも、相変わらずの、
「何時何分の電車に乗って、バスに乗り継がないと、あそこに行けない、宿のチェックインに間に合わない」
というスケジュールなのだ。

で、利用したのがこちらだ。
トイレには並ぶことなく感謝。

道の駅前にある稲荷神社

道の駅にある金谷ホテルのパンを購入して、行動食とするのだった。


バス待ちの間に食べるのだった。

こちらの道の駅は、なかなかお勧めだ。

そして、如来寺さんに。

詳しくは、こちらに。


下今市駅から日光方面に歩くことしばし。
ここ浄泉寺も如来寺の管理するお寺だ。見ての通り、廃寺と化しているが、お墓は多い。私の田舎でもそうだが、お墓が多いが無人のお寺は日本にかなりあるのだ。

浄泉寺の中に、そば喰い稲荷こと、沢蔵司稲荷がある。
薬師堂境内北側にある稲荷杜で、俗に沢蔵司稲荷または白蔵司稲荷 ・子育稲荷と呼ばれ小児の夜泣きをとめるために妙験あらたかであると いわれています。また二宮尊徳の病気平癒を祈願し、子息弥太郎が ひたすら信仰を続け、文久2年(1862年)金12両を寄進し、51年にも 及ぶ長期な仕法計画が立てられました。
また、子供が夜泣きするとき蕎麦をあげて祈願すると治るという 言い伝えがあり蕎麦喰い稲荷とも呼ばれています。(如来寺さんより)


浄泉寺とは道路を挟み反対側にあるのが今市瀧尾神社だ。


今回、可愛らしい猫の御朱印を頂いたのだが、こちらの神社は神職の方が、なかなかのアイデアマンというか、挑戦者である。
バイクの神社ともなっていた。バイクの安全を祈願し、御守りもある。
日光街道をバイクで走る人は多いだろうから、これは良いと思った。
今回は見かけなかったのだが、日光いろは坂をバイクでツーリングという人もいるであろう。
他人の事とはいえ、安全を願うのであった。
ごめんねごめんねー。の交通事故にならないように、こちらで祈願をと。
私自身は、歩いていて交通事故に遭わないようにお祈りしたのだった。

勝道上人 御創祀の古社
天応二年(七八二)勝道上人が日光二荒山上男体山に二荒山大神を祀ると同時に当社にもこれを祀るに始まる。その後、人皇百弐代後花園天皇寛正元年、正月十五日に改築、明治十年七月に近郷十八カ所(今の日光市の一部と今市)の郷社に列せられる。
例大祭は四月十四日に神輿を中心に氏子区内十八カ町を供奉、約二百五十人により盛大に執り行われる。また、この祭の期間には氏子町内の屋台の引回しがある。桜花が咲き誇る中、大鳥居前には山岡鉄舟筆の関東一の大幟が奉掲され、まさに春迎えの先駆けの祭りである。
また七月七日~十四日には当社、末社八坂神社の八坂祭が執り行われる。この祭りには関東一とも言われる神輿が氏子青年会多数の奉仕により奉舁され日光街道に御神威赫々、幻想幽玄の世界が現出し多くの氏子崇敬者に感動を与える。(神社の説明より)

そして、ここ瀧尾神社入口から日光東照宮まで名物の杉並木が続く。
歩きたい人は、ここから歩くようだ。


ハルジオンと夕化粧

だが、私は計算していたというか。事前に時刻表で調べ、待つ時間も少なく上今市駅から日光駅へと。
駅敷地内に咲く夕化粧は、横浜と違い、生き生きしているなと思うのであった。


さあ、日光駅に到着!東武フリーパスでのバス旅を。
バス旅プロになりたいな、の巻だ。

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