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ツインレイ??との出会い

アプローチは向こうからだった。
本所属ではない私の課の飲み会にやってきた彼は、初めましてだったその飲み会の帰り道、それはそれは若い人らしい軟派な形でアプローチをしてきた。
「あー、私、飲み会の最中一回り上だって言ったよねぇ、でも既婚だとは言ってなかった気がする」なんて思いながら、腰に回そうとした彼の手をうまく交わした。
その時、え、私この人なんでこんなに至近距離でも許せるの??って頭が ハテナでいっぱいになった。私のパーソナルスペースは広い。

40になっても満たされない承認欲求を男の人から求められることで埋めてきた。特にこの数年は、それはそれは派手に遊んでた。
こちらが断られることはないので、まぁ、適当によしとしたスペックの人と体を重ねてきた。

「あー、私遊んでるってバレたのか。」

一回りも下の若い男の子から求められた、わたしまだいけるって、すぐに乾いてしまうからっぽの心はその時はじゅわって満たされた。



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