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エンドレスな部下たちの抗争

僕が担当している4法人(上海、香港、台湾×2法人)における管理部門メンバーの構成は、中国人9人、香港人4人、台湾人4人。日本人からすると、どの人も同じように見えるけど、少しずつ個性が違うので、結構マネジメントが難しい。

傾向としてはこんな感じ。
中国人:合理的。ただ、ルールをこそっと破り、注意されるまでとぼける。
台湾人:合理的。落ち着いている。マイペース。
香港人:ルール遵守だが、ルールがないと何も動かない。

日本人と比較的近いのは台湾人。
中国人は、主張が強く、そのおかげで価値観がわかりやすいので、飴と鞭を使えば、比較的マネジメントがしやすい。

そして、日本人にとって管理しづらいのは、香港人だと思う。
イギリスに統治されていたからか、ヨーロッパ流なのだろう。
上司が指示をしたことしかやらない。責任はすべて指示をした上司にある。
さらに、プライドが高い。
だから、香港企業のボスは疲れる。たくさん給料をもらわないとやってられないけど、日系企業なので関係ない(涙)

そして、さらに、この3地域の関係がややこしい。
お互いに嫌い合っている。

このように、ただでさえ、難しくて疲れる3拠点の部下マネジメントだが、さらに追い討ちをかけるのが、その男女構成。
17名のうち、男性は4人だけで、13人が女性。
こうなると、日本と同様、女性特有の人間関係の問題も出てくる。
これは、日本だけではないらしい。
そして、最近、香港の女性3人が1対2に分かれて抗争を始めた。
今朝も一悶着。

実は、香港には昨年まで女性は4人いた。
しかし、その中で1対2の抗争があり、1人が敗れて辞めた。
辞めた女性の補充は男性にした。

ただ、女性が3人になったらなったで、そこでまた1対2が始まった。

エンドレスだ。
女性が1人になるまで続くのか?

疲れるぜ。

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