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海外旅行発作

国内旅行を担当しているということもあって、たまに「国内だっていいとこたくさんあるんだよなー!やっぱ国内も攻めよう!」という気持ちになるんですが、一度でも再び国を飛び出してしまうと、そのモチベーションは下がってしまったりします。日本にも綺麗なところはたくさんあるし、今まで知らなかったような場所や海外みたいな場所は死ぬほど眠っているんですけど、それでもどうしたって「日本である」ことは変えられないんですよね。いや、すごく当たり前のことを言ってるんですけど、これが案外大切なことで。

いくら景色や風景が「外国っぽい」ところであっても、そこに根付いた文化や風土は日本国内のもの。その景色を形作っている自然や人々の生活は同じ国で生まれたもの。だからこそ、真の意味での「外国」では決してないんですよね。この、自然や人々の生活によって形成されたものがいわゆる「文化」と呼ばれるものであって、私はその「文化」が異なっているもの、つまり”異文化”を味わいたいがために海外を求めているんだろうなあとよく思います。単純に、景色や街の風景、建物の造り、歩いている人々の表面的な違いももちろん、視覚から入ってくる”異文化”情報には間違いないですし、それを楽しむこともまた一興ではあるのですが、それプラス、その国の人々の生活文化圏に入り込める、というのが何よりもわくわく、ゾクゾクします。視えるもの、口にするもの、空気や湿度、音楽、これら全てが日本とは異なり、いつもの生活文化圏から解放され、新たな領域へと身を委ねることができます。

こうやって言葉にすると、すごくないですか!?たった数時間飛行機にのって行くだけで、こんなにも違う場所に身を投じて違う世界を見ることができるんですよ。海外旅行をしている時の自分の身体は細胞レベルでゾクゾク興奮しており、その感覚を味わって「やっぱこれだよこれ~~~!」となっているのが、最高の幸せです。要は麻薬ですね。

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