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ヨーガとは、マインドのトリセツ。

『ヨーガとは、難しいポーズをすることではなく、軟体になることでもなく、体と呼吸を通して、私たちのマインドにアクセスする方法』

私がこの事を知ったのは、念願だった、英国ロンドンへ大人留学を果たした後だった。

ウツ病をきっかけに精神世界や心理学に興味を持った私は、日本にいる時からヨーガ教室へ通っていた。

でも、その時はまだまだ、自分の持つヨーガのイメージが先行して 「なにやら気持ち良さそうな健康法」を習い事でしている、受け身な感覚だった。

ロンドンに留学してからは、ヨガスタジオに通い始めたけれど、外国のヨガスタジオって、ちょっとおしゃれ〜!と、ワクワクしながら通う、おしゃれヨギー二気取りだった。

留学してから2年ほど経ったある日、いつも行くヨガスタジオで 友達になったイタリア人の女子が、何やらヨーガと精神世界について書かれた、面白そうなヨガの教科書を何冊が見せてくれたことがあった。

彼女は、ヨガインストラクターを目指して、コースを受講中の、インストラクターの卵だった。

本を見せながら、彼女が言った。
「来年また、ヨガファンデーションコースが新規で始まるわよ。インストラクターにならなくても、ヨガの知識が深まるから、とってもいいわよ。」

へー。
取ってみようかな。
ヨーガの哲学からポーズまで、基礎が学べるという6か月のヨガファンデーションコース。
6か月コースってまぁまぁ長いけど、ゆっくり学べるってことよね。
英語がついていけるか自信ないけど、、でも 面白そう!

と感じた私は、思い切って、ヨガファンデーションコースにチャレンジすることにした。

コース初日。
今も忘れない。受講生は全員で11名、ほとんどがイギリス人を中心とした英語のネイティブスピーカー。

コースの最初に自己紹介の時間があり、何故このヨガコースを取ろうと思ったのか、などの各々の心中を話さなきゃいけなかったのだが、、、ネイティブの中で 英語で自己紹介なんて!
これほど緊張する瞬間はあるだろうか?!

しかも、毎回ヨガコースの最初に、自分のヨガの練習について気づいたことなどを一言ずつ、話さないといけないようになっていた。

ネイティブでない私は、緊張するが故に、何を話そうか、毎回コース前に頭の中で 英語でシュミレーションをした。

今、考えれば あんな風に無理矢理、英語で話さないといけない状況に自分を追い込んだことが 今の自分の英語力になっているのだが。

そして、基礎コースというものの、ヨガの教科書は全て英語で書いてあり、予習として事前に読んでいかないと、先生の話していることがチンプンカンプンだった。

辞書を片手に、必死で読んだ英語のヨーガの本。

読み進めていくうちに、
ヨーガって、精神哲学なんだ!
5000年も前から人間のマインドは変わっていない。そのマインドについての取り扱い方を教えてくれるのがヨーガなんだ!
と毎回、感動して 眼からウロコの日々だった。

今まで何となく、受け身の姿勢でやっていた自分のヨーガの練習が変わった。

呼吸一つ一つに意識を向けるようになった。

ヨーガとは、難しいポーズをすることではなく、軟体になることでもなく、体と呼吸を通して、マインドにアクセスすることなんだ。
と、ヨガコースを重ねるたびに、腑に落ちた感覚を今も忘れない。

後々、このヨガコースをきっかけに私のヨガジャーニーが続いていくのだった。

つづく。

今日も読んでくれてありがとうございました!

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