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「Tableau Desktop Specialist」に2週間で合格できた話

Tableauにほとんど触れたことがない状態から勉強を始めて、約2週間ほどで合格することができました。記憶が残ってるうちに備忘録がてら私が勉強してきた順序を書き残しておきます。ただ、再現性があるかどうかは怪しいので参考程度に。

Tableau Desktop Specialistとは

Tableauの資格は数種類あるのですが、その中でも「Tableau Desktop Specialist」は最も簡単で、基礎的な位置づけの資格になっています。

Desktop スペシャリスト 試験ガイドhttps://mkt.tableau.com/files/DesktopSpecialist_ExamGuide_ja-JP.pdf

受験前の私のレベル

立派なTableau初心者でした。

  • tableauの存在は知っていたが、触れたことはない

  • IT系の資格は「基本情報、AWSクラウドプラクティショナー」などは取得しており浅くは知ってる(※ただし今回のTableau資格受験にはほとんど活きなかった)

かかったお金と時間

・費用:6,900円=参考書4,400円+問題集(note)2,500円
時間:2週間ほど=前日丸一日、土日3時間、平日0~1時間

勉強した順番

ここからが本題ですね。
以下の順番で勉強を進めていきました。

STEP1:Tableauの情報を眺める【数時間】

まずtableauとはなんじゃい、というのを適当に眺めていきました。
youtubeや参考書をペラペラ見てみて「ふ~ん」ぐらいの感じ。


STEP2:実践練習(Tableauを触ってみる)【半日】

まずは無料で自由に触れる「Tableau Public」をPCにインストールしましょう。製品版に比べると多少の制限はありますが、初心者が触れるぶんには何も問題ありません。

インストールが完了したら後は自由にTableauに触れて学んでください!
・・・というのはあまりにも何をしていいか分からないと思ったので、下記のyoutubeを見ながら実際にマネして触ることから始めました。

このyoutubeをマネしてtableauを触れたら、なんとなくtableauのイメージが分かるかと思います。ここで注意したいのは「全部分かる必要は全くないし、動画についていけない部分があっても何の問題もない」ということです。tableauの感覚が掴めたらそれで十分合格です。

STEP3:参考書を何周か読む【2日】

ある程度は体系的に情報を一度入れておきたいと思い、参考書をざーっと読みました。深くは読み込まなくていい気がします。試験特化の参考書は存在しないので、あくまで情報の体系化としての位置づけで読みました。人によっては「後述のstep5の問題集を解いてからstep3の方がいい」という方もいるだろうし、そっちでも問題なさそうだなという感覚。


STEP4:実践練習(Tableauをこねくり回す)【3日~7日】

さて、ここからはtableauにもっと触れていきます。私は問題形式で解く形が好きなので下のyoutubeに従って練習していきました。

ただしこのyoutube、かなり難しいです。
初見で解けるはずがないし、繰り返し見ても「?」となる場面も多かったです。ただアレコレ悩んでtableauを色々いじってみるという経験が試験には活きたと感じています。

全部で50問ありますが私は6,7問まで解いて後はやめました。
試験合格だけを目指すならそれ以上は不要だと思います。試験にほとんど出ないような内容を深掘りする内容だったので。
※実務としてtableauを使うならば素晴らしい内容だと思います!

STEP5:問題演習

いよいよ最後の大詰めです。
ひたすらペーパーテストの問題演習をします。
評判良さそうだった下記のnoteを有料で購入しました。

本番ではこの中から何問かそのまま出題されました。
とはいっても、本番の大半は初見の問題だったので、この問題集を丸暗記するだけでは厳しいかなという印象です。
試験中は「なんだよ全然見たことない問題ばっかりじゃねーか・・・」と一瞬イラッとしましたが、結果的にこのnoteの内容を理解することで試験本番にも対応できる力がついた気がしています。

まとめと個人的な感想

  • そんなに高難度の資格ではない

  • だが、問題集などが整備されておらず運ゲー要素は強い

  • そのリスクの割に受験料100ドルは高い

  • 重箱の隅系の問題が多いので、試験対策がTableau実務に直結するかは微妙なところだが、無駄な資格ってほどでもない。


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