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7.20 Living Aloha'19@唐津GREENBEACH HOUSE

福岡のイベンター、ABOUT MUSICが送るビーチフェス。佐賀に6年住んでたけど、1度も行ったことがなくて。今回、出演する8組みんな好きという奇跡的なブッキングで迷わず向かった。福岡では同日にビッグフェスティバル・NUMBER SHOTが開催されているので、こちらはひっそりと楽しむ感じ。キャパは600人ほどで、ソールドアウトながらもスペースが広くて快適。しかしこの日は台風5号と梅雨のコラボでなかなかの雨模様。晴れてりゃもっと良かったろうなぁと思いつつも、雨天とは思えない程存分に楽しめた!

11:45- yonawo
この日唯一の福岡バンド。入場に手こずったのでゲートでぬるりと聴き始めた。音源で聴く分には、プライベート感のある素朴な音使いがチルだなぁと思ってたけど、ライブで聴くとどしっとした演奏のアタックが心地良い!躍らせるために音がデザインしてあった。雨は小雨、ちょっと涼しげな空気とマッチして、健やかな朝にぴったりなまったりした幕開け、とても良い。

12:50- TENDOUJI
リハでリルヴァーナをカバーするなど、yonawoから一転してのばりばりのロックンロール、この急展開。おしゃれフェスに見せかけて、タフなロックバンドもラインナップされてるのがこのイベントの特徴だ。のっけからブチ上げまくりだけど、不意に演奏されるミドルナンバーもたまらない。見た目に反して、アサノさんの歌声ってスイートなのよ、きゅんとなってしまう。

13:55- ドミコ
パーティー感とは無縁なタイプのバンドだと思っていたけど、完全に観客を射止めてて、さかしたひかるにはスター感すら漂ってた。新曲も、夏ソングだけどセルアウトを全く感じないド強いオルタナチューンだったし!「深海旅行にて」の最後の怒涛の展開に呼応するように強まっていく雨足にはタジタジになったけど、トドメの「こんなのおかしくない?」まで一瞬だった。

1.ペーパーロールスター
2.くじらの巣
3.わからない
4.裸の王様
5.深海旅行にて
6. WHAT'S UP SUMMER?
7.こんなのおかしくない?

15:15- スカート
アコギ弾き語りでの登場。リハで「どうしてこんな晴れているのに」という皮肉と「アンダーカレント」と激暗選曲をキメてたけど、本編は「回想」で景気よく!全く「視界良好」ではなかったけど優しい波の音は聴こえてきたし、「花束にかえて」も海辺で聴くと一層ぽつんと取り残された気持ちに。ラスト「静かな夜がいい」の豪雨はまるで映画のワンシーンのようだった。

リハ1:どうしてこんな晴れているのに
リハ2:アンダーカレント
1.回想
2.視界良好
3.ずっとつづく
4.花束にかえて
5.ストーリー
6.トワイライト
7.君がいるなら
8.静かな夜がいい

16:20- chelmico
今イケイケなことは存じあげていたけど、その調子良さがステージングにも見事に反映された強気でエンターテイメント性溢れる時間だった。「切なくクラップ」っていうわかんないけどわかる感じを要求されたのにも笑ったけど、鈴木真海子の煽りが常に"まみこ様"っていうオラつき方だったのが最高だった。「手上げてねぇやつマジなんなんだよ」って凄いアジテートよね笑

リハ:楽園ベイベー
1.Player
2.爽健美茶のラップ
3.switch
4.Timeless
5.balloon
6.Highlight
7.OK,cheers!
8.Love Is Over

17:25- DENIMS
リハではchelmicoに続きRIP SLYME「楽園ベイベー」のカバーが。みんな好きすぎ笑。段々と小雨になってく時間帯にぴったりのご機嫌なナイスグルーヴ。新譜からの曲も多く、「さよなら、おまちかね」の待ちかまえられ感もとても素敵で、徐々に暮れゆく折にふわっと鳴った「夜にとけて」も情緒があった。晴れ間がさす瞬間もあり、晴れバンドの本気を見せつけられた。

18:30- SIRUP
恐らくソールドアウトとなった最大要因の彼、プチャヘンザを促されるまでもなく全員が一斉挙手してた。甘くとろけそうな歌声と、それを支えるカッチリとしたトラック、ここ最近のトレンドっぽさもありつつ、どこか懐かしい匂いもあった。それにしても、この顔で関西弁を喋るとラップのうまいジャルジャル後藤にしか見えない角度があった、動きも面白く見えてくる

1.Pool
2.Maybe
3.Synapse
4.SWIM
5.Evergreen
6.CRAZY
7.No Stress
8.Do Well

19:40- 思い出野郎Aチーム
完全に日が落ちきってのソウルバンドの登場、ムードしかない!歌の強さと、ダンスミュージックとしてのループする気持ち良さ、その両方が男気の中で熟成されきっていた。どの曲もアンセム感あるのヤバい。そして観客は勝手に踊って歌って騒ぐってなんと根源的!「ダンスに間に合う」ことの重要性、「楽しく暮らそう」って合言葉、大人になっても忘れたくないなぁ。

1.楽しく暮らそう
2.Magic Number
3.繋がったミュージック
4.アホな友達
5.夜のすべて
6.TIME IS OVER 
7.週末はソウルバンド
8.ダンスに間に合う
-encore-
9.ミラーボールの神様

なぜだか高校の同級生がたくさん来ていて、雨だったけど楽しく過ごすことができてよかった!これからも独自のラインナップを極め続けて頂きたい。

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