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Day1 8.23 WILD BUNCH FEST.2019@山口きらら博記念公園

7年目となった中国地方のイベント会社・夢番地による野外フェス。開催エリアをちょいと移してから2年目の開催。昨年は2日目が台風で中止になったこともあってか(僕も連続参加記録が途絶えた)、気合いの3日間開催。初日8/23は金曜日ということもあり、メンツの割には少しばかりお客さんは少なかった印象だけど、これまで6回行った中でも相当満足度の高い日だった。

Alley oop 12:40- ネクライトーキー
オレンジレンジやゆずをつまみ聴きしながら、この日の1組目。長丁場イベントの始め方ってブチ上げすぎてもついていけないし、しっとりすぎてもしっくりこないし、という点でネクライトーキーは最適だった。しっかりアガるし、歌詞の内容にはグッとくる、その丁度良いインドア感で体が整った。大きなステージへ駆け上がっていく、その一手目としてベストすぎるセトリ。幻に終わったRSRナンバガ復活を想い浮かべ聴く「だけじゃないBABY」の切なさよ!

-setlist-
1.めっちゃかわいいうた
2.こんがらがった!
3.許せ!服部
4.夕暮れ先生
5.だけじゃないBABY
6.音楽が嫌いな女の子
7.オシャレ大作戦
8.遠吠えのサンセット

Dolphin Thru 13:20- 羊文学
1年ぶりの鑑賞は塩塚モエカ側の最前にて。こんだけ近距離で儚げ美人を観ると単純に照れるだろ!この近さゆえ、バンドの織りなす轟音がズシズシ来る。指弾きの滑らかなベース、シンプルでタフなドラムをガツンと食らえた。「ロマンス」のようなポップな曲も増えたからか、モエカさんも満面な笑みを浮かべるシーンが多くて。「夏のよう」での哀しげな没入感も良いけど、「天気予報」で小さく足踏みをしながら嬉々としてギターを弾く姿もとても良かった。

-setlist-
1.ドラマ
2.ロマンス
3.1999
4.Step
5.夏のよう
6.マフラー
7.天気予報

Pirates Stage 14:20- 04 Limited Sazabys
今年初めてのメインステージでの鑑賞。前方で観るとステージ間移動が面倒なので、ここ数年は後ろのほうで見てることが多いメインステージアクトだけど、フォーリミは曲の持つエネルギーが、じっと聴く人にも届くものになってて。曲のリーチがどんどん長くなってた気が。そして何といってもサプライズなスカパラホーンズとのコラボが!「銀河と迷路」は原曲とカバーの美味しいとこが混ざり合い、「swim」はポジティブなフィーリングがマシマシだった!

-setlist-
リハ1:nem...
リハ2:escape
リハ3:Remember
1.knife
2.fiction
3.Alien
4.kitchen
5.銀河と迷路with スカパラホーンズ
6.swimwith スカパラホーンズ
7.squall
8.monolith
9.message

Alley oop 15:20- リーガルリリー
1年前のフェスで観た時も思ったけれど、つくづくフェスウケとかの外側にいる、ピュアさを残し続けてるバンドだ。迎合しないスタンスでねじ伏せていくっていう風に腹を決めたような迫力があった。新曲「ハナヒカリ」は、鋭いサウンドはそのままに、メロディのはより大きく包み込むような眩さがあって、このバンドが孤高なまま拡がっていく布石のような1曲だと思った。映画「惡の華」が俄然楽しみになった。

-setlist-
1.the tokyo tower
2.トランジスタラジオ
3.はしるこども
4.ハナヒカリ(新曲)
5.ぶらんこ
6.リッケンバッカー

Tube Riding 16:00- BiSH
去年くらいからロックフェスを席巻し出したけど、ワイバンは去年中止になってそのバズを目撃できず。1年越しに、対外試合を初めて観た。興味本位で観に来た人を根こそぎ取り込むためにBiSHが持ってる要素って、振りコピせずとも拳を突き上げればその熱狂の一部となれることだと思う。ハードルの低さも重要よ。バンドを従えての編成もばっちり仕上がってた。「オーケストラ」はこの編成では今夏初披露のようで。やはり、息を飲むほど美しい曲だなぁと。

1.プロミスザスター
2.GiANT KiLLERS
3.stereo future
4.beautifulさ
5.DiSTANCE
6.オーケストラ
7.BiSH-星が瞬く夜に-

Alley oop 16:40- 緑黄色社会
こちらも昨年の出演予定だった。とりわけリベンジを強く打ち出し、魅力を最大限にプレゼンする内容だった。長屋晴子のヒロイン力の高さもさることながら、歌声はさらなる表現力を携え初めていて。アグレッシブな演奏に情念たっぷりなドスの効いた歌声が絡まる「逆転」や、王道のメジャーアレンジを施してスタンドマイクで高貴な歌声を響かせる新曲「想い人」など、表情豊か。涼風も相まって爽やかな時間。

-setlist-
1.またね
2.Alice
3.Bitter
4.逆転
5.あのころ見た光
6.始まりの歌
7.想い人(新曲)

Tube Riding 17:20- ストレイテナー 
2014年以来、5年ぶりの出演。ここ最近の温かなモードを大放出するアクトだった。人気投票上位4曲で最初と最後を固めて、直近のシングルたちを中盤に持ってくる構成。夕暮れに差し掛かる時間で「彩雲」は映えまくり。ライブで初めて聴けた「Braver」は音源の幻想的なイメージと違って、ストンプとクラップが入り乱れる力強さにおののく。彼らには珍しい、鼓舞するパワーがあった。そして無事、今年の最後の海へ。これ程最近の曲がアンセム化してる凄さ。

-setlist-
1.彩雲
2.REMINDER
3.Braver
4.灯り
5.スパイラル
6.Melodic Storm
7.シーグラス

Pirates Stage 17:40- 東京スカパラダイスオーケストラ
Alley oop 18:00- マカロニえんぴつ

フォーリミとのコラボもあったし今日はのんびりと思っていたスカパラ、「Paradise Has No Border」を遠くから眺めていると、TOSHI-LOWが現れて「野望なき野郎どもへ」、TAKUMAが(チャリンコで)現れて「閃光」を。2曲のみだけど、コラボ聴けて良かった!
マカロニえんぴつは、このステージでこの日1番客を集めていたように思う。繰り返し初出演の感慨を語る姿、好青年。洗濯機と君とラジオ」がとても好きだ、どのメロディも本当に強い!

Tube riding 18:40- フジファブリック
少し前から降り出した雨に濡れながらの鑑賞。テナーもそうだけど、若手バンド中心のフェスで、自分の中学生くらいの思い出のバンドがずっと出ている喜び。「東京」では間奏で、山内総一郎が楽曲タイトルを入れ込みながらラップを披露。しかし、終盤になって口に虫が入り込みオエっとなるアクシデントが。つくづく持ってる男だと思う笑。最後は「若者のすべて」。日本の夏の風景を毎年引き連れながら、巨大化したこの曲、直立不動で聴き入ってしまった。

-setlist-
1.STAR
2.Sugar!!
3.
4.LIFE
5.カンヌの休日
6.東京
7.若者のすべて

Off the Lip 18:20- 奥田民生
公園常設のステージで、弾き語り形式のクローズアクト。フジを終えて急いで向かうと、「ヒゲとボイン」を披露中!アコギだとより悩ましさが増す。「The STANDARD」と「55」が素晴らしかった。体ごと鳴らすみたいな民生さんの歌唱は、ダイレクトに心揺さぶってくる。どんなテーマの歌であろうと、その声にシビれるのだ。最後は「さすらい」、そしてステージ脇で見ていたTOSHI-LOWに促されてアンコールで「イージュー★ライダー」。みんな歌ってた。

-setlist-
1. 海へと
2.マシマロ
3.ヒゲとボイン
4.愛のボート
5.The STANDARD
6.55
7.さすらい
-encore-
8.イージュー★ライダー

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