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2018年ベスト女の子ランキング

<僕達はみんないつでもそうです 女の子の事ばかり考えている>と岸田繁も歌ってたじゃないか。ポップカルチャーに女の子は欠かせない。

4年連続で↑の企画に参加。これで、2018年の素晴らしい女の子との出会いを総括しようと思う。

10位 志水美日(LILI LIMIT)

12/29のラストライブ、この記事で余すことなく伝えたつもりだけど、唯一書き漏らしていたとすれば彼女の良さみについて。最前列、と書いてるけど、正確には彼女の真正面の最前列でした。あまりに近いので照れてそこまで直視できなかったけど、首を横に振りながら鍵盤を鳴らす姿とか、サイドステップ踏みながらタンバリンを叩く姿とか、可憐すぎました。このバンドにいる姿を見るのはもう無いのだろうけど、表舞台に立ち続けて欲しい。歌声も素敵なので、シンセ使いのソロシンガーとかもアリな気する。

9位 長門朱里

「獣になれない私たち」の真のヒロイン。部屋着とスーツで印象を豹変させるルックス面も良いけど、そのキャラクターに惹かれた。元カレの家に居座るニート女、どんなことでも人のせい、努力はなるべくしたくない。どうですか、このクズっぷり。いやでもしかし彼女の事が僕には分かるのだ。ただ不運なだけなのだ。不運のスパイラルが朱里をこうさせてしまったのだ。彼女を分かってあげれる男でありたい、負の連鎖から救い出してあげたい、マンションも買い与えて甘やかしたい。とても中毒性の高い黒木華だった。

8位 山下彩耶(夢みるアドレセンス)

唯一の10代でのランクイン。「カワイイだけじゃダメなんですか?!」のコンセプト通り、全員カワイイので推しが定まらないなぁと思ってたところに、1年前から新メンバーとして加入してきた。夏にセンターを務めたシングルのリリース時期のライブで、一人だけメロンの被り物を着せられていて、その健気さというか、知らない人が見たらいじめられてるんじゃないかと思われかねない「させられ感」が良かった。カメラを向けられた時の、カッと目を見開いて、キッと口を真一文字にするキメ顔もとても可愛い。


7位 門脇麦

出始めた頃から妙に求心力のある女優さんだと思ってたけど、不意に自分の中で大ブームが起こった。幸薄くて寂しい感じの、いかにも映画オタクウケしそうな役も合うのだけど、「ここは退屈迎えに来て」で見せた、リアリティたっぷりなフツーな感じの女の子も良かった。ちょっと早口気味でまくしたてる喋り方が特徴的だけど、声が低めだからスッと耳に馴染んでくる不思議さ。この映画に関して言えば、「茜色の夕日」を歌うシーンが全てな気はするんだけど。あの娘が持ってる寂しさを歌唱×演技で呼び起こしてた。

6位 のん

能年玲奈時代から4年連続のランクイン。2018年は何といっても、ライブに行き、肉眼で目撃できたという大きな出来事があった。その尊さはここに詳細に記してある。2019年には「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」もあるし、逐一楽しみにしておきたい。

5位 赤木野々花

2018年度からレギュラー放送が開始した「おやすみ日本」、そこで司会進行を行っていて知ったのだけど、あのまったりした番組の空気を損ねない絶妙なガイドが素晴らしかった。元々NHK徳島に居た素朴さも伝わってくる。ていうかパジャマ姿が似合ってるのよね。僕はパルコに行く度に、用もないのにジェラートピケの前を通るくらいにパジャマ姿の女性が好きなので、国営放送で堂々と拝見できるの最高です。あと、エンディングでハープを演奏しながら次回予告をするというエッジーなパフォーマンスをしてて惚れた。

4位 佐藤千亜妃(きのこ帝国)

4年連続、上位常連。圧倒的な顔面。髪型も服装もころころ変わっていく感じは、マッシュ+パーカーがデフォだった時代を知ってるからその開け具合に泣けてくる。あと、インスタで女友達と誕生日会してたり、夏に男女混合でバーベキュー行ってる感じとかな、あぁ君もそっちサイドだったのか、という寂しさもありつつ、そこに至るまでのストーリーに思いを馳せてグッときてしまう。2018年、きのこ帝国の集大成を完成させ、2019年はソロの年になるという。良ければ、女優復帰とかもして欲しいんですがね!

3位 小川紗良

2018年の急先鋒。映画「聖なるもの」では芋っぽい学生監督と儚げな美少女をパラレルで演じるという、サブカルクソ野郎を根こそぎ仕留めるキャラクターにハマり、じわじわと好きになっていった。女優でありながら、映画監督として是枝裕和の門下生だというハイスペックっぷり。センスでも惚れさせてくるからズルい。タイムリープできるならば、早稲田大学に入学し映画サークルに入り自主制作映画を撮り、後輩として手伝ってくれた小川紗良に「先輩の映画は自分本位すぎます」と痛烈な批判をしていただきたい。

2位 塩塚モエカ(羊文学)

こちらも2018年の急先鋒。虚ろすぎる表情と、羊文学の楽曲がぴったり一致してしまっている。曲とセットで好きになってしまう。背も高く、耳も大きく、目も大きく、とにかく存在感のえげつないビジュアル。9月にフェスで観ることができたのだけど、じーっと彼女のことを観ているとこんなに沢山の人がいるのにまるで2人きりみたいな気分にさせられてしまった。そういう目つきを持っている。タイムリープできるならば、慶応大学に入学して初期から羊文学のファンとして追っかける人生を送ってみたい。

1位 夢眠ねむ(でんぱ組.inc)

堂々の1位。この人がもたらした影響は計り知れない。高身長の女性が好きになったのも、アイドルをフィクションであると問いてくれたのも、紛れもなく夢眠ねむ、およびその"中の人"である。ねむきゅんを取り巻くすべてを知りたいと思っていたことから考えるに、僕は夢眠ねむをポップカルチャーそのものとして愛していたのかもしれない。と言いつつ、溢れる知性でねむきゅんをコントロールしてきた"中の人"に対してははっきりとガチ恋なのだと思う。3月で夢眠ねむは芸能界引退し消滅する。それは美しい完結だと思うけど、数年後に"中の人"の結婚発表とかさらっとされちゃうとマジ困るんだよな

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