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【切り札】志望動機なんてありません!で、内定を取る極意

こんにちは!シャペンです。
新卒1年目の23歳。20卒就活で内定が出るも、吃音症(言葉に詰まる病気)により「君は就職に向いていない」と言われ就活浪人を選択。21卒で再度挑戦しIT、コンサル(戦略)を中心に複数内定。詳しい実績は以下の通り。

現職
ITメガベンチャー
内定実績
IT(大手インターネット、外資系)2社
IT(メガベンチャー)2社
コンサル(戦略)1社
広告系(広告代理店、ネット広告)2社
教育(大手予備校) 1社
スタートアップ 1社
インターンシップ参加/通過実績
IT(インターネット、外資系)5社
IT(メガベンチャー)4社
コンサル(戦略、シンクタンク)3社
コンサル(企業再生)1社
自動車(メーカー、センサー)3社
広告系(代理店、アドテック、ネット) 7社
生命保険 1社
外資系投資銀行 1社
その他地元の中小企業  3社

今回は「志望動機なんてありません!で、内定を取る極意」について記事を書きたいと思います。初めからなんて衝撃的なタイトルだろう。。。と思われた方。大丈夫です。あなただけじゃなく、全国の就活生が目ん玉飛び出て驚いています。でも安心してください。はいてますよ!!。。。
(シーン。何言ってんだろこの人。。。)

というギャグは置いといて、まじめに書いていきますね(笑)
改めてになりますが、心の底からこの会社に入りたい!この会社じゃないと絶対社会人にならない!!それくらい熱意のある志望動機がありますか?
恐らくそこまで熱量を持った志望動機を持つ就活生は少ないと思います。何を隠そうシャペンに話しかけてくれる数少ない貴重な就活生の中で、一番多かった相談がES(エントリーシート)を書いている時に志望動機が見つからない。という悩みです。

自己PRも完璧、ガクチカも書けた!でも志望動機が書けない。こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。毎年出てくる共通の悩みですし、シャペンも当然悩んだ経験があります。そこで今回はまさに「切り札」級の記事をお届けできればと思います。それでは本編をどうぞ!

この記事は

・志望動機がなく、ESに何を書けば良いか分からない
・志望動機が無い場合、面接でどう話せばいいか分からない
・今、まさに志望動機を考えている最中で、これから考える!

このような悩みを持つ方に読んで頂きたいです。


志望動機はハタチを超えてから

シャペンが20卒の時の話。小・中・高校と同じだった旧帝大の理系に通う友人から「信越化学工業に就職するよ」と進路報告の連絡が来た。初めて聞いた時は地元の中小企業かと思った。生まれ育った場所が好きだったし、同窓会とかにも良く来ていたので、堅実な進路選択をしたのだと思った。

しかし検索してみて驚いた。あなたも是非検索してみてほしい。この信越化学工業は世界を代表する半導体材料の会社で、マーケットシェアも世界1位、化学企業の時価総額ランキングで世界第5位(2020年12月30日付)を誇っている。正直知らなかった自分が恥ずかしかった。。

「こんなすごい会社、日本にあったんだ」というのが本音でした。
(もし信越化学工業の関係者様が見ていたらすみません。就活時代の話ですのでどうかお許しください。。。お仕事応援しております)

ここで改めて考えてみてほしい。こんなすごい会社、正直入れるなら入りたいと思わないだろうか。妄想してほしい。信越化学工業の採用担当者から「君の力が必要だ!是非入社を!!」なんて言われたら、嬉しさのあまり逆立ちで日本一周してしまうだろう。。。。。

この妄想を踏まえてあなたに聞きたい。あなたはこの会社に志望動機があるだろうか。ちなみにシャペンの場合は名前すら知らなかったので、志望動機なんてもちろん無い。もし小さな頃から家の近くに会社があったとか、親がその会社の製品を良く使っていた等の思い出があれば「聞いたことある!親しみがあるし、志望したい!」となるかもしれない。つまり志望動機が生まれる流れは、会社の名前を知っている上で何かしら思い出があり、親しみ等が生まれて志望するというのが本来の流れである。

志望動機が生まれる流れ
どこかで社名を聞く⇒その会社との思い出がある⇒親しみが湧く⇒志望する

しかし、これは理想である。テレビのCMで見たことのある大手企業なら知っているかもしれないが、BtoB(企業同士で取引すること)の会社で社名を知ってるケースは少ないと思う。それに加え、会社に対して親しみが湧くのは相当難しい。仮に親しみが湧いたとしても、働きたいかどうかは別かもしれない。恐らくほとんどの就活生は親しみよりも「年収!!定時!!きれいなオフィス!!成長!!」のどれかが本音の志望動機だと思う(笑)

しかし内定者の先輩方ははしっかりと志望動機が言えているし、何となく発言する表情や目にも覚悟が感じられる。。。すごい。。。やばい。私も志望動機考えなきゃ。。。。と悩む。でも志望動機なんてありません。。。どうしよ。。。に落ち着くと思う。

ここでこの記事の極意をお伝えしたい。
肝になる部分なので、どこかにメモすることをオススメします。

「志望動機なんてありません」の極意
志望動機は時間をかけて悩むのではなく、20歳を迎えてから作り出すもの

一つずつ解説していきますね。
まず「志望動機なんてありません。。。」とここで悩むのは良くありません。だってみんな志望動機ないからです(笑)。最初から志望動機を持っている就活生の方が珍しいです。素晴らしいと思います。でも就活を始めてから社名を聞いたケースがほとんどではないでしょうか。なので時間をかけて考えても動機なんて生まれません。だからこそ「作り出す」という姿勢が大事なのです。

志望動機が素晴らしい!と評価される就活生は「志望動機を作り出す技術に長けているんだな」という視点を持ってください。素晴らしい行動や過去の経験がある=最高の志望動機と評価されるというのは真っ赤な嘘です。みんな20歳を超えてから動機を作り、その質で評価が決まっています。

後から作った志望動機の優劣で評価が決まる


人事の顔を見たことはあるだろうか

結局のところ、なんだか志望動機ってそれっぽいこと書けば良さそうだね

と安易に考えてはいけません。志望動機をめちゃくちゃ作り込むメリットは沢山あります。特にそれっぽい感じで志望動機を書けるスキルがあったとしても、面接で質問されたときに答えられない可能性が高いので作り込むことをオススメします。ということで今一度志望動機を作り込むメリットを確認しましょう。


➀中小企業では敵なしの可能性が高いから
就活生のESを見ると大手の志望動機はレベルが高いです。みんな作り込んできます。その一方で中小企業の志望動機は比較的薄っぺらい印象です。HPに書いてある言葉をそのまま引用して共感しました!系が圧倒的に多いので、差別化は余裕でできます。

また人事をしていてES添削を行うと、必ずと言っていいほど大手の志望動機を提出してきます。それくらい就活生の関心は大手に向いており、中小企業の志望動機をわざわざ添削して欲しいと提出してくる就活生は珍しいです。それくらいの温度感なので本気出せば必ず目に留まります。


➁結局、志望動機で人事の心は動く
めちゃくちゃ優秀だけど志望動機が微妙な人と、能力や実績が微妙でも志望動機が優秀であれば、ほぼ後者が勝ちます。理由は新卒はポテンシャル採用であり、投資に近いからです。実績ベースで評価される中途採用ではないので、会社に入って長く働き実績を獲得しようと頑張ってくれるのか。こういったことを証明できる方が強いのです。

人事はESを見た時、自己PR・ガクチカと進み最後に志望動機を目にします。この時の人事の顔はどんな顔になっているでしょうか。「すごいな」「一緒に働きたいな」という一方で「よくわからない動機だな。。」などいろんな感想を抱くと思います。どんな風に自分を評価して頂きたいでしょうか。

ちなみに面接官から「君はどこの業界・会社を志望しているの?」と質問された場合、嘘でもいいので以下の回答をオススメします。

私は○○業界を中心に就活しており、その中でも御社が第1志望です


内定者が志望動機を書いた時のテンプレート

ここまで読んで下さった方は「志望動機、ガチで作り込もう!!」と息巻いていると思います。過去の内定者も同じで、志望動機を作り込もうとテンプレートを使用していました。それがこちらです。

〇志望動機のテンプレ
➀結論(将来成し遂げたいことなど)
➁その業界を選んだ理由
➂業界の中でも御社を選んだ理由
④就活の軸が、選んだ理由と一致していること
➀~④を考えつつ、過去の内定者のESを見て参考にする。

もうこれだけで十分です。志望動機は「未来において成し遂げたいことを明確にし、そのために会社で何を学びたいのか」というスタンスで作成します。目標を達成するために、その業界・会社が必要であることを示せば良いのです。

もしかすると業界ではなく、会社の理念を就活の軸にしている就活生もいらっしゃるかと思います。例を挙げると「上下関係なく意見が言える」理念って業界特有の考えではなく、会社に依るケースがほとんどですよね。この場合は理念に共感したことと、なぜその理念なのか、その理念の下で仕事をすると自分がどうなるのか・なっていきたいのかを記入すればOKです。

また過去の内定者のESを参考に志望動機の文章を変更するのも大事です。特に文章の勢い(優しい雰囲気、熱量のある雰囲気など)や、文章量などは考慮すべきです。ここはまた別の記事で紹介しますね。

ということで実際に例文載せておきます↓

広告を通して人の心と今の社会を動かすことのできる人になりたいです。
→➀結論(将来成し遂げたいことなど)

広告にはただ情報を発信するだけではなく誰かにきっかけやチャンスを与える力があります。人に会いたくなった、ものを買いたくなった、どこかに行きたくなった、そうした人間の生活を豊かにし、経済を動かしていく事ができる唯一無二の存在であり、そこに魅力を感じたため広告業界を志望しています。→➁その業界を選んだ理由

中でも貴社を志望するのは、○○グループのみで生活の全てがまかなえてしまうほど私たちの生活に密着しており、地方住みの私ですら生活に近いと感じたためです。→➂業界の中でも御社を選んだ理由

そのため、より消費者の近くで効果的にアプローチしていく事が可能であり、かつ町作りにも力を入れているため、自分の関わった広告が多くの人の生活に影響を与えているという実感を肌で感じることができると思います。御社で働くことが、なりたい自分の実現に一番近いと考えました。
④就活の軸が、選んだ理由と一致していること

正直このレベルでOKです。あなたが超大手で初年度年収1200万円を超えるような会社を志望しない限り、このような志望動機で大丈夫だと思います。ただし、業界・業種によって方向性を変えたほうが良いなどはあります。これは内定者のESを参考にすることと、その業界にいる人事に添削をお願いするしかありません。(シャペンはIT系であれば業種問わず全般対応可です)

冒頭で「志望動機なんてありません!」という切実な叫びが聞こえてきましたが、この記事を読んでそんなに悩む必要はないことに気づけたでしょうか?大事なのは志望動機の質を考える事で、それはテンプレを使えば解決する事。テンプレを使って多くの会社の志望動機を作成し、本当に大事にしたい本命の会社は内定者のESを参考にするか、人事に添削してもらうのをオススメします。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。分かりにくい個所や、感想・質問あれば何でもご相談ください。現時点ではTwitterとインスタやっているので、そちらで連絡いただけると幸いです!少しでもいいなとお思っていただけたら、スキ!とフォローよろしくお願いします。ほかにもまだまだ作成していくつもりですので、今後ともよろしくお願いします!あなたの就活が成功しますことを願って。シャペン



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