CL round 8 LFC vs FC Porto マッチプレビュー
昨シーズンのあの悔しさを晴らすべく、次こそはチャンピオンになるという強い意気込みの中闘う今シーズンのCL。
グループリーグではアウェイ全敗したものの、ホーム全勝でなんとかグループリーグを勝ち抜ける。
決勝トーナメントラウンド16ではバイエルンと対戦。
ホーム、アンフィールドでの1st legは好ゲームを見せたもののバイエルンの素晴らしい守備に阻まれスコアレスドロー。
アウェイ、アリアンツアレーナに乗り込んでの2nd leg。攻め倦むバイエルンに対し、ファンダイクのロングパスからマネの見事なゴールで先制すると、OGで追いつかれてしまったものの、後半ファンダイクとマネのゴールで3-1と勝ちきり、ラウンド8への切符を手にした。
そんな中迎えたラウンド8のポルト戦。
昨シーズンを思い返せばラウンド16、マネのハットトリックなどで5-0で圧勝した相手である。
ラウンド8に進んだチームを見渡して見れば、ポルトはリバプールにとっては1番の好カードかもしれない。
しかし、好カードと言えども手強い相手であるのは間違いない。
前置きはここまでにして、両チームの情報を整理していこう。
FCポルトについて
欠場情報
ぺぺ、エクトル・エレーラ:出場停止
予想フォーメーション
4-4-2
キャプテンのエクトル・エレーラ、ぺぺという中心選手の出場停止は結構な痛手となることは間違いない。
ぺぺの欠場により、CB本職であるがSBをやっていたミリトンがCBでの出場濃厚。SBにはM・ペレイラが出場濃厚である。
主将エクトル・エレーラに変わって出場が予想されるのが、オリベル。
また、ソアレス、CL7試合6発のマレガの2トップは強烈である。
リバプールについて
欠場情報
ロバートソン:出場停止
ゴメス、ララーナ:怪我
予想フォーメーション
4-3-3
安定の4-3-3。
リバポにとって痛いのがロバートソンの累積での出場停止。
今期、リーグ戦で9アシストをマークするなど、SB離れした攻撃力が魅力的であった。
ミルナーがSBでの出場が濃厚であるが、ここをどう補うかは課題となるだろう。
ファンダイク、ワイナルドゥム、マティプはサウサンプトン戦での負傷が心配されたが、この試合は出場の見込み。
展望
リバプール
サウサンプトン戦で9試合ぶりにゴールを決めたサラーが注目選手であるのは間違いないだろう。
さらに、アウェイバイエルン戦で2ゴールを記録したり、リーグ17得点を記録するなど絶好調。”魔術師”フィルミーノも目が離せない。
今シーズンCLで6ゴール中のマレガとマッチアップするのが、今シーズン鉄壁の守備で”世界最高のCB”との呼び声が高いファン・ダイク。
ダイクは1対1の守備の強さだけでなく、攻撃面での活躍も目立っている。
スペースがあれば、ドリブルでもち運ぶこともできれば、鋭い縦パス、バイエルン戦のようなロングパス、ライナー性のサイドチェンジのキックなど長短正確な配給ができるのが強みでもある。
そんな2人のマッチアップが楽しみである。
自分たちのサッカーをすることが出来れば、自ずと結果は付いてくるであろう。
ポルト
ポルトのフォーメーションは4-4-2が予想される。
リバプールがビルドアップの際に狙っていきたいのは、ポルトのライン間。
ポルトの中盤は2人であるのに対し、リバプールは3人。
リバプールは状況に応じて、走力を活かし、ライン間のスペースに走り込むのが重要となるだろう。
ポルトとしてはセットされた状況での守備をする際、90分通して縦横をコンパクトに保つことが大切になる。
リバプールの3トップは個の能力が高いので、なるべく1対1は作らないように距離感を詰めて守備をするべき。
守る時間が長くなっても集中を切らさず選手同士の距離感を保てるかどうかが鍵を握る可能性はある。
まとめ
CLベスト4に向け、いいスタートダッシュをきるためにも、ホームアンフィールドで勝ち点3を手にしたい。
キックオフ:28:00(日本時間)
会場:アンフィールド
DAZN実況:桑原学 解説:石川直宏
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