ひたすら自分に甘く生きていきたい所存
それでも、自分の力をいっぱい振り絞りたくなる時はあるんだけどね。
元々、甘え不足を拗らせてしまっていた私は仕事に使命感を持つタイプだった。
高校生くらいから、途上国に行って人を救い、自分の街を築きたいなんて今の自分から見ると毒のある事を考え、親友に語っていた(笑)
大人になって、色々経験して気づいた。
その発想は、ちょっと危険だって。
もちろん、ボランティアや海外協力の素晴らしい方々を避難するわけではない。
怖いのはわたしの発想だ。
「こうあってほしい」という自己愛からくる願望で「親切」を押し付けて、その上自分を認めてほしい、感謝してくれないと怒る。
なんて事を知らぬ間に好んでやり、東京という街でも沢山繰り返してきた。
東京に来てもう10年近く。
しゃらめは自分に甘い。
にっちもさっちも行かなくなって、どん底に来たから思い切って甘やかしてみたの。
そしたら、頑張って頑張って億万長者にでもなれば手に入ると思っていた親や友人や周りの人からの愛を得られるようになった。
どうやら、人生には心の余裕というやつが必要らしい。
自分に甘い自分を認めてあげると、時間的にも精神的にも余裕が出てきた。
そのあまった水のような自分のエネルギーを、救いあげて他人に丁寧にゆっくりとかけてあげられるようになった。
よく分からないけど、これが正解だという確信がある。
歩みは、遅くなったけれど何かがスムーズになった。
今自分は幸せで、「楽しい」という感情を元に行動している。
毎日が穏やかに、心地よく流れている。