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子ども店長 その③

「おにクルまんじゅう」を販売をさせていただくのは「茨木ヴィンテージカーショー」✨

会場に着いたとたん、
「子ども店長さん!」と、沢山の方が笑顔で迎えてくださいました💖

企画会議で、子どもたちが販売方法や、宣伝文句も考えていました。

「ぼくたちが育てたお芋でつくったよ」
「おいしいよ!」
「食べてください」

などなど。

声をかけるのを恥ずかしがるかな…?と、思いきや!

会場にいる方が積極的に話しかけてくださるので、
子ども店長さんも積極的に話しかけていました。

売る方も、買う方も、みんな笑顔!!

約200個が、あっという間に完売😳

主催者さまのご厚意により、急遽PRタイムをいただいたのですが、
その時点ですでに完売していました。

でも、ここからが、すごかった!!

PRタイムは事前に決まっていなかったので、いきなりマイクを持つことになったのですが、圧巻のマイクパフォーマンス!!

子どもたち、一人ひとりにマイクを回したのですが、
全員、大人顔負けのマイクパフォーマンスでした!!
(どなたか動画で残していないでしょうか…)

みんなが話してくれた内容を要約します。

自分たちでつくったさつま芋。
自分たちで考えた「おにクルまんじゅう」
がんばってつくりました。

おいしくできたから、みんなに食べてもらいたいです。
みんなが「おいしい」と言ってくれてうれしかった。

喜んでもらえて、うれしかった。

おにクルまんじゅうは売り切れたけど、焼き芋はまだあります。
焼き芋を食べてください。

こういう場をもうけてくださったことに心から感謝いたします。
ありがとうございます。

大人は何も、教えていません。
自分たちで考えて、自分たちの言葉で話してくれました。

拍手が沸き起こりました。

誰かの喜びを、自分の喜びにできる子どもたち。

会場中が、あたたかい空気に包まれました。

もっと喜んでもらうために、焼きいもをふるまいます💖

こちらも指示をしたわけではなく、自分たちで役割分担をして、
自分たちで工夫をして、会場の皆さんにふるまっていました。

子ども店長さんの声かけで、焼き芋も、あっという間に用意していた試食カップがなくなりました😳

今まで、数々のイベントをしてきましたが、
今回とても驚いたことがあります。

「おにクルまんじゅう」を購入してくだった方。
焼き芋を食べてくださった方。
活動を知ってくださった方。

沢山の方が、もう一度ブースに立ち寄り、

「ありがとう」

と、伝えてくださったことです。

「子どもたちから元気をもらえた」
「感動した」
「子どもたちにお礼を言いたい」

などなど。

ブースで、産経新聞「のの」が書いてくれた記事も配っていたのですが、

『以前、ここに住んでいたんです。
行ってみます🤗』

そんな嬉しい巡り合わせも!

沢山の大人から、やさしい気持ちを受け取った子どもたち✨
とても嬉しそうでした😍

振り返り

「お野菜やお米をつくるのも、商品をつくるのも、売るのも…
いろんな人の支えがあって、お仕事があって、お金をいただける。

いろんなことに、ありがとうって思えるね。

みんながお仕事をがんばって、みんなに喜んでもらえて、楽しかったね」

売上から、

卵 牛乳 砂糖 チョコホイップ 油 
ホットケーキミックス クッキー材料
ラッピングなど 

材料費を差し引くと…

お給料
1人 830円 

繰り返しになりますが、今回の企画は「子どもが扱うから金券やチケット」ではなく、あえて現金にこだわりました。

その理由。

お仕事をして。

誰かが喜んでくれて。

その対価としてお金をいただくと、自分の心がとてもあたたかくなるという体験をしてほしかったのです。

心がこもったお金なら、大切に使うことができます。

お金は本来、人を活かすためにあるものです。

そして、誰かの仕事で、この世界は支えられています。

お金のやり取りをする時に、誰かとのつながりが生まれます。

心のこもった「お金」を介することによって、人と人とのやさしいつながりを作り、自分も誰かも幸せにできる世界を体験してほしかったのです。

830円。
その価値はプライスレスです。

子どもたちの感想

✅みなさんに食べていただき感謝。本当にありがたくて。みんなに支えてもらって。いろんな事がうれしいです。

✅おにクルまんじゅうが、めっちゃ売れてびっくりした。

✅おにクルまんじゅう。みんなに買ってもらって、みんなにおいしいと言ってもらって嬉しかった。

✅作るの難しかったけれど、たくさん売れて楽しかった。嬉しかった。

✅いっぱいおにクルまんじゅう売れて嬉しかった。

✅おにクルまんじゅうも、さつま芋も、いっぱい人がきてくれた。よかった。

✅最初はそんなに人が来るとは思わなかった。みんながおいしいからと2回来てくれた人もいた。作ってよかった。

お金の使い道

自分のために使うのは、何に使うかまだ決まっていないけれどその他は…

✅将来のために貯金

✅被災地に寄付をする

✅ユニセフに寄付をする

保護者の感想

✅親が思っていた以上に子どもにチカラがあった。自分の救い・癒しになった。こういう場に来れてよかった。

✅子どもたちが自主的にチームを作って積極性が見れて単純にすごいと思った。
全然知らない人に話しかけてるのもすごかった。

✅さつま芋を植えるところから一連の流れを経験できたのがよかった。
良い経験をさせてもらえた。

✅朝からずっとがんばっていて、作っている時も、ごはんの時も、声を出して売っている時も。
勉強などは一つの作業を指示されて、やったらそれで終わりだけれど、そうではなかった。
焼き芋をふるまう時も、おいもを入れて、チラシを配って、分担作業も誰が何を指示するわけでもなく 自分たちでやっていた。驚いた。

✅子どもたちの熱意が伝わっていた。

✅大人も楽しかったです!

用事があって先に帰った方が写っていませんが
みんなで記念撮影
大成功💖

「生きる」には、食べること、お金をかせぐことが必要です。

「命」を輝かせるには「心」が伴う必要があります。

「心」がこもっていないと「心」を傷つけ、
「命」の輝きをうばっていきます。

子どもたちに「伝わればいいな」と思って企画しましたが、
私たち大人の方が、子どもたちから沢山の事を学ばされました。

「仕事」に「心」をこめると、みんなが喜んでくれる。
「心」を伝え合うと、みんなが幸せになれる。

そのお礼や対価として「お金」をいただける。

心のこもった「お金」を次の誰かが受け取ると、
誰かの命を輝かせることができる。

子どもたちが理想の世界を実現させてくれました。

誰一人欠けても、作れない世界でした。

お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!!
心から感謝いたします💖

市長に報告 & おにクルまんじゅう贈呈 

子ども店長 その①
子ども店長 その②
子ども店長 番外編

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