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叶わない恋|ロミジュリ ①

全ての発端は、8月13日に見てしまった、「世界バレエフェスティバル」のロミオとジュリエットのバルコニーのPDDです。(PDDは、パドドゥ。男女ペアの踊りです。)

バルコニーシーンって、あれですよ。「あ、ロミオ〜!どうして、あなたはロミオですか?」とか言う、あのシーン。お笑いとかのネタにもなってるくらい、有名なシーンですよね。とにかく、私はロミジュリにそこまで思い入れはなかく、四大悲劇って言うから、小説や映画を見といたって感じでしたが…

なのに、8月13日に見ちゃったのです。この世に舞い降りたロミオを。もう…心臓が止まるんじゃないかと思うくらい、衝撃的でした。月の明かりが微かに照らされたバルコニーの下に、黒いマントで身を隠して登場するロミオ。バルコニーに立ってるジュリエットを見ると、マントを脱ぎ捨て踊り始めます。薄暗い舞台で、マントが外れると現れる真っ白な衣装のロミオは、恋の天使と言っても過言ではない聖なる雰囲気を放ちます。(もう、私のハートはズッキュン。)
 ロミオを踊られたのは、ウラジーミル・シクリャローフ(VLADIMIR SHKLYAROV)

この日から、私のロミジュリへの愛に火がついてしまいました。まずは、ロミジュリを読み直そうと思いました!

上の本は娘が2年生だった時に買ってましたが、ダイジェストというか、簡単にされている本なので、もっと詳しい話を読んでみたいと思い、こちらの本を新たに購入しました。

この本は会話形式で、人の話をそれぞれ合わせることで全体像が浮かぶようになっています。私は韓国人で大学卒業までは韓国に住んでいたので、日本語の読み書きはそこまで流暢ではありません。しかし、娘からこの本を読み聞かせて欲しいと言われ…辿々しい日本語で何とか完読。

読み終わると、うーん、この話は本当に「恋」を物語っているのか、疑問に思えてきましたね。この物語のテーマは、「恋」と言うよりは……うーん。ここは、まだ言葉化できてないので、また今度にします。

あ、でも、みんなのキャラクターはよりはっきりとわかってきました。

ロミオは、恋の大きいせっかちな人なんですね。全然格好良くないじゃん!
ジュリエットは、口のうるさいおませちゃん。ジュリエットの毒舌っぷりにはびっくりです。そして、マーキューシオ!めっちゃ良い人!結婚するなら、マーキューシオさんが一番かもw

本を読んだ後に見るバレエは、また違う感じです。



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