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すみだ水族館に行って来ました

すみだ水族館に行って来ました!

 4月はすみだ水族館に行ってきました。すみだ水族館は閉館時間が20:00までと少し遅くまでやっているため午後から行くことにしました。閉館時間を気にせずにゆっくり楽しめるのもポイントが高いです。

すみだ水族館とは

 10周年を迎えたすみだ水族館は「近づくと、もっと好きになる。」をコンセプトにいきものとの距離、スタッフとの距離、一緒に来た誰かとの距離。水族館に来る前よりも、こころの距離が近づいたと思ってもらえる空間づくりをめざしています。他の水族館とはとょっと違った自由に気ままにいろいろな過ごし方ができる、公園みたいな水族館です。

クラゲエリア

 入り口を進むと圧倒されるのが2020年7月にリニューアルしたクラゲエリア。
 長い触手が自慢のパシフィックシーネットルや天の川のようなビックシャーレで展示をしているミズクラゲの水槽があります。特にミズクラゲはライトを使い様々な色に染まっていくのも幻想的。真っ正面から見るクラゲも良いですが、上から見下ろすクラゲも新鮮でした。

花魁の着物の様な触手が優雅でステキなパシフィックシーネットル
いつまでも見てられるミズクラゲ
グラデーションにも注目

 そして約40種700匹のクラゲは全てすみだ水族館生まれなのも驚きです。興味がわいたら、是非5階のラボにいる飼育スタッフに質問してみてください。距離がもっと近づくかも。

クラゲの赤ちゃんがたくさん!
ラボでは一匹一匹を大切に飼育していました

小笠原大水槽

 小笠原の海をテーマにした大水槽。正面にはベンチもたくさんあって、連勤疲れが残っていた私は座りながら、どこまでも続く青い空間についつい見とれてしまいました。東京都の墨田区で約1,000km離れた小笠原の海の世界が見れるなんてなんだか少し不思議な気分です。エイやシロワニを上から見上げるのも海に潜ったような感覚がしてい良いですね。

ベストポジションでパシャリ
ときどき活発に動き始めるエイたち
存在感しかないシロワニ

 また、2012年からアオウミガメの赤ちゃんを預かって育て小笠原の海へ返す活動を続けています。毎年、秋にやってくる赤ちゃんは水槽の中ですくすく育ち、1年後にはふるさとの小笠原へスタッフさんが送り届けているみたいです。ウミガメの1年間の成長を見守るために定期的に訪れるのもオススメです。

元気に育ってね!

チンアナゴ水槽

 小笠原大水槽の後ろには360度全方向で鑑賞できるサンゴ礁の水槽やチンアナゴ水槽があります。日々の魚たちの暮しが全方向で見られるのは、なんだか『どうぶつの森』の部屋の中や『ファインディング・ニモ』の世界をそのまま切り取ったようでした。
 正直、チンアナゴはあんまり興味がなかったのですが、この機会にじっくり観察。よく見てみると色や柄、伸び加減なのど個々によって様々。チンアナゴ、ニシキアナゴ、ホワイトスポッテッドガーデンの3種類の仲間たちを展示しています。穏やかそうに見えて、意外にご近所トラブルが多く、もしかしたら口を大きく開けて威嚇し合っている姿が見られるかも。魚たちの世界も人間と同様複雑なんですね……。

よく見るとかわいい?

元気溌剌オットセイと愛らしいペンギン

 ちょうどご飯の時間だったのか、ミナミアメリカオットセイの水槽を見下ろしていると、エサをもらいながら飼育スタッフさんの合図で華麗にジャンプをきめる姿が、そして、3頭のオットセイがスタッフさんの誘導のもと廊下を歩く姿が見られました。私も周りの人たちも別にフェンスとかがあるわけではないのに距離を取っているとスタッフさんが「もっと近づいて大丈夫ですよ~」と言ってくれて、大興奮で距離を縮めていきました。こんなに近くでオットセイを見たのははじめてかもしれません。ショーとはまた違った感動がありました。

楽しそうにジャンプ!
大興奮で撮ってたらピントが少しズレました……
瞳とボディがキレイ

 国内最大級の屋内開放プール型水槽にはペンギンたちが暮らしています。ペンギン愛あふれるすみだ水族館では、6階からは上からペンギンたちの様子を見下ろすことも可能ですし、5階の水槽からは横からもそして下からもどんな方向からでも泳ぐ姿やくつろぐ姿を見ることができます。どの水槽でもそうでしたが、狭い空間を活かしていきものたちを魅せる工夫がされていると思いました。
 カメラを向けるとまぐれかもしれませんが「撮ってー!」とカメラ目線を向けるコや水のなかを飛ぶ姿は迫力がありました。

誰よりも撮られ方がわかってる
すごいスピードで向かってきました

金魚展示ゾーン 江戸リウム

 日本最大級の金魚展示ゾーンの江戸リウム。東京の下町、墨田区ならではの味が出てる空間です。ここではさまざまな色や大きさの金魚を見ることができます。金魚と聞くと夏祭りにお馴染みではありますが、なんと約20種類の金魚たちに出会うことができます。こんなに種類がいるのかと驚きです。いつかすみだ品種を見ることがかも?
 数ある金魚の中でも特に目を引くのが金魚柄のモデルになっているリュウキンです。優雅な尾びれやふっくらなお腹が可愛らしくもあり、妖艶でもあります。

浴衣みたいで涼しげ
ちっちゃい金魚は上から撮ると映えます

水族館メシ

 なが~い!チンアナゴパンを頂きました。ホンモノとほとんど同じサイズの全長約40センチのパンになります。チンアナゴもそんなに長いのかと驚きですが、持って、買った時よりも食べた時がその長さを実感しました。甘い砂糖と爽やかなオレンジピューレが相性抜群です。一人で食べてもよし、みんなでシェアしてもよしです。
 ちなみに私は食べきれなくて、翌朝の朝食用に家に持って帰ったところ、私よりも早起きなペットの犬に食べれてました……。人間の食べ物はあげないようにしているので管理を気を付けようと反省する事件でした……。

カメラに入りきらなくて苦戦しました

今回行った水族館は
施設名:すみだ水族館
住所:〒131-0045
          東京都墨田区押上1丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
開館時間:10:00~20:00(季節によって変動あり)
入館料:2300円(一般)

参考資料
『水族館めぐり』 G.B.出版社
『#水族館に行こう 』 JTBパブリッシング出版社

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