葛西臨海水族園に行ってきました
葛西臨海水族園に行ってきました!
3月は葛西臨海水族園に行ってきました。
ずっと休園が続いていた葛西臨海水族園、開園再開情報を確認していると3月22日に再開園するとのことで、その週に有給申請をして向かいました。
葛西臨海水族園とは?
葛西臨海水族園は上野公園動物園開園100周年を記念して計画され、1989年にオープンしました。「海と人間との交流の場」を目指しています。
見どころはクロマグロが泳いでいる「アクアシアター」や熱帯のサンゴ礁から極地の海や深海まで世界中から集められた生き物たちに出会える「世界の海」、小笠原から伊豆七島、東京湾の外湾部から内湾部までさまざまな環境を展示している「東京の海」などがあります。「海」を集中的に展示しているので、海好きにはたまらないのではないでしょうか。
写真で見たときも綺麗だなっと思っていましたが、近くでみると特徴的なガラスドームのSF感がすごいです。そして入る前からマグロ推しがすごい。マグロのオブジェ、マグロの背比べ……大量のマグロを飼育している
たげのことはあります。
アクアシアター
ドーナッツ型の大型水槽には2,200トンの水槽で游泳するマグロが。今日のめだまです。
水槽に近づくと黄色いテープが貼ってあって驚きました。毎回こうなのかと思って調べてみると工事のために貼っているそうです。黄色いテープじゃなくともいいとは思うんですが……。
テープの隙間からマグロを見ていると、本当に止まることなく泳ぎ続けています。いきなり早くなることはあっても基本的には一定のピードで、上を泳いでいるもの、下にいるもの、大きな口を開けているもの、いろいろなお泳ぎ方をしていました。お寿司の切り身しか普段は見ることしかないので生きているマグロを見れるのは改めて貴重だと思います。
葛西臨海公園はイルカやアシカのショーはありませんが、生態等を解説するスポットトークを見ることができます。実際に魚の泳ぐ姿を見てトレーナーさんが解説をしてくれます。水槽の中には約50匹のクロマグロが飼育されていて、いちばん大きなマグロで160cmあるのだとか。そこも驚きですが自然界のマグロは3mもあるマグロも報告されているみたいです。お寿司何貫分なんだろうと考えてしまいました。
マグロが休まず泳ぎ続ける理由はエサが少ない環境で暮らしているため、常にエサを求めて泳ぎ続けているかららしいです。マグロの形には泳ぎ疲れない工夫がされていて、ラグビーボールのような形をしていることで、水の抵抗を減らしているとのことでした。あの大きなラグビーボールがあそこまで飛ばすことができるのは風の抵抗が少ないからなんだと改めて納得。スポットトークと言うだけのことはあって、対象を観察しながら解説を聞けるため飽きることなく、どんどんマグロに興味が湧いきました。
まるで生きてる岩のオニダルマオコゼ
オニダルマオコゼの水槽へ向かうと、どこもかしかしこも岩だらけ。いったいオコゼはどこにいるのだろう?と目を凝らしてみると、目の前の岩だと思ってたのがオニダルマオコゼでした。想像の数百倍擬態のクオリティが高いです。
ダルマのようなへの字口が愛嬌たっぷりですが尾びれには強い毒を持っています。まさに甘辛MIXの生き物です。
お尻がかわいいウミガラス
甲高い鳴き声がする方へ恐る恐る向かうと、そこにはウミガラスがいました。水族館でウミガラスを見たのは初めてかもしれません。
黒い背中に白いお腹。特徴はペンギンにも似ていますが、ペンギンにはない魅力を持っています。つぶらな目の回りを囲む白いラインもおしゃれですが、お尻がなんともかわいい!どこを見ているんだって感じですが、皆さんも機会があればぜひ見てみて下さい。きっと気持ちがわかります。
海の中のお花畑フォールス プラム アネモネ
一際鮮やかに魅了するのはフォールス プラム アネモネ。魔法の呪文のように長い名前に魔法をかけたかの様に水槽を彩っています。
南アフリカの真っ青な海にこの艶やかなイソギンチャクが一面にいると想像するだけでもうっとりしてしまいます。
水族館メシ
今回は「まぐろカツカレー」を頂きました。お肉のカツよりもあっさりとしていて食べやすいです。スポットトークでマグロの数が減っていると聞いたので少し気が引けましたが、あまりの美味しさにすぐに完食してしまいました。ごちそうさまです。
今回行った水族館は
施設名:葛西臨海水族園
住所:〒134-8587
東京都江戸川区臨海町6丁目2−3
開館時間:9:30~17:00(季節によって変動あり)
入館料:700円(一般)
参考資料
『水族館めぐり』 G.B.出版社
『#水族館に行こう 』 JTBパブリッシング出版社
葛西臨海水族園公式サイト
https://www.tokyo-zoo.net/sp/kasai/
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