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また馬鹿な僕らで会おうぜ

はじめに

私が私でいることを許してくれるような、こんがらがった心を解いてくれるような、大事な友人たちがいる。
もう一度、いや一度じゃ足りないや、何度だって再会したい。
そんな彼/彼女らを思い浮かべながら組んだプレイリストの話です。

1. GOOD LUCK MY FRIEND / a flood of circle

手遅れだと気付いたら 始まりだってお前は言った

走り出すきっかけをくれた、
背中を押してくれた君へ。

a flood of circleの2023年5月時点最新アルバム
「花降る空に不滅の歌を」
たくさんの本音と愛に満ちたアルバムだと思う。
その中でもこの曲は、大切なきっかけをくれた友人への愛の歌だなって。
曲の始まりの「GOOD LUCK MY FRIEND」の掛け声が、走り出す合図みたいだから、1曲目にチョイス。

2. 素晴らしい世界 / SUPER BEAVER

素晴らしい世界だと笑うにはさ
独りでは意味がない
わかってるかい
あなたがいなきゃ 意味ない

思い浮かぶ人たち全員、毎日会えるような距離にはいなくて。
それでも何とか楽しい人生にしてる。
つい離れているから、まるでひとりで生きていけるような気がしてしまうことがある。
でも少しも、そうじゃなかった、
君が必要だった、君のおかげで笑えていた。
ふとしたときに「次に会えたら君とこの話をしたい」そんなのばっかりだ。

SUPER BEAVERは本当にストレートな言葉をくれる。存在を肯定してくれる曲だと思う。大切な人が苦しい時にはこの曲を勧めたい。
「27」はSUPER BEAVERで一番好きなアルバムです。

3. オリエント / go!go!vanillas

急がなくちゃ 闇が辺りを覆う前に 君を連れていく

僕を駆り立てる街で、ここにはいない君を想う。

あまり友人とかそういったものを思い浮かべる曲ではないかもだけど、
僕を駆り立てる街があるように、
僕を守ってくれた優しい街が、
あの友人が住んでいる街があったな と思って選曲。
go!go!vanillasの比較的初期な曲は安心するというか、戻りたくなる大切な場所を思い浮かべる曲が多い気がしてる。

4. SPECIALS / BIGMAMA

頼りない相棒に見えて
実は陰でスーパーヒーロー

サンキュー相棒!
君もどこかで全力で走ってる。それがいつだって、私を奮い立たせる。

いたずらっこみたいに一緒にいれば何でも面白くて、
お互いを信じていてそれでいてライバルで、ってすごく良い関係のことをう歌ってるな~。大好きな曲。
BIGMAMA、もっと開拓したい。

5. リバース・デイ / Halo at 四畳半

離れた思いの軌道上で
巡った時間の答えあわせをしよう

聴いてる音楽とか、趣味とか、一緒じゃないけど。
お互いの大切を話すことで、1人じゃ知り得なかった世界を知れる。
また会えた時には、お互いの世界や人生のことを照らし合わせようよ。

Halo at 四畳半、大好き。
御伽噺のような夢の中のような世界感で、1曲1曲が物語を読んでいるような。
自分の人生も物語なのだろうと、聴いてると思う。続きを書くのも、ハッピーエンドにするのも、もちろん自分で。
中盤でひとつめのクライマックス的に入れたいと思って、そして優しい音が並んでバラード調な曲への繋ぎの意味もあっての5曲め。

6. ともだちのうた / THE KEBABS

元気でいてくれ 元気で

また会える日まで、どうか元気でいてね。

THE KEBABS の曲はかわいかったり、一見おふざけ?って思う曲も多いけど、蓋を開けてみるとめっちゃ良いこと言ってる、、が多くていい意味で予想を裏切られまくり。

7. 君が大人になってしまう前に / UNISON SQUARE GARDEN

君が悩んで迷いながら選び出したこと
十分知ってるんだよ

知ってる人がいてくれるという事実が、どんなに心強いか。

変化へのきっかけは?そう問われたとき「本音と建前」があって、基本的にいつも「建前」で躱すからいつの間にかそちらが本当だったような気さえしてくるけど、
すべてを話した友人が知ってくれていて、話すと原点に立ち返るような気分になれる。
UNISON SQUARE GARDENのバラードは本当に本当に優しいな。

8. つもる話 / LUCCI

君はいつだって
僕より僕のこと信じてくれてるから
全て投げ出してしまいそうな時も
踏みとどまれたんだ

君と話すと私の中の大切なものに気付けた。
いつだって君が私を信じてくれたから、
君の言葉が私を守ってくれたから、
まだ、負けるかって、何度も、思えた。

音楽を通して出会った友人が勧めてくれた曲とバンド。
LUCCI 「君に見たほころび」の最後の曲。
懐かしい青春や、一緒にいるなら何でも面白かった、大好きだったあの時間が思い浮かぶ優しい歌だなぁ、と思う。

9. まだ世界は君のもの / a flood of circle

まだ世界は君のものだ
忘れちまったのか?

少し先で待ってくれてる、
それを信じるだけでいくらでもパワーが湧いてくる。

a flood of circleの15周年をお祝いするアルバム
「GIFT ROCKS」
にてUNISON SQUARE GARDENのベーシスト田淵智也さんが贈った曲。
お互いに尊敬しあうアーティストたちの関係性からも、
大切な友人がいるって幸せなことだな、と感じさせてくれる大好きな曲。

10. 音楽のすゝめ / 日食なつこ

濁流のような渦の中
押し流されそうな記憶を
腕1本で 指1本で
保ち続けるお前に幸あれ

全部を覚えているだけなんてできない、でもどれも忘れたくない。
でも次会えるまで大切に大切に保つから、
どうか、また。
また、馬鹿な僕らで、会おうぜ。

2023年入ってから完全に虜になった曲。
日食なつこさん。好きです。
友人のことだけでなく、ライブや音楽のことすべてが詰まった曲だなと。
上記の歌詞がいちばんこのプレイリストには合うけど、

七つ、どんな歌にも終わりがあると知ること
八つ、泣いてもいいからちゃんと次に行くこと
九つ、音楽これ人の心

この歌詞もグッとくる。どんな歌にも終わりがあるように、どんなライブにも終わりがあって、どんなプレイリストにも終わりがあって、大切な友人と過ごす時間にだって終わりがある。終わりがあるからこそ、美しくて、大切にしたいと思うのです。

曲の雰囲気としても、流れとしても、このプレイリストはぜったいこの曲で終えたかった。というところで順番は真っ先に決まった。

おわりに

限りなく自己満足だけど、
でもひとりじゃない、思い浮かべる人がいるようなプレイリスト。
このプレイリストを聴きながら、私は再会を繰り返していたい。
何度だって。

手書きは大文字小文字やら漢字やら誤字が出がちだけど
でもそれも味があって好きです

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