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【海外ディズニー旅行記】 Part3:黄大仙→尖沙咀→香港市内を周る(香港編 Day1)

ラッパーソングライター:SHEART/奇道ぱーぷるです。
ディズニーnote、30日目となりました。

30日目ですって。西向く侍なら一ヶ月ですよ奥さん。

さて、本日は昨日の続き、【海外ディズニー旅行記】をお送りします。
…が、今回は「本当にディズニーnote?」ってくらいディズニー色が薄い内容になりました。


旅行記Part1では、「私が初海外ディズニーに香港を選んだ理由」を述べました。
その中でもいくつかディズニー以外の理由を挙げましたが、元々香港という国に対して魅力を感じていました。

故に、「香港ディズニーにインする前に、まず市内を周りたい!」という気持ちも非常に強く興味もあったため、渡航初日は香港を思いっきり楽しむ日にしました。

というわけで今回は、私が2018年1月末に初めて渡航した時の香港旅行記を、一年半越しに書き連ねたいと思います。


成田第三ターミナルから22:00発、2:30香港着

今はなきバニラエアを利用した初の渡航は、深夜便というには少し早い22:00成田発。
その為到着も2:30香港着という下手したらただ夜更かししてればこれくらいの時間になるよねくらいの時間。

そんな時間だった為に寝るに寝付けず、初一人海外で初空港仮眠という暴挙に出ました。
とはいえ、香港国際空港は世界的に観ても比較的安全な空港。
なんとかベンチを探し、スーツケースを括り付けて仮眠を取りました。

当然ながらあまり寝付けなかったものの、5:30を過ぎると徐々に人が増えてきたため行動開始。
まずは香港版Suica:オクトパスカード(八達通)を購入しチャージ。
早朝6:00になるとレストラン:何供記が開き始めたので即入店。

香港初のご飯はワンタン麺…のつもりが、注文をミスってワンタンオンリーになりました。流石に足らないのでお粥を追加。


香港一のパワースポット:黄大仙

初めて人様の地に足を踏み入れるワケですから、ご挨拶をしなければ。
というわけで空港エクスプレスで青衣まで乗り継ぎ、さらにMTRを乗り継ぎ香港一のパワースポット、黄大仙へ。

ほぼ始発レベルの早朝だったため人はまばらでしたが、駅直結ショッピングスポットで香港ソウルフードの一つ:エッグタルトをゲット。

重いスーツケースを引きずりながら屋台を見ていると、老夫婦が私の荷物を指さして何やら訴えてきます。
てっきり英語が通じるもんだと思い、英語で話しかけても通じず…しかしどうやら、「荷物重いだろうからここに置いて行っていいよ!」と言っている様子。

なんていい人たちだ!香港最高!!

感謝の意を伝え、一旦荷物を置いて境内を周りました。
ちなみに、英語が通じるのは若い人だけのようです。

日本にも参拝の作法があるように、香港にも独自の作法があります。
周りの方を見習って土下座のようなポーズをとったり、めんこのようなおみくじをしたり一通りの参拝を行いました。

その後は建造物に圧倒されながら、庭園を一周。

さらに、160もの占い師が軒を連ねる東華三院にも訪問。

ここでは、境内で引いたおみくじの結果を占い師の方が詳しく鑑定してくれて、その鑑定料としておみくじ代も含めてお支払いする、というシステムになっています。(おみくじを引くことそのものは無料でした)

日本でも有名な占い師の方が在籍していらっしゃるのですが、早朝すぎたため訪問した時間にはご不在で…。
その旨を清掃員?の方にお伝えしたところ

「君日本人?日本語喋れる占い師なら他にもいるから紹介してやるよ!
 (その占い師の方に)ねぇ!開いてるよね?!ちょっと視てやってよ!」

と強制連行。いや、有り難いんです。有り難いんですけど、あの先生に視てもらいたかったなぁ…とは言えず、そのまま鑑定を受け、見事に中吉を頂きました。

先程の優しい老夫婦の屋台に戻り、「お礼に何か買いたい!」と伝えたところ、身振り手振りで「ここのはボッタクリだから買わないほうがいいよ!」と教えてくれました。素直。


尖沙咀でランデブー

黄大仙を出てまずは油麻地へ向かい、初日の宿:カーサデラックスホテルにプリチェックイン。
まだ午前中だっただったこともありアーリーチェックインは出来なかったため、荷物だけ預けて尖沙咀へGo。

尖沙咀では、まずは重慶大厦で香港ドルに両替。
悪評高い建物ですが、自衛さえしていれば大したことはなく、比較的良いレートで両替できました。

その後向かった先は、数多くのガイドブックで紹介されている足つぼマッサージ店:Rendezvous(足藝舎)。
日本では考えられない安さで足つぼと身体全体のマッサージを受けました。

ちなみに、足つぼもなかなかの痛さでしたが、背中から脚にかけての施術は死ぬかと思ったくらいの激痛。
それだけ身体が疲れていたということですが、思わず店員さんも苦笑するレベルでした。


利苑で香港食の洗礼を受ける

施術後はMTRに乗り香港市内へ。

まず一番の目的であった国際金融中心(International Finance Centre)の展望台へ向かいましたが…土曜日ということもありギリギリでラインカット。
致し方なくモール内を散策します。

小腹が…どころか非常にお腹が空いたところで、日本から予約していた利苑(Lei Garden)へ向かい腹ごしらえ。

事前リサーチで気になっていたきゅうりのにんにくあえ軟骨揚げ、好物の豆苗炒め海鮮チャーハンを注文。
その結果…

頼み過ぎました。

こちらのお店の量は、ほとんどものが1.5〜2人前。
それを知らずに日本の感覚でオーダーしてしまったのでした。
致し方なく、お腹がはち切れるほど食べたうえに限界を迎え、少し残してしまいました…。

しかし、なんと幸先がいい事に

茶柱が立ってました。
リアル茶柱、初めて見たかも知れない…。


いよいよ香港市内散策、ビクトリアピークまで徒歩で征く

このはちきれんばかりのお腹をなんとかしようと、IFCを出て市内を散策。
こちらもパワースポットとして有名な中国銀行をはじめ、圧倒的なスケールの建物に感動しながら、ビクトリアピーク行トラムの駅を目指します。

Google Mapを頼りにして駅に着いたはいいものの、そこにはディズニーランドもビックリな大行列が。待ち時間は2時間以上とのこと。

アトラクションなら120分程度余裕ですが、たかが交通機関にそんな時間はかけれない…と思った私は、ビクトリアピークまで徒歩で向かう事を決めました。

香港動植物公園を抜け…

信じられない傾斜の急勾配を歩き…(40度くらいの傾斜が延々と続きます)

ようやく中腹…真冬なのに汗ばんでます

鬱蒼とした森の中を進み…

なかなか高い所まで来た!と思ったらまだまだあり…

気温10度前後の中、ヒートテックで約1時間、40度近い急勾配を歩き続ける修行の道を経て…

ようやく着いた!ビクトリアピーク!!


まずは山頂にあるショッピングモールにザーッと目を通し、ビクトリアピークに移動。

記念のTシャツが好みだったので店員さんに煽てられるがままに購入し、無料で入れる範囲の夜景スポットに。

すると…

めっちゃ綺麗やん。

流石、これが100万ドルの夜景。
残念ながら多少曇っていましたが、そもそも香港は多湿で晴れ渡ることの方がレア。

無料エリアでも多少曇ってても十分綺麗な画が撮れました。

思わず自撮り。


流石に帰りも同じ道を往くのは辛すぎたので、並んででもトラムに乗車。
一回くらい乗りたいですしね。

これはトラムの中から、スマホを垂直に立てて撮った写真ですが…


この急勾配を歩いていたんだと思うと、自らを讃えたくなります。


夜の香港は夜景がアツい

トラムの駅に戻った後は、またまた徒歩で今度はスターフェリー乗り場へ向かいます。
道すがら撮った写真もこの映え様。

特にこの時期は新年快楽、新年の幕開け後&旧正月が近い事もあって、普段より一層華やかさが増します。

スターフェリーに乗っているとちょうど20時、世界三大がっかりの一つとも言われる?シンフォニー・オブ・ライツが始まりました。
残念ながら音は全て尖沙咀側のフェリー乗り場周辺で流れるため、フェリー内ではほとんど聞こえませんでした…。

尖沙咀に着いた後はバスに乗り、先程チェックインした油麻地に戻ります。
バスの中から見える風景は、シンプル1500円シリーズ:THE 香港ってな感じで

ひたすらにテンションが上がりました。

途中「これ、こんな山奥来たけど大丈夫か?」と心配になるルートをたどったバスでしたが、Google Mapで現在地を照らし合わせながら油麻地の最寄りのバス停へ到着。

夕飯の軽食を調達しながら、女人街とその周辺を散策します。

お正月の仲見世通りレベルの混在の中屋台を物色。
めぼしい物はありませんでしたが、「これ大丈夫なの?(パチモン的な意味で」っていう面白いものは沢山ありました。

比較的大きな通りでは、路上ライブも開催されていました。
年配の男女がデュエットをしていたり、女性シンガーが荻野目洋子の『ダンシング・ヒーロー』を歌う中打つヲタ芸集団が居たりして、日本と遜色ない面白さを感じました。

あそうそう、先程のIFC周辺でも路上シンガーが『レイニーブルー』等のカバーを広東語で歌っていたりしました。


一通り物色が済んだらホテルへ戻ります。
先述の通り、初日の宿泊先は看板が綺麗なカーサデラックスホテル。


だけどおうちがせまいの。


これが全てです。お値段1万円。

上の写真右側にあるテレビの角が、下の写真左側に見えます。
これにより概ねのサイズ感が感じ取れるかと思います。

なお、香港のお手頃ホテルの場合、シャワールームとトイレが一緒になっていることが多くあります。
これは部屋が一緒というだけでなく、床も一緒であるケースがほとんどです。

つまり、シャワーを浴びた際の排水口が、トイレの真下にあったりするわけです。
うまく水量を調節しないと、廊下に水が溢れ出ることも…。
これは仕様なので、使用者の使い方次第でなんとかなる部分です。

というわけでてんこ盛りな初日。
非常に小さいお部屋で荷物をまとめ、明日以降の準備に取り掛かりました。


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魅力あふれる香港

初日からフル稼働、旅行だからこそのパワーで丸一日過ごしました。
パワースポットと足つぼマッサージのお陰か、確かに疲れはしたものの疲労困憊で翌日起きれず…なんてことはありませんでした。

何より、初めての渡航にもかかわらず、もう既にとても魅力的な街であることが感じられました。
何がそんなに魅力的なのか…その感じ方は人それぞれですが、私は香港の癖の強さが好きです。

食べ物の味付け、空港から街中までどこにでも漂う匂い、人柄、思考。

一括りにしてしまうのは乱暴ですが、確かにどれも癖が強く、正直反りが合わない方もいらっしゃると思います。
ただ、その癖の強さを受け入れて接し方がわかった時、私は香港の虜になりました。

現在香港ではデモが続いており、コンパクトな国の主要都市以外でもいたる所でデモが行われています。
今このタイミングで渡航するのは流石に危険ですが、落ち着いた頃に香港の街を歩けば。

もしかしたら、あなたにとっても新しい発見があるかも知れません。


今回も超長文、お読み頂きありがとうございます。

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Peace!


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