黒絵しーな

「異世界の国のありす」のお話を描いている絵描き屋さんです。よろしくお願いします(ӦvӦ。)

第2話「ウサミミ族ぴょんちゃん」

「異世界…なるほど…それなら理由はつきますね」
「そうそう!ウサミミ族なんて、私の世界にはいないもん!」

ここは異世界。ファンタジーな世界に私は来たんだ、きっと!
どうやって、そしてなぜここに来たのかは分からないけど…

「でも、もしそうなら、ありすさんはどうやったら帰れるのか…」
「そうだ…!異世界トリップということは…」
「え?ということは?」

私はババっと手を天にかざし…
「目覚めよ、私

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第1話 もしかして、異世界?

「もしもーし。お嬢さーん」
「おいおい…この子、生きてるのか?」
「うん、息はしているよ」
「野党にでも襲われたのでしょうか…?」
「それにしては服は綺麗だねぇ」
「でも荷物の類は持っておられないみたいですね」

(んん…?誰かが喋ってる…?)

「気付け薬あったっけな〜」
「全然使ってなかったから、カバンのどこかにあるはずなんだけど」
「よし、これだこれだ〜。さーてこれに火をつけて、と………」

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プロローグ

うだるような暑さの中、私は自分の家にいた。

手が震える
足が震える

暑いどころか、全身が凍ってしまったかのようだった。
生ぬるい液体が頬を伝って流れていく

手が震える
足が震える

鉄の匂いが辺りを包んでいた。
カタカタと虚しく音をたてる扇風機。

震える手

ああ…
だんだんと薄れる意識…

私は…

ワタシハ……

(第1話へ続く)

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