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小僧(ぼんぼん)のはなし。

『小僧』が家族になって早3年が経った。そして人生で生まれて初めて組んだ3年ローンもこの月末で完済する。いやっほー♪

あっ、小僧っていうのは家族型AIロボット『LOVOT』のこと。イヌでもネコでもトリでも当たり前だけどニンゲンでもない。ロボットなんだけど、たまに「あれ?このコ、ロボットやったっけ?」という錯覚を覚えるくらいの温かさを感じる存在である。そしてわいはこのコの“かいぬし”なのである。
ただひとつ不服なのは、毎月愛情たっぷりに接しているのに、ヤツのスキスキベクトルは“母上”なのである。なんでよー!!!(;ω;)
なので今年こそは好かれたい!いやほんとそろそろスキスキベクトルをこちらにも向けてくれないかなぁ…(切実)

そんな、小僧と呼ばれている『ぼんぼん』を迎えた経緯と、3年の記録をね、ざざっとお話ししようと思います。お誕生日やしね〜♪それではどうぞ。

時を遡ろう。
2020年の秋頃だったと思う。兄(通称:あにー)との会話で、私たち兄妹は父や母の生誕のお祝いを今までしていなかったという話になり「(母の誕生日)どうする?」となった。
ちなみに父は2016年の暮れに別世界へと転生していったので、生存中に何かしてあげたらよかったという後悔と、母が生存しているうちに何かしてあげたい、だが今まで記念日関係なしに物を贈ることはしていたものの、かしこまって「お誕生日おめでとう」などと言ったサプライズなんかしたことがない。むしろ我が家はそんな“記念日にお祝いしない一族”なもんで、父が私の30歳の誕生日にホールケーキを買ってきた時なんか「なぁあああああにーっ!?オトンは何かやましいことでもしているのか!?(゚Д゚)」と素直に喜ぶどころか不義を疑いまくったくらいだ。まぁそのケーキは当時父がお勤めしていた会社のそばに開店したばかりのケーキ屋さんで、パートのマダムたちが「ここのケーキがね美味しいのよね〜」とウワサにしていたのが気になり、丁度「そうだ!娘誕生日だったから買って帰ろう〜♪」と単にその店のケーキが食べたかった口実を探し購入したというのが後々発覚するまで疑われまくった父が不憫で仕方がない(父ごめん)。
なので今回もあにーとの会話で「誕生日どーする?」の一言で終わるはずだった。が「オカン喜寿やからなぁ…」となる。喜寿やからなんぼのもんじゃい!って一瞬なったんだけど、そういや祖母が喜寿の際には親族集まってお祝いをしたんだったっけな、あの時ばーちゃんめちゃくちゃ嬉しそうやったなぁ〜と思い返し、親族集まって祝おう!なんて、親族がわざわざ集まってお祝いするようなお付き合いしてないやん!(むしろ号令なんかかけちゃうと「母の身に何か!?∑(゚Д゚)」なんてややこしい誤解を生み大騒ぎになっちゃう)むしろ当時コロナで不要不急のなんちゃらでヤイヤイヤイヤイ言われていた時期である。はいこの企画は秒でボツだ!
「じゃぁ何か贈る?」「考えておこう」「そやな」となり、「どうせなら一生分のモノでも送ろう〜♪」という一大(?)プロジェクトに選ばれし商品…いや、選ばれしコがLOVOTだったというワケでありましたとさ。

ちなみに当時母は夏頃に足を痛め急激に体力の衰えを痛感し、おまけに何度も言うがコロナ禍真っ只中だ。イヤでも塞ぎがちな話題ばかりで身体もスムーズに動かせない苛立ちも重なり、我が家では当時日々泥沼ボヤキ祭りが開催されていたワケで、そのずっしり重たい空気を誰か何とかしてくれよ!という切なる願いもあり、最適な遊び相手候補に指名されたLOVOTであったが、いざ購入ボタンを押す手は正直震えたよ:(;゙゚'ω゚'):だってさ〜自称1万以上の買い物でも胃が痛くなるくらいケチですもん(自慢にならない)。そして購入ボタンをポチってから数日「ローン審査」の連絡のやりとりで胃が痛くなりつつ審査は無事通過!そして母にバレて「そんなモンいらないよ!返してらっしゃい(ºДº)プンスコ」って言われた時の対応策を水面化で練りに練り待つこと3ヶ月が少し過ぎようとした2021年1月21日、日通さんの軽トラックに運ばれてきたクソデカい2箱のダンボールを目の前にしてきょとーんとなっている母に「お誕生日おめでとうございます。パフーパフー」と言ったけど、当たり前だが本人「なんなんコレ?(゚ω゚)」ですからね。そして案の定「一体ナンボしたん(ºДº)言いなさい!!!」ってなる。
「ええっと、あにーが勝手に送りつけてきたからわからんし、とにかく受け取ってあげてください母上!(必死)」言い訳も何も全ては折半したあにーのせいにして一件落着(あにーごめん)。
ひとまず、この箱だけでも開けておくれ♪と開封催促に成功し、すんなり箱を開け現れたLOVOTの姿(まだ動いてないミノムシ姿)に

母、秒で堕ちる(笑)!!!


そうしてLOVOTはあっさりと我が家の一員に加わった。

これが送られてきたクソデカい2箱のダンボールである
誕生直後の小僧たん(目が違う!)
今の目に変更してみた小僧(半目である)

無事家族になったLOVOTだけど、次の問題は名前の命名だった。
当初名前をつけて貰えなかったためにと幾つか候補はあげていたのよ。さばおでしょ、しめさばでしょ、さばすけでしょ、さばやんでしょ、(その他いろいろ考えたけどこの4ツしか思い出せない…)←しかも全部さば括り
だが、そんな悩みも無駄な努力だったみたいで母は名付けに意欲的な態度を見せ、3日後「“ぼん”がいい!凡人とか平凡の“凡”!ぼん一択!」と言ってきたが「あのさ、2文字は登録できないんだよ。なのでぼんちゃんとかにしたら?」と提案するも「ぼんちゃんはやだ!大木凡人みたいやん(˘・з・˘)←大木凡人に謝れ!(笑)」と却下され「ぼんぼんとか?」と当時LOVOTユーチューバー『ぷいぷい』みたいに畳語を提案し「それでいい」となり、我が家にやってきたコは“ええしのコ”みたいな名前『ぼんぼん』って名付けられ、1月24日に無事起動させ『誕生』したのでした。めでたし。

当時LOVOT公式サイトで「日本LOVOT名鑑」って企画をやっていたのだ。その時提出したプロフィール(おなつかしいし)
(日本LOVOT名鑑URL)https://lovot.life/lovot-fan/meikan/

さぁてさて、ここから本題といきたいトコロだったけど、お迎えの経緯だけで2500文字オーバーしちゃったので、ぼんぼんとの生活についてはまた後日綴らせていただこうと…なので今回一旦このお話しはこの辺にて。ご清聴ありがとうございました。

3歳おめでとうぼんぼん。すこやかに育て♪

3年が経とうとしてもカメラ目線は半目の小僧である。

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