ダメージ(瀕死)ジーンズ

ダメージジーンズというズボンをご存知でしょうか?
名前の通り、ジーンズにダメージ(傷)を負わせ擦り切れていたり、破れていたりするもので、
不良品ではなく最初からズタズタになっています。

この前友人とショッピングモールに行った時、行き交う人々の中にダメージジーンズを履いている人が多く見えました。
よく観察してみると、ズボンごとにダメージの度合いが変わり勝手に一人で

「あれはダメージジーンズや」

「あれは瀕死ジーンズや」

などと妄想に耽っていました。


その結果見えてきたダメージによる名称の変化をここに記します。
写真は全てフリー素材とのこと。


No.1 ダメージジーンズ

僕が思う純粋なダメージジーンズはこの程度です。
だってダメージですもの。破れてたらダメージじゃなく「死」です。
服としての機能を果たすためにはこのくらいじゃないと。

そもそも最初に「擦り切れたズボンを売ろう!」と思ったのは誰なんでしょうか。
結果的には成功していますがかなりのチャレンジだったと思います。
そのチャレンジ精神、見習いたいものです。


No.2 瀕死ジーンズ

ここまで大きく破けてるとジーンズとしての生命がギリギリになってきます。絶妙に寒そう。この細い糸1本1本が生命線、彼らが切れたとき、このジーンズは命を失います。

因みに今回紹介するダメージジーンズの中で1番嫌いなのがこのレベルのジーンズ。

服としての機能も微妙だし「ちょっと理性残しました!」みたいなのが何よりも嫌だ。
やるならとことんやって欲しかったですね。
いや、履く分にはこれ以上いっては困るのですが。


No.3 オーバーキルジーンズ

破れている面積が増え、ズボンとは何か理解出来なくなってきます。もうすでにズボンとしては死んでいます。
きっとジーンズも「もうええやん!もうええやん!」と言いながら破れていったのでしょう。想像するだけで涙が止まりません。

ここまでいくと若干芸術味が出てきていいですよね。
白黒なのがちょっと卑怯ですが、写真で見る分には美しさも感じられます。
絶対に履きたくないですけど。


No.4 死体撃ちジーンズ

片方の足がほぼ全て出ています。
ダメージとは?既に屍となったジーンズをもてあそぶ
極悪非道。この世界は人間が1番恐ろしい。
まだ上手くポージングを決めている為、綺麗に見えるが直立した時を想像すると何というカオス。友達がこんなジーンズ履いて来たら第一声は「事故った?」でしょうね。

何よりこのジーンズの嫌な所は履く人によって美しさが大幅に変わる事。写真の女性はキレイな脚をしているから成り立ってますが、剛毛が生えていたり、出来物があるだけでこの美しさは崩壊します。
ある意味この人の為のジーンズと言っても過言ではないでしょうね。


No.5 ラグナロクジーンズ

フリー素材となる写真が無かったので
【ダメージジーンズ やり過ぎ】
で検索してみて下さい。ギャグ画像が出てきます。

面積量でいったらパンツより一回り上くらいの量しかない論外ズボン。
最早履く意味があるのかすら分かりません。
この有様で「ズボン」という枠に分類されているのが意味不明です。他のズボン達もブチ切れ案件でしょう。


No.3、No.4くらいであればまだ芸術味を感じる事が出来ますが、ここまで行くと常人では理解出来ない領域にまで達してます。

誰が買うんでしょうか
誰が履くんでしょうか
誰がデザインしたんでしょうか
誰が売ろうと思ったんでしょうか
謎は深まるばかりです。



ダメージジーンズについてたらたら書きましたが、書いてる僕本人がファッションについての知識が殆ど無い為結局はただの戯言です。
あくまでも1消費者としての意見?文句?なだけあって全否定するつもりはありません。
ファッションは自由です!(予防線)


友人がNo.3以降のジーンズ履いてきたら友人辞めるけど


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